太川以上の”負けず嫌い説”が急浮上!「クローズ」の顔つきに?番組Pが語る<EXILE松本の魅力>とロケ裏話

公開: 更新: テレ東プラス

7月7日(水)夜6時25分からは、水バラ「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ第2弾in千葉」を放送!

バス旅のプロ「太川陽介」とEXILE松本利夫」が激突! 第2弾は前回以上の激しい熱戦に! 舞台は千葉市周辺。ルート選択肢が無数に存在するバス天国で路線バスを乗り継ぎ、最終ゴール幕張メッセを目指します!

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前回勝利した太川チームは、元なでしこジャパン・丸山桂里奈ハマカーン浜谷健司が! 対する松本チームは初戦敗戦の雪辱を期すべく前回も参加したスギちゃんに加え、東大卒弁護士・横粂勝仁が参戦! 最高頭脳を手にし、リベンジを誓います。

千葉市をはじめ船橋市・習志野市・八千代市などのグルメ・温泉・体験施設・名所・パワースポットなどを巡りながら1泊2日で「逃げ子」と「鬼」が目まぐるしく入れ替わる展開に!

そして最後に思わぬ大どんでん返しが! 果たして太川チームは、バス旅プロの貫録で2連勝を収めることができるのか? それとも...東大卒・横粂コンピューターを加入したNEW松本チームが一矢報いるのでしょうか? 最後まで目が離せない勝負の結末はいかに!

「テレ東プラス」は、ロケに同行した桑原宏次プロデューサーを電話取材。今回の見どころ&裏話、番組が誕生した経緯、太川&松本の素顔から魅力まで、存分に語ってもらいました!

太川さんの『バラエティーじゃないんだよ、ドキュメントなんだよ!』という名ゼリフが胸に刺さりました

――今回も、「うそ! こんな展開になっちゃうの?」と思うような緊迫したリアル鬼ごっこはもちろん、爆笑してしまう名珍場面が盛り沢山でした。太川さんの熱さに思わず涙するシーンも...。テレ東が誇る旅番組の中でも、かなりの名作となるのではないでしょうか。

「そういって頂けると...。その分、現場はヒヤヒヤする瞬間がたくさんありました(笑)。いや、もう本当にものすごくありがたいことなんですけど、今回やばいくらい松本さんが本気なんですよ! 前回、太川さんに負けたことが本気で悔しかったようで、"なんとしてでも勝つ"という闘志が松本さんから滲み出ていて...(笑)」

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――本当ですね! 松本さんの熱気がもう!(笑) これは個人的なイメージではありますが、番組でもほんわかした天然ぶりを発揮することもありますし(※今回もそんな一面は健在)、いつも温和なイメージなので意外というか...。そもそも松本さんは負けず嫌いでいらっしゃるのでしょうか?

「おっしゃる通り、以前『千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅』に出ていただいた時も、ほんわかした感じのやりとりがとても印象に残っていて、それが本来の松本さんの持ち味だとは思っています。ただ鬼ごっこシリーズは、敵がいてやはり勝負になるので、スタッフの想像を遥かに超えて真剣にやっていただいているなと感じます。
横粂さんのコンピューターのような存在は大きかったと思いますが、松本さんが太川さんに匹敵するリーダーになってきたなと。まだ2回目なのに『大学がいっぱいあるからバスの本数が多いんじゃないか』とかしっかり予想していましたし、太川さんもライバルとして意識しているなと感じる瞬間が何度もありました。太川さんを脅かす存在になってきているので、それが今回の見どころのひとつだと思っています」

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――「鬼ごっこ」シリーズはどのようにして生まれたのでしょう。

「そのままなんですけど、誰でも知っている"鬼ごっこ"と"路線バス"そして"太川さん"を掛け合わせたら面白くなるのではないかと。最初は僕らスタッフも成立するのか...と怖かったですし、太川さんも『できるのかなぁ』と心配していました。おかげさまでなんとか形になって良かったと思っています。
他の企画との違いでいうと、有利な状況と不利な状況が逆転しやすいという点でしょうか。さっきまであんなに圧勝していたのにどうして? というあたりが悔しさに繋がりますし、一瞬でひっくり返るからこそ、"最後まで本当にどっちが勝つかわからない、ピリピリした緊張感が続く"のも、この企画ならではの面白さなのかなと思っています」

――みんな本気、助け合い、チームワーク...見ていると、どこか部活のような清々しさを感じます。今回、丸山さんの本気の疾走が随所で炸裂しますが、転んでしまうシーンもありました!

