夫の浮気相手らしきアカウントを見つけ、投稿の詮索が止まらない妻。さらに夫の裏アカらしきものも見つけてしまい...

公開: 更新: テレ東プラス

【3行まとめ】
・ドラマParavi「にぶんのいち夫婦」第3話「裏切りの夜」の内容をプレイバック!
・和真の浮気相手らしきアカウントを見つけ、投稿の詮索が止まらない文だったが、さらに和真の裏アカらしきものも見つけてしまう
・文は崩れていく夫婦の信頼関係を繋ぎとめるべく、和真に妊活を提案する

「ラブシーンが素敵すぎて...比嘉さんがセクシーすぎる!」「面白いと聞いたのでParaviで見始めたら、続きが気になって4話まで一気見しちゃった!」と、SNSで話題。
Paravi「にぶんのいち夫婦」は、毎週水曜深夜0時40分放送中! 

※6月30日は深夜1時10分から放送。

誰もが羨むような夫と新婚生活を送っていた文(あや)(比嘉愛未)だが、ある日、夫・和真(竹財輝之助)のスマホに届いた意味深なメッセージから、浮気疑惑が浮上する。文は2ヵ月のセックスレスも重なり、不安を募らせながらも証拠探しに動き出す。嘘と真実、純愛と裏切りが交錯するざわハララブストーリーだ!

「テレ東プラス」では、毎週ドラマのあらすじを紹介。今回は、第3話「裏切りの夜」の内容をプレイバックする!

文(比嘉愛未)は、周囲が羨むイケメンで誠実な夫・和真(竹財輝之助)と平穏ながらも幸せな生活を送っていた。
そんななか文は、和真の携帯に届いた意味深なメッセージを見てしまう。さらに、浮気相手と思われるさとみ(伊藤萌々香)のInstagramアカウントを発見。決定的な浮気の証拠はないものの、2ヵ月に渡るセックスレスも重なり、夫婦関係に不安を募らせていた。

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自宅でインスタをチェックする文が、"さーとん"というハンドルネームのアカウントを辿ると、「サプライズで彼氏にプレゼントもらった♡」という写真つきの投稿が。そこに写っていたのは、文が結婚記念日に和真から貰ったものと全く同じ腕時計...。

「ふざけんな!!」

文は自分がしていた腕時計をむしり取り、床に投げつける。見ちゃダメだと頭では分かっているものの、さーとんがアップした写真をクリックするのをやめられない。
観覧車前での記念写真や、りんご飴を食べてはしゃぐ投稿が並ぶ。文は、サイドボードに飾られた和真と自分のデート写真と見比べる。さーとんがアップしているのは全て同じ場所での写真だった。

(心が壊れる...)

その時、文のスマホに高校時代からの友人・さやか(黒川智花)からメッセージが。

『文が心配でインスタ見ちゃったんだけど、さーとんにいいねしている"K_with_S"ってアカウント、なんか怪しいよ』

すぐにそのアカウントを探す。

(K_with_S...和真とさとみ? じゃあこれは、和真の裏アカウント?)

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コメント欄をクリックすると、イチャついた2人のやり取りが出てくる。膝から崩れ落ち、涙を流す文。

(こんな陳腐な言葉に心が削り取られる。悔しい、悲しい、苦しい、惨めで情けない...! でもこれが現実)

確かに自分の家事は完璧ではなく、家では気を抜いた格好をしていることもある。
料理の味付けが薄く、野菜が多めで蛋白だと感じていた? それとも、洗濯物の畳み方が雑だったのだろうか。だが、和真をないがしろにしたり酷い我儘を言ったことはない。

「私の何がいけなかったの...?」

なにもかも完璧にこなすのは無理だし、それでも助け合って許し合うのが夫婦だと思っていた。この裏アカウントが和真の本当の姿なら、自分は何のために存在するのだろうか。
そう思いながら泣いていると、玄関のチャイムが鳴り、現実に引き戻される。

