2月11日の『ブラタモリ』（NHK総合、毎週土曜19:30）は、先週に引き続き、日本を代表する温泉の町・大分県の別府市を散策する。日本一の温泉を目当てに、年間800万もの人がやってくる大分県の別府。鉄輪（かんなわ）温泉や明礬（みょうばん）温泉など、「別府八湯」という8つのエリアがあり、いたるところから温泉が湧いている。湧き出るお湯の量と、泉質の豊富さは何と日本一だ。

しかし、そもそも別府は江戸時代まで、近くの湯治客が集まってくる小さな温泉地にすぎなかった。それがいったいどうして、現在のような巨大温泉都市になったのか？　湯の町をブラブラ歩きながら、別府が一大観光地になった秘密をひも解いていく。

海岸線でタモリが発見した細長い石垣。実はこれ、明治のはじめ観光地・別府が飛躍するきっかけの痕跡だった!?　当時の写真に残った不思議な温泉の風景にタモリがガクゼンとする一幕も……。また、温泉の蒸気を利用した料理「地獄蒸し」をタモリは初体験する。

今や海外からの観光客もやって来る人気の温泉地・別府をさらに発展させるための意外な戦略にも迫る。