11月14日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分)は、人気企画の第8弾「腐り芸人セラピー」流れ星SPの完結編をオンエア。前回は、"腐り芸人三銃士"の徳井健太(平成ノブシコブシ)、板倉俊之(インパルス)、岩井勇気(ハライチ)の助言も跳ね飛ばし激しく言い争っていた流れ星(ちゅうえい、TAKIUE)。2人の未来を数くうことはできるのか!?
元々は同級生で仲が良かったちゅうえいとTAKIUE。ところが、「THE MANZAI 2013」(フジテレビ系)決勝進出で一躍人気者となった頃から2人の仲に変化が。ちゅうえいだけが番組に呼ばれ、自分は家でネタ作りばかりだと、TAKIUEに不満が沸いてきたというのだ。
「何回かお前も出るチャンスあったんだよ。そこで土俵に立たなかった」と、強い口調で責めるちゅうえいに、TAKIUEが「そんな上から言われたら......」と反論しようとすると......
「お前、どの口が"上から言われたら"って言ってんの? ずっとさっきから上から言ってんじゃん」と、またしてもちゅうえいに火がついてしまう。「お前の近しい人間に対して、俺、親、嫁、全部そういうやり方してる。お前、もれなく全員仲悪いじゃん」と、TAKIUEの自分を省みない人間性を責め立てる。
そんなTAKIUEに、徳井が斬り込む。「ダニング=クルーガー効果」によると、「本当に能力の高い人は、自分のことをすごく低く見ている」とのことで、例として、加藤浩次(極楽とんぼ)や小籔千豊、松本人志(ダウンタウン)の名前を列挙。
逆に自己評価の高い人は仕事の能力が低く、「TAKIUEは、自己評価高すぎる。ってことは、能力が低いんだ」と結論づける。
さらに、先週放送分でTAKIUEは流れ星とオードリーを重ねて持論を語っていたが、徳井は、何でもできる若林(正恭)と自分を並べて語れるほど「TAKIUEくんはすごくないっていうのを、自分で認めなきゃダメよ」と畳み掛ける。
「俺はすごくないの?」と真顔で聞いてくるTAKIUEに対し、徳井は......
「全然すごくないよ。一緒になってすごいと思ったことないもん」と一刀両断。
これには、さすがのTAKIUEも絶句。
板倉からの「天然を認めて、もっと出していった方がいい」という助言に、TAKIUEの天然エピソードを披露。中でも、ちゅうえいが最も驚いたのは、ちゅうえいのことを「瀧上」と呼んできたことだと明かすと、TAKIUEの斜め上をいく天然ぶりに一同大爆笑。
ちゅうえいは、TAKIUEが天然を笑いに繋げてくれれば全く不満はないが、2人の時は「俺があってる。お前が間違ってる」と高圧的になることにイラ立っているという。
さらに、ちゅうえいがギャグをやった時、ウケた時は近くにいるのに、スベった時一番遠くにいると、TAKIUEの自己中心的なポジショニングを指摘。ちゅうえいの「面白くない時ほど美味しくしてあげるのが相方なんじゃないの?」との言葉に、TAKIUEは「これは合ってます」と、ちゃんと認めるところは認める。
2人のやりとりを見て、板倉は「ネタ作んないで、そのまんま舞台出ていって、思ったことを言い合う。それめっちゃ見たいもん」とのアイディアを出す。
今回、真っ向から向かい合った流れ星、結成20年目にして解散の危機も危ぶまれていた2人だが、心境に変化はあったのか!?
ちゅうえいは、認めるところは素直に認めるTAKIUEの姿を見て、「2人でやってる"流れ星"が俺は面白いと思ってるんで」と、関係修復の可能性を見出す。
TAKIUEは、板倉の案に全乗っかり。板倉は「俺、責任持てない」と慌てながらも、TAKIUEの天然部分をちゅうえいがいじり、笑いを起こすことで、「ちゅうえいが言ってること正しかったんだって認識できると思う。これちゅうえいが証明するしかないのよ」とさらなるアドバイスを。
最後に、2人は、20年間言ったことのなかった感謝の言葉を目を見て伝えることに。
ちゅうえいは、コンビの大変な部分を担ってくれているTAKIUEに「これからも縁の下なところをやってもらえたら俺はお笑いをやりやすくなる」と、TAKIUEは自分が100%正しいと思っていたことを反省し「ちゅうえいが俺の分も体使って汗かいてくれてた」と、お互いに「ありがとう」の言葉を。これからも2人で流れ星としてやっていくことを誓ったのだった。
番組後半は、コントに定評がある若手コント師がダサいヒーローコントに挑戦し、競い合うという新企画「ヒーローコントグランプリ」を実施。鈴木もぐらが"無料案内所マン"に扮した空気階段を始め、はなしょー、蛙亭、ジェラードンの4組がオリジナルのダサいヒーローコントを披露した。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!
次回11月21日(土)深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、新企画「壁ある芸人矯正プログラム」をオンエア。壁を作りがちなかまいたちが、共演者との壁を壊すチャレンジを行う。