西内まりや“グイグイ系”山村隆太に「ずるい」「ハマってしまう」

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女優の西内まりやと人気バンドflumpoolの山村隆太が出演するドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系列、毎週月曜21:00~)が、1月23日より初回15分拡大でスタート。2人がドラマへの思いを明かした。

本作は、結婚したい女子・高梨あすか(西内)と、結婚したくない男子・名波竜(山村)の2人による最旬すれ違いラブストーリー。

月9初主演に挑む西内は「月9は小さい頃から特別感があって、ひとつの目標で遠い存在でした。やるからには自分にできる事をして、良い作品にしたい」と意気込み。演じるあすかについては「結婚したいと思った事はまだなかったので、感情移入するのが難しかった」と明かしつつ、「色々な結婚観があり、あすかのひたむきな思いは親近感が沸きました。自分自身の将来が見られる物語」とコメント。山村演じる名波に対しては「女の子を解っているというか、最後にフと心に刺さるような事を言って女心をくすぐってくる。すごくワザとらしい言葉でもスゥっと入ってくる不思議な魅力がある」と話した。

一方、普段はミュージシャンとして活躍する山村は本作がドラマデビュー。「言葉を伝えるというのは一緒だと思いますし、テンポ、スピード感、高く言うのか早く言うのか、強く言うのか。同じだと感じる事はたくさんある」と共通点を明かし、その上で「いつもは自分の歌を歌う事が仕事ですが、役者というのは自分の幅を超える事ができると思う」とコメント。月9のイメージを聞かれると「ドラマの武道館みたいな場所。緊張もしますが、演じ切りたい」と意気込んでいる。また、物語については「男女間の結婚に対する価値観の違いがラブコメとして表現されていて、刺さる言葉もたくさんあって、とても深い作品だと思った」と語り、西内演じるあすかとの関係については「結婚に盲目というのが今の世の中という感じがする。感情に走るのではなくて、結婚に走っていく、不器用さというか危うさ。だけどそれを男としては気にかけてしまう」と語った。

先日行われた制作発表会見では、山村の初収録が西内とのキスシーンだった事を告白。予告映像でもそのシーンと思われるカットが公開されており、あすかと名波のキャラクターが垣間見えるものとなっている。西内は「すっごく男性的でグイグイしていて“これはどうなの?”というのもあるですが、これに女性はハマってしまう。ずるいんです!」と語り、山村も「憧れますよね」と笑顔を見せていた。

最後に西内は「出会い方、気になる人がいる、結婚を考えるか考えないかを一緒に考えられると嬉しい」と語り、山村は「僕は結婚しているので肯定していますが、男性側が感じるプレッシャーも理解できます。それでも自分の親を見ていて結婚は良いものだと感じています。現代の男女間のすれ違いとか、結婚のここが良いよねと感じられるような一歩一歩をドラマの中で模索したい」とアピールした。

第1話は、銀行で働く仕事熱心なあすかが、5年付き合っていた彼氏にフラれるところからスタート。数日後、あすかは、同僚の桐山莉央(中村アン)、牧瀬桃子(岸井ゆきの)、小野広紀(森田甘路)と一緒に結婚式に出席。しかし、プールサイドで行われたブーケトスに参加した際に、誤ってプールに落ちてしまう。すると、披露宴の司会を担当していたNY帰りのアナウンサー“ナナリュー”こと名波竜が、とっさにそのハプニングを笑いに変える機転を見せる。ところがあすかは「幸せになりたい人の気持ちを笑うなんて!」と名波に怒る。後日、莉央たちは、あすかを励ますために飲みに誘い、その流れで小野のマンションを訪れる。酔いつぶれ、早朝目を覚ましたあすかは、寝ている小野を起こそうとした。だがその男性は小野ではなく名波だった……。

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