広瀬すずを母校に呼び寄せた男子生徒、山崎賢人の一言で“ヒーロー”に

公開: 更新:

映画『四月は君の嘘』(9月10日公開)の撮影地となった神奈川県立鎌倉高等学校で行われた御礼試写会に、広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈、中川大志がサプライズ登場。“ある嘘”をついてからの登場に、生徒たちは大歓声をあげた。

本作は、「月刊マガジン」(講談社)で連載された同名コミックスが原作。フジテレビの「ノイタミナ」枠でアニメ化もされ、男女が織りなす切ないラブストーリーは大きな話題となった。映画の撮影は各地で行われたが、作品の軸となる学校シーンは、海や江ノ島、晴れた日には富士山が望めるという、青春映画を描く絶好のロケーションが自慢のこの鎌倉高校で実施された。

今回の試写会は、撮影協力の感謝の思いを伝える新城毅彦監督のトークショー付き御礼試写会として告知。鎌倉高校在学の生徒たちが夏休みにも関わらず学校の体育館に集結すると、キャスト4人からの「当日は行けないけど……」という“ひとつの嘘”が入った感謝のビデオメッセージが上映され、その後、試写会へと続いた。

試写を終えると、告知通りに新城監督のトークショーがスタート。「この暑さ、しかも夏休み中にこんなに集まってもらえてとても嬉しいです。でもやっぱりみんなはすずちゃんや賢人くんにたち来てほしかったよね?」と煽りを入れ、司会も生徒の1人が広瀬に直接手紙で「うちの学校に来てほしい!」と直談判していたことを明らかにする。そして、その生徒を壇上に呼んで、思いのたけを話してもらっていたその時、体育館後方の扉からキャストの4人が登場。本人たちの「行けない」という言葉を聞いた直後の登場に、体育館は大絶叫と大歓声で包まれ、壇上の生徒もあまりの急展開に呆然自失。そして、キャスト一同が登壇し、広瀬が直談判をしてくれた生徒と熱い握手を交わすと、山崎は「彼はこの学校のヒーローだね!」とコメント。それに応じるように生徒一同が喝采をおくった。

広瀬は「皆さんこんにちは。撮影時はお世話になりました。嘘ついてごめんなさい(笑)呼ばれたので来ちゃいました!」と可愛く謝罪。鎌倉高等学校のキャッチコピー「青春偏差値日本一」にかけて、「もし自分が鎌倉高校の生徒だったら、どんな最高の青春シチュエーションを体験したいか?」という話題になると「しらす丼が食べたいので、朝釣ってお昼ご飯に食べたりとかも面白いですね(笑)」と言ってお茶目な一面を見せると、生徒から「転校してきてー!」と声があがり、「いいんですか? こんな熱量がすごい皆さんに囲まれての青春、楽しそうですね。映画も負けないくらいキラキラした青春映画なので、是非映画館に観に来てください」と映画をアピール。

山崎は「僕がこの学校の生徒だったら、海の水平線から波に乗って沖から登校を夢見ます! それくらいここは最高のロケーションだと思います」と語り、キャッチコピーについては、「自分が青春真っ只中にいる時にこれを考えることが出来るってことは素晴らしいこと」とコメント。「ロケーションだけじゃなくて、みんなの内面の青春も一緒に、その素晴らしい熱量を劇場に運んでください!」とメッセージをおくった。

そして石井は「撮影時は本当にお世話になりました。本日が夏休み最終日だとお聞きして、このイベントが皆さんにとっての夏休み最後の良い思い出になるといいなと思います」と話し、中川は「山崎くんと“この学校の生徒は、帰りにちょっと波乗っちゃう? なんて言って青春を謳歌してる!”と話していた」と語り、この学校に通っていたら「あの綺麗な坂道をスケボー登校したいですね」と語っていた。

PICK UP