整形しているのは?ドレスにカミソリの刃を縫い付けたのは誰なのか?リアリティショー「ゲット・ザ・バチェラー」で女のバトルが勃発!

公開: 更新: テレ東プラス

【3行まとめ】
・サタドラ「女の戦争~バチェラー殺人事件~」第1話をプレイバック!
・華麗なる御曹司・哲也が、結婚式当日、何者かに殺された
・哲也は花嫁を選ぶ恋愛リアリティショー「ゲット・ザ・バチェラー」に出演。番組収録には裏の顔を持つ7人の女たちが集い、熾烈な戦いが繰り広げられる

「面白すぎてあっという間だった! 1時間の連ドラにしてほしい!」「古川さんのバチェラー感、ハンパない! 本当にいそうwww」など、早くもSNSで話題のサタドラ「女の戦争~バチェラー殺人事件~」。御曹司バチェラーを奪い合う女同士の熾烈な戦いが殺人事件に発展! 欲望にまみれた愛憎サスペンスをおくる。

総資産3,000億! 華麗でハイスペックな御曹司・哲也(古川雄大)の心を勝ち取るために集まった7人の女性...。物語は、哲也が挙式直前に遺体で発見されるところから始まる。
時を遡り3カ月前、哲也は花嫁を探すため、リアリティーショー「ゲット・ザ・バチェラー」に出演。番組収録の舞台となるホテルに向かうバスの中で、すでに7人の女たちのバトルは始まっていた...。

実は、彼女たちには隠された裏の顔があった。その秘密とは? 真の目的とは? 毎回誰が脱落するのか...!? 「テレ東プラス」では、第1話「資産3000億円!華麗なる御曹司をめぐる女達の戦いの火蓋が!」の内容をプレイバックする!

鳴戸ホテルグループの新社長・鳴戸哲也(古川雄大)が、挙式直前に血を流して死んでいるのが発見された。資産3000億、巨大ホテルグループの御曹司である彼は、花嫁を探すために人気リアリティーショー「ゲット・ザ・バチェラー」に出演し、一躍有名に。その指には、高そうな婚約指輪が輝いていた...。

3ヵ月前。7名の女性がロケバスに乗り、「ゲット・ザ・バチェラー」の舞台となるリゾートホテルに向かっていた。7名の女性は、若菜(葵わかな)、麗奈(トリンドル玲奈)、りお(寺本莉緒)、一香(尾碕真花)、理恵(北原里英)、利子(成海璃子)、星(真飛聖)。

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かなりの悪路のため、バスがガタガタと揺れている。車酔いしてしまった麗奈に、理恵が心配して声をかける。その様子を見ていたりおが、小さく拍手しながら「わー、いきなりか弱いですアピール? ゴイスー!」と囃し立てる。

「別にそんなんじゃ...」

「少しベルトを緩めると楽になりますよ」

「そしてこっちは優しいですアピール? カメラ回ってないのにすごーい!」

笑顔で嫌味を言うりおに、星が「そういうあなたはいきなりウザいですアピール?」と睨みを効かせ、座席で本を読んでいる若菜はじろりと一瞥する。

「静粛に」

「え?」

バスの前方に座っていた利子が、たまらずりおを制止する。

「ごめんなさい、あなたには難しい言葉過ぎた。黙れうるさい口閉じろ呼吸だけしろ。オッケー?」

「はぁ!?」

利子の言葉がりおの逆鱗に触れた時、AD楓(喜多乃愛)が「間もなくでーす」と声を掛ける。ほどなくしてバスは目的地に到着し、「ご指定通り衣装ご用意してますんで、着替えてくださーい」と降りて行く楓。バスの外には巨大なリゾートホテルが広がっていた。

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「うわぁ〜、可愛い!」

ホテルの更衣室には、ドレスや着物などの衣装が吊るされている。一目散に衣装のもとへ走り、他の女性たちの衣装を物色するりお。遅れて、他の出演者もそれぞれ自分の衣装を手にとる。

「これあたしの!可愛い!」

嬉しそうにドレスをあててみせるりお。星はそんなりおに微笑みかけながら、

「ドレスは素敵だけど。もっと見合う人に着てもらいたいってドレスが言ってるわ」

「え、ドレスの声聞こえるんですか? 病院行った方がいいですよ」

「!?」

火花を散らす2人。それぞれ個室で着替え始めるが、一香の部屋から悲鳴が聞こえ、理恵が慌ててノックする。ドアを開けると理恵がかがみ込んでいて、その胸元からは血が流れていた。

「救急キット貰ってきます!」

走って出て行く理恵。利子がドレスを見るとカミソリが!

