宮田悟志「サンサーラ」歌唱、生き様を歌に込めて…

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宮田悟志、強運の秘密は「覚悟すること」】

――宮田さんのお話を伺っていると「勝負強さ」みたいなものを感じますが、ご自身であると思いますか?

そうですか?(笑) う~ん……わりと決断するときって考えてなくて、自分のフィーリングを大事にしています。「やりたい」と思った瞬間に行動するようにしているので、悩むというよりかは「失敗しても次またやればいいや」みたいな感じです。なので、どちらかというと“勝負強さ”よりは、“覚悟すること”が大事かなと。決断が速い方が掴めるというか、スピード感って重要だなと思います。

――昨年は全国ツアーや、舞台にも挑戦されていましたが、今後は演技面でも活躍の場を広げていく予定ですか?

もともと演技に興味はありましたが、自分には難しいなと思っていました。そもそもグループの時はそういう機会がなかったのですが、ソロになってすぐMATSU(松本利夫)さんから声をかけていただき、これはやっぱり縁なのかなと。MATSUさんもEXILEのパフォーマーを引退されて個人で初めての脚本を書くという舞台(2016年8月舞台「かげろう」)だったので、「僕も同じ境遇だから」と言ってくださり心強かったです。チャレンジという意味で推していただいたんですけど、そのときに劇中歌「かげろう」を歌わせていただいたことによって、「表現が変わったね」って周りから言われるようになりました。自分でも表現の仕方が変わったのかな、と感じています。舞台を経験したことですごく言葉を大切に、より自分の中にこう咀嚼して世界観を伝えることがすごい楽しくなってきました。

――もともと、野球の強豪校にいらっしゃった事もあり、現在プロで活躍されている野球選手とも交流があるそうですね。

先日、新聞に「サンサーラ」を僕が歌うという記事が掲載されたのですが、その日に同級生で東京ヤクルトスワローズの雄平がデッドボールで骨折したというニュースが一面を飾っていたんです。「長期離脱!」という雄平の一面と、後ろの方で僕が主題歌を歌うという記事が載っていて……。雄平も、その新聞を見ていたらしくて「もっといいネタで一緒に掲載されたら良かったね」と、連絡が来ました。今季は調子が良かっただけに、とても残念です。

――同級生ならではの絆ですね。

33歳でプロ野球選手で活躍するということは、野球をやっていた人間からするとすごいことだと思うので、そういう姿から僕も刺激をうけます。以前、雄平が僕の曲を登場曲で使ってくれるというので観戦しに行ったのですが、その試合でホームランを打ったんです。あれは感動しました。そのホームランの1打席目が僕の歌だったので、2打席目も僕の歌が流れるのかなと思ったら、2打席目はMr.Childrenさんの曲でした(笑)。

――最後にチャレンジしたい事や目標をお願いします

思い出の場所「甲子園」でライブをする、というのは大きな夢ですが、ナレーションなど「声」で表現していくお仕事もこれから沢山やりたいです。ナレーションをやらせていただいた時に、自分の声で“作品”ができあがる喜びをすごく感じました。そして、やはりソロになってからは会場限定での音源しか出せていないので、オリジナルのアルバムを出したいですね。こちらも今制作をしていますので、楽しみにしていただけたらと思います。

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