11月14日(木)夜10時放送の「カンブリア宮殿」は、いま女性に大人気の店「ディーン&デルーカ」。女性たちを惹きつけてやまない強さの秘密に迫る。
大人気! 食のセレクトショップ「ディーン&デルーカ」の秘密!
いま女性に大人気の店「ディーン&デルーカ」。 海外から輸入したチーズや生ハム、店内で調理するこだわりの惣菜など、世界中のおいしいものを厳選して販売する「食のセレクトショップ」だ。一番人気は、24層のラザニアだというが、その一方で日本の佃煮なども売っている。リピーターたちは声をそろえてこう言う。「ここで買えば間違いない」。
ディーン&デルーカは1977年に、アメリカ・ニューヨークでディーン氏とデルーカ氏が「地中海気候の食文化を味わってほしい」と創業し、大人気になった。この店に惚れ込んだ横川正紀代表が日本でのライセンスを取得、2003年、東京に1号店をオープンする。いまやカフェ業態も含めて国内に49店舗を展開、116億円をうりあげる。女性たちを惹きつけてやまない強さの秘密に迫る。
成功のカギは日本化!
「ディーン&デルーカは百貨店でも一貨店(専門店)でもなく、"十貨店"」という横川正紀代表。「これは」という商品だけを店頭に並べているのだ。父親は「すかいらーく」の創業家・横川紀夫氏だが、「すかいらーく」は親族の入社を認めないこともあり、外食ではなくインテリア・雑貨を扱う会社を起業する。ところが転機がやってくる。アメリカのディーン&デルーカを視察した際、衝撃を受けライセンス契約を取得、2003年に丸の内に日本店をオープンする。アメリカから直輸入した100種類もの高級食材を並べ、POPもニューヨーク店と同じ英語表記にこだわった。しかし、客は来るものの、食料品が売れない。
創業者のジョルジオ・デルーカ氏にアドバイスを求めると、言われたのが「なぜ店に蕎麦を置かないんだ?」そこでアメリカの真似ではない、日本独自のディーン&デルーカづくりに乗り出す。
【ゲスト】
ウェルカム 代表 横川正紀