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「カミソリ! どういうこと!?」

驚きの声をあげる麗奈。

「...決まってるでしょ。誰かが仕込んだ」

「なんでそんなこと...」

「バカなの? 嫌がらせに決まってるでしょ」

利子はそう言うと、じっとりおを見る。

「あれ? 私、疑われてます?」

「最初にドレス触ってたでしょ。これ、立派な傷害罪だから」

「それだけで決めつけるんですか? こわぁ〜い!」

りおが大袈裟に怖がっていると、救急キットを持った理恵が戻ってきて、テキパキと手当てを始める。

「辞退して病院行きますぅ?」

「大丈夫です。お騒がせして申し訳ありません」

そう答える一香に冷ややかな視線を送るりお。星は他の女性陣を見渡し、「もう戦争は始まってるってことね...」と肩をすくめる。

「ようこそ、『ゲット・ザ・バチェラー』へ! 女性7名のうち、いったい誰が王子様のハートを射止めるのか? その王子様は、この施設の持ち主でもある鳴戸哲也!」

いよいよ番組がスタート。ケリー豊田(松大航也)の進行で、荘厳な音楽とともに哲也が登場する。

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緊張しているという哲也だが、応募者の数が3万人と聞き、「そんなに? ありがとうございます」と微笑む。最新のAIを駆使し、番組スタッフが選出したのが今回の参加者7名。ケリーが1人1人紹介していく。

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タレントの一ノ瀬りお(21)。昨年まで国民的アイドルグループに所属。哲也がテレビで見ていたと言うと、嬉しそうに哲也の腕に抱きつく。

「今日から恋愛解禁なので、恋の味いっぱい教えてください♪ 全部ペロリ食べちゃうぞー♡」

「よろしくお願いします」

森下一香(22)。森下財閥の令嬢であり、超一流私大に通う才女。凛とした眼差しで哲也の前に立つが、先ほど絆創膏を貼った胸元をあえて晒している。

「それ...」

「本日、鳴戸さんにお会いできると思ったら緊張して、支度中にぶつけてしまいました」

照れ笑いする一香を、他の女性陣が驚きの表情で見ている。

看護師の嶋田理恵(29)。入院病棟の看護師として日夜ハードな仕事をこなしている。一香を手当した時の手際の良さは、看護師としての知識やスキルゆえのことだった。

「写真で見るより素敵です。きっと毎日お仕事大変だと思うので、私が癒したいです」

「ぜひ。ありがとうございます」

家事手伝いの河原麗奈(29)。大学卒業後いくつかの仕事を経験したが、現在は実家で花嫁修業中。恋に奥手で、自分を変えるために参加を決意した。

「バイオリンを習っていたことがあって、クラシックが大好きなんです。中でも、最近アレンスキーをよく聴いていて...すみません。私、緊張して...何話してるんだろ」

「僕は最近、カリンニコフを聴いています。ロシアの音楽は良いですよね。またゆっくり話したいです」

しどろもどろになる麗奈を、優しくフォローする哲也。

弁護士の須崎利子(28)。サハラ大学出身の国際派弁護士としてバリバリ活躍し、最近はテレビの経済番組などにも出演するやり手。

「先日、経済番組に出られていたのを拝見しました」

「ありがとうございます。最近いろいろとメディアに呼んでいただいてます。ぜひ、鳴戸さんとサステナブルな関係を築きたいと思っています」

「サステナブルな関係って何?」りおが眉をひそめる。

デパート店員の志倉若菜(24)。寝具売り場で働き、常に冷静沈着に対応する接客のプロ。しっかり者で芯が強く、周りの人に迎合しないため、とっつきにくい印象がある。

「志倉若菜です」

自己紹介したきり、黙り込む若菜。微妙な沈黙が流れるも、哲也に「緊張しますよね。僕も緊張しています。よろしくお願いします」とフォローされ、会釈を返す。

セレブ社長の遠藤星(45)。エステや化粧品関連の会社をいくつも経営し、年商は推定10億。参加者の中では最年長であり、貫禄と大人の魅力で異彩を放っている。星は哲也の手を取ると、自分の胸にあてる。その光景に驚愕する女性陣。

「この中じゃ、一番お姉さんかもしれませんけど...分かります? ドキドキしてるんです」

「僕もドキドキしています」

恨めしそうに「ババァ...」と呟くりお。星は指を絡めながら、名残惜しそうに哲也の手を離すのだった。

参加者たちは、1週間ホテルに滞在。哲也はデートイベントごとに一名の脱落者を選び、最終日となる7日目に運命の決断をする。

女性たちは明日からの決戦に備え、与えられた個室へ。AD斉藤(芹沢瞬)に案内され、部屋に入ったりお。斉藤がいるうちは笑顔を振りまくが、一人きりになると「あーもう! どいつもこいつも、マジうざ」とストレスを爆発させる。

星が部屋でスマホを見ると、金融機関からの不在着信が117件。

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「暇な人たち」とため息をつきながら、ベッドにスマホを投げる。

