『嘘の戦争』初回の総合視聴率18.6%、タイムシフトで好調7.6%を記録

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1月10日に放送された、草なぎ剛主演のドラマ『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜21:00~)の初回2時間スペシャルの総合視聴率が18.6%だったことが発表された。

本作は、幼い頃に家族を殺され、犯人を見たと言っても嘘つき呼ばわりされ、事件も無理心中として片付けられてしまい、いつしか天才詐欺師となった一ノ瀬浩一(草なぎ)の復讐物語。第1話は、浩一が30年前の家族殺害犯の1人である医師の五十嵐(甲本雅裕)を発見し、最初の復讐を果たす姿が描かれ、リアルタイム視聴率は11.8%、タイムシフト視聴率で7.6%を記録した。

総合視聴率は、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画した番組を放送後7日以内に視聴)の合計から重複を差し引いた値。現代の多様化した視聴形態に合わせる形で新たな指標として取り入れられた。ビデオリサーチが23日に発表した2016年10月期のタイムシフト視聴率と比較すると、タイムシフト視聴率7.6%は8位に位置する数値となる。

そして、24日に放送される第3話では、刑事の三輪郁夫(六平直政)をターゲットに物語が展開。浩一の家族が意図的に殺された事を知っていながら殺人を隠ぺいし、9歳だった浩一に“事件は父親による心中だった”と嘘の証言を強要した人物だ。浩一は「あいつだけはこの手で直接、破滅させたい」と調査を進め、身辺を調べるうちに思わぬ人物だった事が明らかになる。そして浩一は、事件の黒幕、ニシナコーポレーション会長の二科興三(市村正親)の長男・晃(安田顕)を味方につけ、さらに長女・楓(山本美月)との仲も急接近。浩一の詐欺の相棒・ハルカ(水原希子)は、その様子に複雑な思いを抱いていく。

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