剛力彩芽、小日向文世に手料理 「未来の旦那さんの前にゲット」と称賛される

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7月22日よりスタートする新ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)の制作発表が、19日に同局の収録スタジオにて行われ、主演の剛力彩芽をはじめ、高橋一生、小日向文世らが出席した。

本作は、剛力演じる女性シェフ・一木くるみが“総理官邸”に乗り込み、その腕1本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく、エンターテインメント性たっぷりの料理ドラマ。

1ヶ月前から調理練習をしているという剛力は、調理シーンについて「(腕前は)まだまだ。最初はうまくできるか緊張していましたが、今は良い香りと食事が楽しみになっています。焼いた瞬間の音や包丁の音を聞くと、どんどんお腹がすいてきます」と手応えをコメント。「くるみは料理人としても素晴らしいですが、何よりも作ることや食べることが大好き。その思いを軸に料理に向き合っていければ」と力を込めた。また、実家住まいだという剛力は、仕事で遅くに帰ると、母がヘルシーな夜食を作ってくれているという。「私の生活バランスを考えて作ってくれるのは嬉しいし、私もそういう風に、相手を思いながら料理を作れるようになりたいです」と胸を弾ませた。

官邸料理人の一人・清沢晴樹を演じる高橋は、普段から自炊をするほど料理好きだという。「撮影では、フレンチのキモであるソース作りを中心にやっています。なので、今までの経験値が活かせていなくて……」と少し残念そうな様子。しかし「包丁の握り方が我流だったようで。今回正しい使い方を教えていただいたので、料理がさらに楽しくなっています」と目を輝かせた。

さらに、内閣総理大臣・阿藤一郎役を演じる小日向は、「恐れ多いですが、数多くいる俳優の中で自分が総理役をさせていただけるのは光栄です」と恐縮。「説得力が必要になってくるので、安倍晋三総理が官邸を歩く映像などをニュースで見ながら、ご気分を想像しています」と役作りについて語った。また、「安倍総理は同い年なのに髪の毛量が違う。鳥越俊太郎さんも76歳であの量はすごい」と、頭を抑えながらしみじみコメント。しかし、「見た目ではなく内面で、総理大臣としての重みを表現したい」と誓っていた。

制作発表の後半には、剛力が小日向のために、実際にチキンプレートを調理。多数のカメラを前に、「緊張する……」と呟きながら見事な手さばきで作り上げた。剛力の料理を前にした小日向は、「愛情がこもっていますね。剛力さんの未来の旦那さんの前に、手料理をゲット!」と、顔を綻ばせながら頬張っていた。この日は、剛力らのほか、滝藤賢一、新川結愛、内藤理沙、松尾幸実、三宅弘城が出席した。