「ごめん文ちゃん、驚いたよね」

両親を連れて帰宅した和真。父・和宏(遠藤たつお)が芝居の帰りに急に寄りたいと言い出したらしく、母・美代子(辻沢杏子)も「ごめんなさいね」と謝る。文は泣いていた顔を笑顔で隠し、「何もおかまいできませんが、ゆっくりしていってくださいね」とお茶菓子を出す。

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「和真は茶碗蒸しが本当に大好きでね。どんぶりいっぱい食べたいって」

「それ、いつの話だよ」

「つい最近までそう言ってたじゃないか」

和やかな親子の会話が流れる。専業主婦の美代子と県庁務めの和宏は良い人で、本当に仲の良い家族だと思う。
両親にとって、有名大学を出て大手企業で働く和真は自慢の息子。もしもその息子に"不倫で離婚"という汚点がついたら...。

『あなたたちの息子、若い女と浮気してますよ。自慢の息子でも何でもないんですよ。それがこの人の本性なんですよ!』

文は、楽しそうに酒を酌み交わす父子に詰め寄る自分を想像する。
しかし実行できるはずもなく、美代子に「どうかした?」と声を掛けられ我に返る。
その時、ソファに座っていた和真が何かに気づいて立ち上がる。リビングテーブルの下にちぎれた時計が落ちているのを発見し、目を見開く。それと同時に背後で大きな物音が。振り返ると、キッチンで文が倒れていた。

「文ちゃん!?」

和真は慌てて駆け寄り、背中をさする。文はその手に嫌悪感を感じ、「うっ...!」と口を抑える。

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(さとみって女に触った手で...!)

和真の両親は「妊娠しているのでは?」と勘違いするが、妊娠なんてありえない。和真とは2ヵ月以上セックスレスで、生理もきているのだから。

「文ちゃん、大丈夫?」

寝室で横になっていた文に、和真が心配そうに声をかける。

「本当にごめん」

「なんで謝るの?」

「これ...」

壊れた腕時計を差し出す和真。

「リビングに落ちてたよ。結婚記念日のこと、まだ怒ってるんだよね? 約束破って本当にごめん」

結婚記念日の日に帰って来なかったことを謝る和真。

「妊娠じゃないって言ってくれた?」

「うん」

「私はもう大丈夫だから。ごめんね、家族水いらずだったのに」

「何言ってるの。文ちゃんも家族だよ」

「......」

「大切な家族だよ」

文の頭を優しく撫でる和真。本当に和真にとって自分は大切な家族なのだろうか。インスタで見た"さーとん"と"K_with_S"のことがフラッシュバックする。「ゆっくり休んで」と部屋を出ようとする和真を呼び止める文。

「私、子ども作りたい」

「...え?」

「和真と子ども作りたい」

「浮気相手と別れさせるための子作り?」

数日後、友人・香住(秋元才加)のマンションにて、いつものメンバーで女子会が開かれる。

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「そうじゃないけど。和真とちゃんとした家族になりたいから」

「ちゃんとって。浮気してるかもしれない相手と、どうやってちゃんとした家族になるのよ」

和真はそんなに焦らなくてもと言ったが、30歳を過ぎ、悠長にしてはいられない。避妊していないのに、2年経っても授からないのは事実だ。

「本当にそれでいいの? 妊活して子どもができて、和真さんが浮気相手と別れたら、きっぱり全部許せるの?」

文は黙り込み、10年前を回想する。「何年経っても許せないものは許せない」と浮気した父のことを許せず、出て行った母のことを。

「...許せるよ。私はあの人と違うから」

「あの人?」

「あ、いや...。それにまだ浮気してるのかどうか分からないし」

「何言ってるの? あのインスタの女は相当怪しいよ」

そんな3人の会話に混ざらず、じっと何かを考え、食べ物に手をつけていない優香(瀬戸さおり)。さやかがそれに気づくと、「なんかお腹いっぱいで」と笑う。

「妊活上手くいくといいね、文ちゃん」

優香だけは文に優しくそう言うのだった。

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レディースクリニックで、医師から不妊治療についての説明を受ける2人。熱心に説明を聞く文と、心ここにあらずの和真。文は超音波で子宮の状態を見ることになり、和真は採精室に案内される。

