池上彰がミサイル迎撃までを完全解説!知られざる自衛隊の現実とは?

公開: 更新:

池上彰が、日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説する好評シリーズ『池上彰緊急スペシャル せまる北朝鮮の脅威! どう守る日本!? 知られざる自衛隊の現実』が、フジテレビ系列で8月4日(金)19時より放送される。

今年に入りミサイル実験を繰り返し「日本に対しての攻撃もあり得る」と挑発的発言を続けている北朝鮮。先月28日には、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」を発射。打ち上げ方によっては、射程距離が日本はおろかアメリカの東海岸を含む1万3千kmに達するという一部専門家の見方もあり注視されている。日本でも今年6月、政府が「弾道ミサイル落下時の行動」を伝えるCMを公開するなど緊張感が増している。

今回番組では、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射する事態が起こったら? その瞬間、何が起き、私たちはどう守られるのか? 今だからこそ知るべき、防衛の要“自衛隊”について池上が徹底解説していく。

まずは、陸・海・空それぞれの自衛隊の基地配備や装備の特色などの基礎知識を、池上ならではの目線でわかりやすく説明。自身が航空自衛隊の小松基地を訪れ、隊員たちの密着取材を敢行する。また、自衛隊誕生の歴史を振り返りながら、当時の入隊試験や訓練の様子を取材した貴重な映像も公開。そして「自衛隊は憲法と矛盾するのか?」というテーマについて、歴代首相の実際の発言から、その時代の憲法解釈の変化を解説。“軍隊を持てない”と学んできた日本の防衛力ランキングの高さには、スタジオからも驚きの声が上がる。

さらに、北朝鮮のミサイル発射から到達までの時間と言われている“10分00秒”。この10分間とはどんな時間で、この時間内に何ができるのか? 番組では緊迫の“10分00秒 完全シミュレーション”を実施。池上がミサイル迎撃までをリアルタイムに解説する。

池上は「完全シミュレーションからできることは限られていることがわかりました。まずは撃たせないようにすることが大事。そのために必要なのが外交努力であり、これが今、最も求められていることを伝えたかった」とコメント。また、日本を守る自衛隊と憲法改正について、「議論するためには、事実を知った上ですべきだと考えています。実は私たちは、自衛隊のことをあまり知らないのではないでしょうか。自衛隊発足の歴史的経緯、当時どう国民に伝えられたなど、貴重な映像も交えてご覧いただくことで、視聴者の皆さんに考える材料を提供できたのではと思います」と語っている。

PICK UP