歌舞伎俳優・片岡仁左衛門71歳、色気を失わない人間国宝の原点とは

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12月6日(日)23時放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、この秋、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された歌舞伎俳優・十五代目 片岡仁左衛門(71歳)の原点に迫る。

「声良し、顔良し、姿良し」と三拍子揃い、すらりと背が高く、色気のある二枚目として多くの女性ファンを虜にする仁左衛門は、歌舞伎界を代表する俳優のひとりだ。20代の頃から多数のテレビや映画にも出演し、テレビと歌舞伎の並行活動を成功させた先駆者としても知られている。

番組では、仁左衛門が、9月から12月までの3ヶ月間、東京・歌舞伎座と京都・南座で3つの演目を作り上げる過程に密着。徹底的に細部にこだわり、役の気持ちになりきることで迫真の演技を見せる仁左衛門だが、時に長台詞の暗記に苦しみ、時に後進への指導に情熱をぶつけ、時に孫・千之助との共演に胸を踊らせるという一面も持ち併せている。「一生修行とか簡単に言うけれど、生易しいことじゃないよ」と笑う仁左衛門。常に背筋を伸ばし、70歳を過ぎても男の色気を失わない人間国宝の“原点”とは。

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