斎藤工、篠原涼子のヒモ彼氏役で“ベッドシーン”を提案

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俳優の斎藤工が、フジテレビ系で本日15日より初回15拡大でスタートする連続ドラマ『オトナ女子』(毎週火曜22:00)に出演することが決定。主演の篠原涼子演じる主人公・中原亜紀の年下彼氏・山岡伸治を演じる。斉藤は「徹底して落ちていく人間になったほうがいいのかな? と思い、より“どうしようもない男”のエッセンスを現場で足していきました」と撮影の様子を語った。

斎藤が演じる伸治は、亜紀より6歳年下の34歳で、デビューを目指す売れないミュージシャン。亜紀の家に転がり込み、生活の面倒をみてもらうばかりか、ミュージシャンの命ともいうべきギターさえもちゃっかり買ってもらってしまう、いわゆる“ヒモ彼氏”。亜紀にはいつも優しく甘えて、憎めない役どころだ。第1話の中では、朝、会社にいこうとする亜紀を少し強引にベッドに誘おうとしたり、料理を作ろうとする亜紀のエプロンを後ろから結んであげたりしたかと思えば、逆に亜紀が、落ち込む伸治を優しく慰めるシーンもあるなど、ラブラブな二人の関係を見せている。

本作への出演について斉藤は「ゲストという意識ではなく、最初から同じ作品を作り上げていく、チームの一員という気持ちで参加させていただきました」とコメント。篠原との初共演については「僕だけでなく、周りの人みんなに自然に気を遣って、身内のように接してくださいました。主演だからとかではなく、自然にその雰囲気にいざなうことが出来る方だと思いました」と印象を語り、「篠原さん持ち前の明るさに、伸治という役としても、僕自身も甘えて、ゆだねている感じなので、そこにも注目してください」と見どころをアピールした。

演じる伸治の役どころについては「夢を諦めるタイミングを失っていて、現実と向き合っていない。目標に向かっている姿が、なぜか周りからは応援したいと思わせる特殊能力をもっている“ヒモ体質”の男です。けっこう辛辣(しんらつ)で、女性への発言もオブラートにつつまない憎まれ役ではありますが、世論を踏襲したような役」と紹介。「人には誰しも“自分はなるべく傷つきたくない”、“自分の身の振り方を一番に考える”という部分がある気がするので、人間の本質的なところを多少表現できたのではないか」と話した。さらに「篠原さんとの朝のベッドシーンなどを始め、いくつか提案をさせていただきました」と撮影舞台裏を明かした。

また、斉藤は、亜紀のペットのネコ“ちくわ”がお気に入りだと言い「実は、ちくわの目線が見ている方の目線に近いのではないでしょうか? ちくわが、物語に現実のフィルターをかけてくれて、客観的につっこんでいくことで、より見やすくなっていると思います。現場でもアイドル的存在ですし、芝居もすばらしいです」と絶賛した。

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