麗奈は鏡を見て、「大丈夫。あなたは綺麗、あなたは綺麗...」と鏡の中の自分に言い聞かせる。

利子は「資金調達は問題なし? こっちは今のとこ大丈夫。うまくやる」とどこかへ電話。

一香は部屋に入るなりベッドに鞄を放り投げる。その衝撃で、紙パックの焼酎と衣装に仕込まれていたものと同じカミソリが飛び出る。

理恵は沢山の錠剤を口に放り込むと、息荒くガリガリと噛み砕いていた。

若菜は古い家族写真を見つめ、「見守ってて...」とつぶやく。

翌朝、パーティールームに集まった女性陣と哲也。ここで新たなルール『暴露タイム』が追加されることに。女性陣が誰か一人に投票し、最も票が多かった人物は、番組が独自に調べた秘密が暴露されるという。

「異議あり! 個人情報保護法に抵触する行為です」

利子がそう申し立てるが、事前に「番組のルールに従う」というサインを貰っていると説明され、不満そうに口をつぐむ。しかし、ここで哲也が

「少しいいですか? 正直、追加されたルールには驚いてます。皆さんの秘密だけ明かされるのはフェアじゃありません。なので、僕の秘密を先にお話します」

と自ら提案する。哲也によると、今回の番組出演を決めたのは自分ではなく、父親であり鳴戸ホテルグループ現社長・鳴戸英一郎(羽場裕一)だそう。哲也が跡を継ぐにあたり、『新社長自ら広告塔になるように』と指示されてのことだという。

「それって、哲也さんは私たちと結婚する気はないということですか?」

「まさか、他に誰か思っていらっしゃる方が?」

「はい」

「......!」

女性陣からの疑念に、素直に頷く哲也。

「僕には、2年前まで結婚を約束した人がいました」

「...いた?」

「ニューヨークにいた頃に知り合った人で、僕はその人を心から愛していました。ですが、2年前に彼女は事故で...」

言葉に詰まる哲也。

「僕はまだ彼女のことが忘れられずにいます。でも、前を向かなければいけないことも分かっています。だから僕は、父が決めた番組の出演を断らなかった。僕と一緒に、前を向いて歩いて行ってくれる人を見つけたいと思ったんです。...それが僕の秘密です」

よもやの哲也の告白に、女性陣は黙り込む。ここでケリーから、本日のメインイベントが発表された。それは、たいまつ前での2ショットデート。沸き立つ女性陣だが、「でもその前に、着替えてください」とケリー。

7人の女性が着替えたのは、軍手に作業着。そんな服装にも関わらず、女優のような帽子を被る星に、りおが「作業着似合いますね。でも、首から上はセレブ! その帽子どうやって見つけるんですか? ネットで『ツバ1m』とか検索するんですか?」と嫌味を口にする。

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「皆さんには今から、たいまつにくべる薪をご自分で割っていただきます。制限時間は10分。誰よりも多く割った人が、2ショットデートの権利を得られます。レディーゴー!」

女性たちは斧を手に薪を割り始める。「何これ、全然割れないー!」と嘆くりおに対し、「エエエイ!」と気合で割る利子。さらに次の薪も割ろうと斧を振り上げるが、次の瞬間...

「うっ...!」

「若菜さん!」

斧が利子の手からすっぽ抜け、柄の部分が若菜の脇腹を直撃。痛みと衝撃で倒れ込む若菜。

「斧投げるとか超怖〜い! わざとですか〜?」

「違う! 手が滑って...!」

軍手を外し、斧を確認する利子。

「これ...柄の部分に何か塗られてる! ボディオイル...おそらく高級な。誰の仕業?」

利子がりおに詰め寄る。「昨日のカミソリもあなたでしょ」と疑いをかけると、「ひどぉい、そんな〜!」と手で顔を覆い、泣き真似をするりお。利子が悪いという雰囲気に包まれる。

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「何で私が悪い雰囲気になってるの? 私は無実よ」
「もういいです。大丈夫ですから...」

「では...再開です!」

ケリーの掛け声で、女性陣は再び薪割りを始めるのだった。

果たして、哲也とたいまつデートできるのは誰なのか? 「暴露タイム」で"整形をしている!"とまさかの事実を突きつけられたのは? さらに斧にオイルを塗った真犯人とは?


7月10日(土)夜11時25分からは、サタドラ「女の戦争~バチェラー殺人事件~」第2話を放送!

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1人の女性の裏の顔が暴かれ、薪割りの斧の犯人も見つかり、事態が落ち着いたところで、最初の脱落者が発表される。残り6名になった女性たちは、新たなバトルに挑戦することに。今回は2対1のデート対決!哲也(古川雄大)と共に、プールやヨガを楽しむ若菜(葵わかな)ら女性たち。そんな中、またしても誰かが仕組んだ危険な罠が!ぶらさがりヨガの最中に理恵(北原里英)の布が切れてケガを負ったのだ...。
女性たちのバトルの怖さがグッと増した第2話!果たして次の脱落者は...。

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