「全量こぼさないように注意して採取してください。終わりましたらこの箱を開けて、カップを入れてください」

看護師から業務的な説明を受け、戸惑う和真。部屋の中には成人雑誌やアダルトDVDが並べられていて、うんざりする。

「本日のお会計は、35000円です」

診察が終わり、会計を告げられ驚く文。外に出ると、和真が「かなり疲れたね」と愚痴をこぼす。

「部屋の前に次の人が待ってるし、やらされてる感たっぷりでさ。時間がかかって看護師と顔を合わせるのも気まずいし」

(これ以上、弱音を聞きたくない。妊活は女の方が何倍も大変なのに...)

文は車に乗り込むと、「ちょっと頭痛くて」と外を見る。すると和真が「ごめんね、文ちゃんの方が大変だったよね」と頭を撫でる。

(優しい人はずるい。いくら正当な理由があっても、苛立つこっちが悪者に思えてしまう...)

和真の運転で、文が働くコールセンターに到着する。運転席から出てきた和真は「夕飯は何か買っておくから大丈夫だよ」と文を見送る。そんな2人の様子を、休憩中の買い物から戻ってきた大学生アルバイト・樋口(※樋は旧字体 坂東龍汰)が見ていた。

「わざわざ車で送ってくれるなんて、いい旦那さんですね」

「...え? あ、ついでだったから」

コールセンターの休憩室で、樋口は文に「なんのついでですか?」と尋ねる。

「...笑わない?」

「今さら笑いませんよ」

「あのね、妊活始めたの。今日はそのクリニックの帰りで」

「へぇ。それって浮気相手と別れさせるための子作りですか?」

「樋口くんも同じこと言うんだ」

「違うんですか?」

「違わないけど...。私、やっぱり別れたくないの。そのために子どもを作りたいって思うのは、間違ってるのかな?」

後日、レディースクリニックに検査結果を聞きに来た文。2人とも特に問題はなく、まずはタイミング法を試してみることになった。診察室から出ると、受付で偶然、優香と出くわす。

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優香は逃げるようにその場を去ろうとするが、受付の人に「お忘れ物ですよ」と呼び止められる。

「それって...」

「違う。ごめん、急ぐの」

優香は奪うように"忘れ物"を受け取り、そのまま出ていってしまった。

「タイミング法、今日だからね」

玄関先で和真に念押しする文。「できるだけ早く帰ってくるね」と仕事に出掛ける和真を見送り、自分も出勤した。終業時間になり、今夜の妊活に向けた算段を立てながら帰り支度をしていると、後ろから声を掛けられる。振り返ると、クレーム対応をしていた真奈美(安倍乙)が泣きそうな顔でこちらを見ていた。

「お客様が、どうしても私の説明に納得してくれなくて...。お願いします、助けてください!」

「けど、今日は...」

今日を逃したら妊活は1ヵ月先になる。「お願いします」と頭を下げる真奈美に文が困っていると、「こっち回して」と樋口が助け舟を出す。

「いいから早く。ほら中山さん、上がり時間」

「ありがとう、樋口くん」

「はいはい。しっかり子作り頑張ってくださいね、奥さん」

ポソリとそう言い、文を送り出す樋口。そんな2人の内緒話を、微妙な表情で真奈美が見ていた。帰宅すると、子作りに向けて葉酸や亜鉛たっぷりの料理をする文だったが...。果たして妊活は上手くいくのか?

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6月30日(水)深夜1時10分からは、ドラマParavi「にぶんのいち夫婦」第4話「俺と浮気しませんか?」を放送!

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和真(竹財輝之助)の浮気を確信し、どん底に突き落とされていた文(比嘉愛未)。そんな様子に、香住(秋元才加)から「妊活より和真への浮気疑惑を先に解決すべきだ」と指摘される。翌日、文は樋口(坂東龍汰)に誘われスイーツショップに行くと、偶然にも同僚と来ていた和真と遭遇。そこにいたのはインスタに映っていたさとみ(伊藤萌々香)だった...。そんな中、優香(瀬戸さおり)のある行動に文は違和感を抱き始め...。

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