フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて10月8日（木）よりスタートするアニメ『すべてがFになるTHE PERFECT INSIDER』のイベント『すべてがFESになる』が9月30日、東京・台場のZepp Tokyoで開催された。

イベントは、シナリオアートのライブで幕を上げ、「スペイシー」、「アオイコドウ」、「ホワイトレインコートマン」、そしてエンディングテーマの「ナナヒツジ」を披露。アニメファンと両バンドのファンによって埋め尽くされた客席に向かい「ファンの交流会みたいなイベント。仲良くなっていってね！」と言って会場を盛り上げた。

続いて、メインキャラクターの犀川創平役の加瀬康之、西之園萌絵役の種崎敦美、真賀田四季役の木戸衣吹が登場。加瀬は「知的な会話劇なのですが、僕自身知的とは180度違うところにいるんです。それなのに本当に台詞量が凄いんです』と語ると、種崎も「犀川先生と比べたらそんなにですけど、長い台詞も多い」と賛同。木戸は「私、現役高校生なのですが、全然意味のわからない哲学的な言葉がたくさん。今は理解するのも大変ですが一生懸命頑張っています」とコメント。また、本作は、普通のアニメ制作とは違い、台詞の収録を行ってからそれにアニメーションをつけていくという手法を採用。種崎は「自然な流れで収録できるのでやりやすいです」と語り、加瀬も「自由にやらせてもらっています。僕らがやっているのに映像を作るのは難しいんじゃないのかな」と独特の制作の様子を伝えた。また、木戸はオープニングの映像について「人の動きは本当に人の動きを撮影して作っているので注目して欲しい」と、ロトスコープを導入していることを明かした。

そして、第1話と第2話の先行試写会を挟み、KANA-BOONが登場しライブがスタート。「タイムアウト」、「なんでもねだり」に続いてエンディングテーマの「talking」を披露、最後に「フルドライブ」で会場を盛り上げた。

ボーカルの谷口鮪は、「楽しんでくれて良かった。ありがとう。テレビの前でずっとじっと待ってて」と、番組のスタートをアピールした。