水原希子「ピンク色の恋模様ではない」復讐劇で見せるパートナーの心境を告白

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草なぎ剛主演のドラマ『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜21:00~)の第6話が、2月14日に放送。草なぎ演じる一ノ瀬浩一の復讐が遂行されていく一方、ヒロインたちの浩一への想いも複雑に絡み合っていく。今回、浩一の詐欺師の相棒・ハルカを演じる水原希子が、役への思いを語った。

本作は、30年前に家族を殺され、犯人を見たと言っても嘘つき呼ばわりされ、事件も無理心中として片付けられてしまった少年・千葉陽一が、いつしか天才詐欺師・一ノ瀬浩一となって復讐を果たしていく物語。先週放送された第5話の視聴率は関西地区13.2%、関東地区11.5%など、8地区(関西、関東、名古屋、北部九州、札幌、仙台、広島、静岡)すべてで平気視聴率2桁を越え、8地区平均で13.8%と好調を維持している。

これまで浩一は、家族殺害犯の1人である医師の五十嵐をタイで偶然発見。日本に帰国し五十嵐に最初の復讐を果たすと、事件を指示していた黒幕、ニシナコーポレーション会長の二科興三(市村正親)の存在を知る。その後も、嘘の証言をした弁護士、幼い浩一に嘘の証言を強要した刑事、事件のきっかけとなった“OL殺人事件のもみ消し”を興三に依頼した代議士、OL殺人事件の主犯に復讐してきた。

一方で浩一は、興三に近づくため、二科家の長男・晃(安田顕)や長女・楓(山本美月)に接近。2人を信頼させ、晃を完全に味方につけ、楓を恋人にし、第5話のラストでは、恋人としてあいさつをするという名目で、興三や隆が待ち受ける二科家へ乗り込むことに成功する。第6話以降、そこで開かれた緊張の昼食会をきっかけに、浩一と二科家の対立が一層露わになっていく。

激動する物語の中、浩一を支えるハルカ(水原希子)や楓の三角関係もフィーチャーされていくことになる。浩一が楓に近づいていく姿を見て不安になるハルカ。彼女の浩一への恋心について水原は「タイに居るときも、きっと一緒に色んな事を乗り越えてきたり、お互いに弱みを見せてみたりしてきたのだと思う」と語り「だからハルカが浩一に寄せる想いはピンク色の恋模様ではなく、家族のようなもっと大きな気持ちだと思う」と解説。

一方で、「楓さんは悪い人ではないし、浩一も本気で楓を好きではないのを知ってはいるものの、とにかく色んな理由で浩一を失うのは怖いと思っていて苦しくて複雑」とその心境を分析。そんなハルカを演じるにあたり、焼きもちや自分から離れてほしくないという気持ちは「仲のいい親友を誰かに取られたくないという気持ちに近い」と語り、そこからハルカを演じ始めたいと思ったと明かした。

浩一の復讐とヒロインたちの複雑な恋模様。相反するように見える2つの要素はどのような結末を迎えるのか。これから先も目が離せない。

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