『マツコの知らない世界』意外と気軽に楽しめる「豪華客船」まとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00~)。27日は、密かなブームとなりつつある「豪華客船の旅」に注目。これまでに300回以上乗船したことがあるというクルーズライター・上田寿美子さんが、日本発着をいち早く始めた外国船「ダイヤモンド・プリンセス」での旅を紹介しながら、意外と知られていない裏事情を解説した。

■豪華客船の楽しみ方
18歳で豪華客船デビューをして以来、40年以上も乗り続けているという上田さん。19歳の時に乗船した「クイーン・エリザベスⅡ」の旅では、サムライ姿で出場した仮装大会で優勝した経験があるという。そんな上田さんが、今回は「ダイヤモンド・プリンセス」の施設を案内。吹き抜けのロビーをはじめ、定員700人の劇場、大浴場、スポーツジム、屋外プールなど、船内は現実を忘れさせてくれるような別世界を演出している。客室は80万円台のグランドスイートから海側18万円台の窓なしの部屋まで、予算に合わせて選択できる。いずれも9泊10日の値段で食事代も含まれているため、レストランのメニューは全て食べ放題(アルコール類は別料金)。

豪華客船の旅というと、何を着ていけばいいのか不安を覚える人も多いと思うが、服装は変にかしこまることなく普通の格好でOKだそう。夜に行われるイベントでフォーマルな服が必要になったとしても、結婚式に出席するようなスタイルであれば問題なし。上田さんも「気軽に乗って楽しんでください」と語っていた。夕食後、部屋に戻ると“船内新聞”なるものが配られていて、翌日の船内イベントの予定がひと目で分かるサービスも心憎い。退屈する暇がないくらい面白企画が満載で、上田さんがリポートする船旅のVTRを見たマツコは「乗りたくなってきたわ。結構チョロかったです私(笑)」と、大いに心惹かれた様子。以下、番組に登場した他の豪華客船についてまとめた。

■1泊1万円台から7泊200万円まで!外国の客船
「クイーン・エリザベス」
豪華客船の女王と呼ばれるイギリス船。2016年には日本にも来航する。「タイタニックの中みたいね」とマツコが絶賛する船内は、伝統と格式を重んじる気品あふれる夢のような空間。舞踏会も数多く開かれるという。

「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」
1泊1万円台で乗れる超未来型エンターテインメント船。サーフィン、ロック・クライミング、スカイダイビング体験など、海の上にいることを忘れてしまいそうになるくらいエンタメ施設が充実している。大海原を見渡せるクレーン状の展望カプセルは360度ガラス張り。今まで見たことがない景色に出合えるかも? 夜は、ロボットのバーテンダーがカクテルを作るバイオニック・バーがおすすめ。

「クリスタル・セレニティ」
一生に一度は乗りたい世界有数のラグジュアリー船。ベニスからスタートするこの旅の値段は7泊8日で約200万円。ゴージャスながらも落ち着いた雰囲気があり、セレブな気分が味わえる。ちょっと高い値段の部屋限定で、専属のバトラー(執事)が身の回りの世話を担当。食事は、現地の市場で仕入れた魚が食べられる創作和食や寿司、イタリアンなどすべてが乗船代の中に含まれているため食べ放題。アルコール類も無料だ。

■今すぐ予約できる日本の客船
「飛鳥Ⅱ」
客室の50%がバルコニー付き。眺望ラウンジから見る景色は一見の価値あり。昨年の“大相撲クルーズ”では白鵬関、稀勢の里関ら人気力士がゲストで乗船。力士たちによる決まり手の実演やちゃんこタイムなどの企画が好評を博し「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」の優秀賞に選ばれた。

「にっぽん丸」
小型の客船。家庭的で落ち着いた雰囲気の船内は日本人の好みにぴったり。上品な旅館に来たような気分が味わえる“和”を大切にしたスタイルが魅力的だ。

「ぱしふぃっくびいなす」
本社が大阪にある会社ということもあり、関西系のノリの良さが売り!? 気さくで親しみが持てる空間は、船旅初心者にうってつけ。名物船長の由良和久さんは「踊る船長」と呼ばれていて、時間があると乗客と一緒にダンスを踊ることもあるらしい。


この回は他に、日本で初めてナッツの専門書を出版したJewelsさんが紹介する「ナッツの世界」を取り上げた。