大橋未歩アナ、所ジョージから教わった教訓を林克征アナに伝承

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――テレビを見ない方も多い現代で、その方たちを『チャージ730!』取り入れるために行っている取り組みはありますか?

林:僕も、よくネットでニュースを見てしまうのですが、やはり文字で情報を見るのと、テレビでアナウンサーが読んだ情報を聞くのでは全然違うと思います。それに加えて、チャージガールの表情や、全体の空気感はテレビを見ないとわからないと思うので、『チャージ730!』しか持っていない空気感を、実際にテレビを見て感じてほしいです。

大橋:ネットには、信憑性の高いものからそうでないものまでさまざまな情報が存在していて、また、自分が興味のあるものしか見ないという偏りも出てくると思います。しかし、ある程度バラエティに富んだニュースを網羅するという意味では、『チャージ730!』はバランスが取れていると思いますし、普段と違った視点を提供できると思います。私も見識を広めるべく勉強したり、声で聞いただけでニュースの内容をわかってもらえるように発声を怠らないようにしたりというような取り組みを行っています。

林:この番組の根本に、「経済」という裏テーマがある気がしています。楽しい話題でも、それはお財布事情にどう関係しているのか、あるいは国の収益に関わってくるのかなど、難しい話に発展することもあります。そういう時に、やわらかい視点から、テレビ東京ならではの経済的な視点に上手くつなげられたら良いなと考えながら質問をしたり、話を聞き出そうという努力はしています。

大橋:隣にマーケットニュースを担当している林さんがいると安心ですね。ちょっとお金が絡む話題になると、パッと会話に入ってくれるんです(笑)。

林:最近は、賃金が上がるとか、物価上昇に関して敏感になってますね。

大橋:(笑)

――番組の今後の展望と、目標を教えて下さい。

大橋:番組の展望としては、一つのテーマを深掘りするコーナーも増えていきそうです。自分自身のテーマとしては、番組が終わった後のランチタイムを充実させたいですね。この番組は、生放送で尺も少なく、会話に即座に反応しなければならず、“雑談力が重要”だと確信させられました。その反応もワンパターンではなくて、いろんなパターンで返さなければならないのですが、それが今は全く出来ていないので、ランチタイムにいろんな人とご飯に行って、雑談をすることが番組に活きてくるのではないかなと思います。

林:朝の激戦区なので、まだこの番組を知らない人も多いと思います。どうすれば番組を見てもらえるのか、どうやったら見やすくなるかということを常に考え、新しい企画や新しい視点を取り入れ、変化していいきたいと思います。個人的には、引き続き大橋さんの隣で、サポートする人間として、ミスのないように頑張りながら楽しんでいきます。見どころとしては、大橋さんの表情が、ニュースの雰囲気によって変わるので、それをぜひ見ていただきたいですね。

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