劇場版『名探偵コナン』3年連続でシリーズ最高興収更新の偉業

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4月18日(土)公開の劇場版シリーズ19作目となる『名探偵コナン 業火の向日葵』が、5月24日(日)までの37日間で331万9050人を動員し、興行収入41億4838万9300円を記録。2014年公開の前作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の41億1000万円を超え、シリーズ歴代最高興収記録を更新した。

本作は、劇場版コナンシリーズとしては初のアート・ミステリーとなっており、ゴッホの歴史的名画「ひまわり」に導かれ邂逅する江戸川コナンと怪盗キッドのバトルが見どころ。また、ポルノグラフィティによる主題歌「オー!リバル」は、映画との相性の良さがファンの間で話題に。公開直前には、田辺誠一画伯が書き下ろした映画メインビジュアルが掲出され、独特な存在感で劇場に華を添えた。

コナンとキッドという永遠のライバルを描き、「視点を変えて観る度に新しい発見がある」と繰り返し劇場に足を運ぶファンが絶えなかった今作。公開37日で前作が記録した歴代最高興収を上回り、シリーズアニメ作品としては異例の“3年連続史上最高記録更新”という偉業を達成した。

累計興収も500億円を突破し、来年には記念すべき20作目を迎える劇場版『名探偵コナン』シリーズ。「業火の向日葵」の本編ラストには、“黒ずくめの組織”の登場を匂わせる次回作の予告映像も流れるなど、今後の展開から目が離せない。

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