蒼井優、松坂桃李と運命的な再会『ゆとり』SPドラマで同級生役

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女優の蒼井優が、岡田将生松坂桃李柳楽優弥がゆとり世代を演じるスペシャルドラマ『ゆとりですかなにか 純米吟醸純情編』(日本テレビ系、前編7月2日22:30~、後編9日22:30~)に出演することが決定。松坂演じる山路一豊の中学校の同級生・笠木久美を演じることがわかった。

2016年4月クールに連続ドラマが放送され、ギャラクシー賞、東京ドラマアウォードほか2016年度のドラマ賞を多数受賞し、続編を待望されていた本作。1987年生まれの主人公・坂間正和(岡田)と、恋人の宮下茜(安藤サクラ)が紆余曲折を経て結婚式を迎え、祝福ムードの中、山路も道上まりぶ(柳楽優弥)もそれぞれの未来へ踏み出していった、あの日から一年後が舞台。脱サラした正和は兄とともに、亡き父が残した酒蔵を切り盛りしていけるのか? 切なくもドーテイ卒業とはならなかった山路に、いよいよ春は来るのか? 11浪目にして悲願の大学合格を果たした、元おっぱいパブの客引き・まりぶは今どうしているのか? 坂間家に嫁入りした茜が、旦那の正和に隠しているある秘密とは……。

そんな中、あることがきっかけで地元の福島県郡山に帰郷した山路は、立ち寄ったホームセンターで久美と運命的な再会を果たす。いったんはその場で別れるものの、夜に久美がママとして働くスナック「ビーマイベイビー」を訪ねて、2人は急接近。女性経験ゼロの山路の、新たな恋の行方に注目が集まりそうだ。

そんな久美を演じる蒼井は「このドラマが好きで、ずっと見ていたので、参加させていただくことが決まった時、とても嬉しかったです」と喜びを明かし、「『ゆとりですがなにか』ファンとしても、たまらないスペシャルドラマになっていると思います! ぜひ、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

脚本を務める宮藤官九郎は「正和、山路、まりぶ、茜、そして山岸。連ドラで構築された空気感を再現する“なつかしい”だけの続編にはしたくない。“ゆとり”という言葉で括られ、いつしか芽生えた仲間意識みたいなものを一瞬にして破壊する、そんな強烈なキャラクターを登場させたい。監督の水田伸生さんも同じように考えていたのだと思います」と語り、「山路が初恋の女性と再会するエピソードを提案すると、すぐに蒼井さんの名前が挙がりました。出てくれたら最高ですねと答え“幸薄い系”地元の同級生、久美ちゃんの一言一句を蒼井さんに変換しながら、楽しく書かせていただきました」と蒼井のオファーの経緯を振り返る。

そして、「完成したドラマを一足先に見たのですが、本当に素晴らしかったです。関わったら面倒なことになるのが分かっていても、こんなにチャーミングで魅力的だったら、山路も話聞いちゃうよなあというサジ加減。そして“ゆとり”の面々とは明らかに違う時間が流れていることを、台詞ではなく表情や佇まいで語ってくださいました。蒼井さん、いつもありがとうございます!」と称賛を送った。

このほか、正和が酒蔵取り壊しの計画を受けて再就職先を探すため登録した、人材派遣会社の営業・富田役を天真爛漫な表情で活躍する清野菜名が演じる。また、実家に戻った山路を迎える両親を鈴木正幸と梅沢昌代。地元郡山の同級生たちを、実際に福島県出身・在住の若手役者陣が演じることも発表された。

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