柳ゆり菜、山下智久を誘惑する小悪魔を熱演

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山下智久主演の連続ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系列、毎週金曜22:00)の第4話(5月1日包装)にゲスト出演するグラビアアイドル・柳ゆり菜が、26日同局にて取材に応じた。

同ドラマは、ダニエル・キイスの同名小説を、作家・野島伸司が現代の日本を舞台に現代的な解釈を付け足して映像化した作品。山下は、幼児並みの知恵しかなかったため、知能を向上させる手術を受ける青年・白鳥咲人を演じている。柳が演じるのは、咲人を気に入り誘惑する女性・絵里奈。手術を受けるもなかなか変化が見られない咲人のターニングポイントとなる重要な場面に登場する。

柳は「絵里奈は、男心がわかる小悪魔的な女の子。これまで咲人が生きていた世界にはいなかったタイプのキャラクターです。第4話では、絵里奈によって咲人が刺激を受け、変化していく様子が描かれるのですが、こんなに重要な場面を任せていただけたことに大きな意味を感じています」と目を輝かせた。

撮影前日には、スタッフに1時間も演技指導を受けたという柳。「普段の私は、悪女の部分は全くないんです。なので、周りにいる小悪魔っぽい子や本などに登場した子を想像しながら演じてみて、とアドバイスをいただきました。私の周りにそういう子がいるか? それは秘密ですが(笑)、皆さんが“ああ、こういう子いるよね”と思えるような役に仕上がっています」とニッコリ。また、「悪女や小悪魔になってみたい。私は男心もわからないし、どうしたら男性を落とせるのかもわからないので、絵里奈を演じて勉強させていただました!」と冗談めかして語った。

また、初共演となった山下について「初めてお会いしましたが、もうオーラがすごかったです。これが主役か、と(笑)。山下さんはカメラが回っていなくても“咲人”として現場にいらっしゃるんです。いつもテレビで見ている方が横にいるので緊張してしまったのですが、私も“絵里奈”として現場にいようと思うことができました」と刺激を受けたことを明かした。

もともと女優志望だった柳は、NHKの連続テレビ小説『マッサン』に出演してから女優としての仕事が増えたと語る。「今は充実していますが、お芝居の難しさに直面しているところ。自分に足りないものやこれからに対する戸惑いが大きいです」と不安を明かす中、「お芝居への探求心が高まっているので、他の方のお芝居を見たり、本を読んだりしながらいろいろなことを感じている最中。芝居経験が少ないから、という甘えは捨てています。柳ゆり菜としての芝居を追求し、自分の魅力を皆さんに届けていければ」とアピールしていた。