亀田大毅、“反則戦”後は人間サンドバッグ状態に!? 『しくじり』で滂沱の涙

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元プロボクサーの亀田大毅が、3月14日(月)3時間SPで放送される『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列、19:00~21:48)に出演。反則行為によって国民から批判殺到した“内藤大助との一戦”後の悲劇について、テレビで初めて詳細を口にすることがわかった。

この番組は、過去に“しくじった”ことのある有名人が先生として教壇に立ち、同じ失敗をしてしまう人を増やさないよう授業を行う反面教師バラエティー。今回は、“亀田三兄弟”の次男の大毅が初登場し、“調子に乗って国民から嫌われちゃった先生”として、“夢に挑戦するあなたが調子に乗りすぎて世間から嫌われないための授業”を行う。

プロボクシング元WBA世界フライ級、元IBF世界スーパーフライ級王者という輝かしい経歴を持つ大毅は、2006年にデビュー。しかし、その約1年後の18歳の時、当時の世界チャンピオン最年少記録をかけて挑んだ内藤との一戦で相手を抱えて投げ飛ばすなどの反則を連発し、メディアからも「見苦しい反則」「ゴキブリ以下」「聖域が汚される」など大きく批判され、これをきっかけに亀田三兄弟はヒーローからヒールに転落することとなった。そんな当時を振り返り、大毅は「調子に乗りすぎて善悪の見境がなくなっていたから」と自己分析する。

三段階で行われる今回の授業。まず、第一章では、亀田三兄弟がヒーローからヒールに転落するまでを辿る。“三兄弟を世界チャンピオンにする”という夢を持つ父の下、11歳からボクシングをはじめた大毅は、父が考案したユニークな修業に明け暮れる日々を送るも、実は読書や絵を描くのが好きな男子で、ボクシングに天賦の才を持つ兄・興毅と弟・和毅に挟まれ、自分はとんでもない落ちこぼれだったと暴露しつつ、「はっきり言ってボクシングが大キライだった! やめたくて仕方がなかった!!」と当時の苦悩を打ち明ける。

しかし、兄・興毅の活躍もあり、兄弟への注目は高まるばかり。それもあって、大毅は、やけくそで開き直ってデビュー戦に臨むと、なんと“23秒OK”という鮮烈な勝利を飾る。これを受け、落ちこぼれだった自分も突然、周囲にベタボメされるようになり、その結果「ごっつ調子に乗ってもうた!」と当時を振り返りながら、一気に調子に乗ってやらかしたビッグマウス発言や超ド派手ファッションについて紹介していく。

続く第二章では、内藤との一戦についてテレビで初めて詳細に告白する。あの試合後、大毅は内藤選手に直接謝罪に出向いていたらしいが、世間からの大バッシングの中、その事実が世間に伝わることもなく、しかも、どんな言動も生意気に受け止められ、人間不信になっていったという。この騒動から逃れるため大阪へと移動し、親戚宅で潜伏生活を送っていた際の知られざる“しくじり”についても明かすという。

やがて、1年間のライセンス停止を経て復帰した大毅。練習に励み、ついに世界王座を獲得して“三兄弟世界チャンピオン”という念願も達成。しかし、その後、左目に網膜剥離が発症してしまい、自らの引き際を悟った際の心情を男泣きで吐露。引退を決めた自分に対し、父・史郎そして兄・興毅がかけてくれた言葉も紹介する。

最終章では、夢に向かって挑戦するすべての人々に向けて、自らの挫折から悟った人生の教訓を語りかける。紆余曲折の末、大毅がたどり着いた“真の強さ”とは!? 

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