11月15日放送の『わざわざ言うテレビ』（テレビ大阪、毎週火曜24:12～）は、悪質商法評論家の多田文明をゲストに迎え、詐欺について知っておかねばならない3つのことをレクチャーしてもらう。

同番組は、メッセンジャー黒田、ウーマンラッシュアワー村本、マギーのハッキリものを言う3人が、世間にあふれるわざわざ言わなくていいことに対してあえて「わざわざ言ってみる」ぶっちゃけトークバラエティ。芸能界の裏事情や自分が抱える不平不満、さらには視聴者から寄せられた「わざわざ言いたいこと」まで、さまざまなことに焦点を当てる。

これまで、100カ所以上のキャッチセールスなどの勧誘先へ潜入し、世の中にはびこる詐欺や悪徳商法にワザと引っかかって手口を暴いてきた多田。そんな多田がレクチャーする“詐欺について知っておかねばならないこと”の1つ目は「若者よ！　スマホに注意せよ！」。多田は「スマホは騙しをするのにいいツール」だと話し、実際に黒田が1日100件以上も届く「5000万円あげます」などの詐欺メールに困らされることを打ち明けると、「メールアドレスが漏れている可能性がある」と説明。また、悪徳業者はアルファベットをさまざまなパターンで組み合わせて詐欺メールを送りつけることもあるそうで「そこまで手間をかけてでも、儲かるからやる」という。村本は、スマホでHな画像を見ようとしたところ、架空請求の画面が表示されてしまった経験を打ち明ける。

続いて多田が警鐘を鳴らすのは「今、いちばん詐欺集団が狙っているのは大阪人だ！」。大阪人は振り込め詐欺に騙されないと言われているが、儲け話や人情をくすぐる内容だとコロリと騙される傾向があるのだとか。「とくに還付金詐欺に騙される大阪人は多い」と言い、大阪人がどんな被害に遭っているか、多田が街頭調査したVTRを紹介。すると、やはりお得感や儲け話に弱い大阪人の特徴が浮き彫りになる。

最後は「パソコンで簡単にクリックするな！」。番組スタッフが用意したダミーの詐欺サイトでその手口を紹介する。村本が動画を見ようとクリックすると、架空請求画面が表示され、警告音が鳴り響くうえに画面の操作ができなくなってしまうという仕様。音で驚かせてクリックを促すという詐欺サイトも横行しているという。村本は過去に「自分のニャンニャン動画」を発見したことがあるそうで……。

ほかにもLINEを悪用した最新の詐欺や、ワザと騙されて購入した「モテる香水」や「霊感商法のお守り」なども紹介する。