「元日本代表のFWが、必死のあまり転ぶという...(笑)。今回は、太川さんチームの仲が想像以上に良かったという印象でした。最初は太川さんも不安でしかなかったけど、自分が本当に苦しい時に2人に助けられていたというか...。あのチームワークがあったらこそ、太川さんも『負けられねぇな、これは!』という気持ちがあったのかなと思いました」

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――浜谷さんも、ある場面ではとんでもない根性を発揮していましたよね(笑)。丸山さんも浜谷さんも必死で太川さんについていく...。

「あれはすごかったですよね! どんなシーンかはぜひ番組で確認していただきたいのですが、あのシーンで僕的に刺さったのは、太川さんの『バラエティーじゃないんだよ、ドキュメントなんだよ!』という名ゼリフ。こちらとしては『いや、バラエティーなんですけど...』という気持ちは多少あるんですけど(笑)、あのシーンは刺さりました。鬼ごっこって、本来は子どもの遊びだと思うんですけど、大の大人があそこまで真剣にやるってすごく素敵なことだなと思うんです。大人になってから真剣になることって、実はあまりないと思っているので」

太川さんは、責任感があって誰よりも自分に対して厳しい方。チームのメンバーに厳しく言うけど、それ以上に自分にも負荷をかけている

――桑原さんがおっしゃる通り、今回もチームワークの良さを感じましたが、キャスティングにおいて大切にしていることはありますか?

「ロケ自体がしんどいので、やはり頑張ってくれそうな人ですよね。人間性に比重が置かれているので、バラエティーの方程式が通用しない瞬間みたいなのもありますし、つらい瞬間が幾度となく襲ってくるので、そこで『これってテレビですよね?』と引いてしまう方だとついていけないだろうなと。"多分最後まで頑張ってくれるだろうな"という方にお願いしているかもしれません」

――なるほど。"体力的についていける!"が第一条件だと。

「そうですね。途中でふてくされたりしてくれてもいいんですけど(笑)、面白がってくれて、最後の最後は一丸となって戦ってくれる方。一つだけ言えるのは、太川さんは、途中で決して冷めないんですよ。"もう無理!"と言いながらも、勝手に走ってる(笑)。何がそんなに太川さんを突き動かしてるのか? と思うのですが、そんな疑問を抱かせないくらいみんなが引き込まれてしまう...」

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――たしかに、見ている側も引き込まれて泣きそうになる瞬間があります。あと、太川さんの真面目がゆえの面白さみたいな...。

「太川さんは、責任感があって誰よりも自分に対して厳しい方なんです。チームのメンバーに厳しく言うけど、それ以上に自分にも負荷をかけているという印象。今回の1日目も、ものすごく疲れているはずなのに、夜も寝ずに地図と睨めっこして作戦を立てるって、おかしくないですか?(笑) でも、そんなストイックさがみんなを引っ張っているのだと思いますし、松本さんにも受け継がれてきたような気がします。
こうやって話しているとドキュメンタリーのような感じがしてしまいますが、バラエティー的な面白さもちゃんとあって、今回別視点での見どころで言うと、とある場所のチェックポイントで、タクシー代をゲットしようと挑戦している最中に太川さんがまさかの涙目になるシーンがあるんですよ。ストイックな太川さんが普段なかなか見せない超レアな表情やリアクション。失礼ながら現場でも大爆笑しました。あれは見どころだと思います!」

――最後に、今後のゲストの候補、そして改めて今回の見どころについて教えて下さい

「10年以上もバス旅と向き合ってきた太川さんって、やっぱりすごいんですよ。そこに立ち向かうには、ある程度作戦を立てられる方じゃないと厳しいのかなとは思っています。今作を見て感じたのは、『人間vsAI』のような戦い。どこか未来SF的な要素もあったのかなと(笑)。松本さんのリーダーシップはもちろん、横粂コンピューターが想像以上にすごかったです。ハプニングも満載ですし、いろんな楽しみ方ができる回になったと思うので、みなさんぜひ楽しみにしていてください!」

(取材・文/蓮池由美子)

まさに神回! 7月7日(水)夜6時25分放送! 水バラ「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ第2弾in千葉」をどうぞお楽しみに!

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