棚橋弘至選手「インテリな部分が出てしまいました」報道番組に初出演!

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新日本プロレスの棚橋弘至選手とブシロード木谷高明会長が、5月28日(日)放送の『津田大介日本にプラス』マンスリースペシャル(CSテレ朝チャンネル2、10:00)に出演。同番組は、“ソーシャル・メディアのカリスマ”津田大介がメインキャスターを務めるテレビ朝日制作の報道番組だ。今回は、“プロレス女子”も急増、画期的改革を断行し、大復活した新日本プロレスの立役者である2人に、大復活の秘密について、「リング上と経営改革」という2つの視点から迫る。

カリスマ、アントニオ猪木が設立し、ちびっ子のヒーローとなった初代タイガーマスクなど、1980年代にテレビのゴールデンタイムで視聴率20%を超え、圧倒的人気を誇ったものの、2000年代に主力選手の相次ぐ退団や総合格闘技ブームなどで“冬の時代”を迎えた新日本プロレス。それが今、29歳のIWGPヘビー級王者、プロレス界にカネの雨を降らせる男・オカダ・カズチカ、制御不能のIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也、新日本プロレスを冬の時代から支え続けたエース・棚橋選手……といった人気レスラーが集結し、“プロレス女子”と呼ばれる女性ファン、家族連れ客などが急増、売上高もどん底だった時期から3倍増(32・4億円)にまでV字回復した。その理由はなにか?

番組では、新日本プロレスの春の後楽園ホール大会、両国国技館大会の激闘を取材。そこで、プロレスを観に来る女性客、家族連れにインタビュー。さらに、会社に勤める25歳の“プロレス女子”に密着取材。2年前からプロレスを観に来るようになった理由、新日本プロレスや選手の魅力を聞く。また、5年前にオーナーとなった木谷社長が仕掛けたSNSなどを駆使した宣伝戦略に注目。そこから、見えてきた、女性がプロレスにハマる理由とは……。

この報道番組ならではの綿密な取材により、今のプロレスの楽しみ方が見え、興味を持ってはいるが、観戦の仕方などが分からず、なかなか踏み込めなかったプロレス初心者にとっても嬉しい、いわば観戦ガイドとして楽しむことも出来る。

もう一つの見どころは、新日本プロレスの創設から現在までの45年間を、テレビ朝日が秘蔵する、数々の歴史的な名試合を通じて紹介するVTR。アントニオ猪木の異種格闘技戦、タイガーマスクの四2次元殺法、藤波×長州の抗争、伝説の田園コロシアム、闘魂三銃士の死闘、新日本対Uインター全面戦争、棚橋弘至デビュー戦とIWGP初戴冠での涙、オカダ・カズチカ対棚橋弘至戦など、名試合・名場面が満載! また、そのため、真壁刀義選手などの数々の当事者にもインタビュー。スタジオでは、報道番組初出演ながら、新日本プロレス復活に向けた、レスラーとしての取り組み、エースとしての思いをスマートに語る棚橋選手にも注目だ。

■出演した感想について

[木谷社長]
詳しくプロレスを扱っていただいて本当にありがたいと思っています。これで、より大勢の人にプロレスを知って頂き、映像見たり会場に来ていただいたりすれば、幸せだなと思います。
[棚橋選手]
これでまた有名になってしまいますね。(笑)僕は、日本は有名になれば解決できることがいくつもあると思っているんで。これからも有名になります!

■学生時代にマスコミを志望でスポーツ記者を志望していたという棚橋選手、報道番組は初出演ということですが?

[棚橋選手]
僕はどっちかっていうとおバカで、ただ楽しければいいというレスラー像だったんですけども、ちょっと、インテリな部分が出てしまいましたね。(笑)
あまり、いちレスラーが新日本プロレス復活に関して、経営面などは語らず、ただ楽しんで頂ければと思っていたのですが、番組ではこれまでの思いを込めて語らせて頂きました。プロレスファンの方には、興味を持って聞いて頂けると思います。
そっち(インテリな部分)の引き出しも実はまだいっぱいあるんで、また是非、よろしくお願いします。次はスーツですかね。

■収録を終えての感想

[津田キャスター]
棚橋選手さんが有名になれるお手伝いが出来たんで凄い良かったなと。(笑) また、お二方に語って頂いたことによって、視聴者の方が、これがきっかけでプロレスファンになる、また、観戦に行くなど、プロレスに入る間口を広げることが出来たと思います。僕も、小学校の頃は一番のプロレスブームで、毎週テレビつければプロレスやっていました。それを見ていた世代ですが、その後しばらく見なくなり、大学になってから、また結構見始めたんですね。それからプロレスを会場に見に行くようになって。僕はヘビーなファンではないですが、やっぱり結構好きで見ていました。

今回、改めて後楽園ホールでまた見て、あぁ、日本のプロレスもここまでこんなに楽しいエンターテイメントになっていたんだなということを感じましたし、エンターテイメントビジネスとして世界にも発信できる強さがあるものだなって分かったので、もうちょっと個人的にも、また会場にも足を運びたいと思います。

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