東京大学工学部に推薦合格したレべチさんに完全密着!驚きの大学院生活とは?

公開: 更新: テレ東プラス

6月22日(火)夜11時6分からは、23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」を放送。ディレクターが「世の中に1%くらいしかいないだろう」というレベル違いなすごい人「レベチさん」に密着し、ビートたけし国分太一にプレゼンする。

「テレ東プラス」では、放送の中から「東大工学部に推薦合格した1期生」の内容を先取りでご紹介!

5年前から、東京大学でも推薦入試制度が導入されたのをご存知だろうか。推薦入試は書類審査・面接・センター試験の3つで選考されるが、「将来こんなことをしたい」という明確なビジョンを語れることが重要。つまり、勉強が出来るだけでは合格できないのだ。担当ディレクターが訪問したのは、そんな東大推薦入試に合格したレベチさんのご自宅。現在23歳で、大学を卒業し、大学院に通っている。

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部屋に入ると、8畳のリビングの大半をグランドピアノが占拠していた。ピアノの下には作業机らしきものがあり、椅子がない勉強机やベッドも。テレビやソファはなく、家具は必要最低限のようだ。どこか変わった雰囲気を持つレベチさんだが、ひとたびピアノの前に座ると表情が一変! 見事な腕前で演奏し、たけしと太一も「凄い! 顔でも演奏してる」「レベルが違うな」と驚愕。

子どもの頃からピアノで数々の賞を総なめにしており、国際コンクールでも世界1位に輝いた実力の持ち主。その腕前は相当レベチだが、気になるのは東大の工学部出身だということ。ピアノの一芸で東大に合格したのかと思いきや、「ピアノの実力は自分の主張を支えるための情報に過ぎない」とレベチさん。「音楽科学」という分野を研究するために東大を志望したという。音楽科学とは、いわばスポーツ科学の音楽家バージョン。

時々ピアノを教えているということでレッスンの様子を見せてもらうと、教えていたのは演奏テクニックではなく体の使い方。

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レベチさんによると、長年楽器を演奏することで筋肉や関節に負担がかかり、怪我をしてしまうことがあるそう。そこで、負担を減らす正しい体の使い方を日々研究。これが所謂「音楽科学」で、以前は疲れやすかったという生徒さんも「少しずつ改善されて弾きやすくなった」と語る。

子どもの頃から勉強が好きで、ピアノと両立しながら音楽科学について考えていたレべチさん。東大の面接では音楽科学のことを語り、センター試験も9割以上を得点。見事、東大に推薦合格した。しかし、そもそもなぜ音楽科学を研究しようと思ったのか。

中学生の頃、コンクールに向けて練習していたレベチさんは、次第に肘に痛みを感じるようになるが、音楽関係の本には情報がなかったという。最終的にスポーツ科学の本に辿り着き、"テニス肘" に近い状態ではないかと分析。そこから手首の使い方を見直し、理系的な思考で音楽を考えることが出来たという。
「科学を活かすことで音楽家の悩みを解決できると思い、音大ではなく東大を選びました」と語るレベチさん。自分のことだけでなく、「音楽家の悩みを解決したい」という大きな視野で音楽漬けの日々を送っている。

現在は大学院と大手企業での研究、合間にピアノのレッスンをし、現役ピアニストとしても活動。大学院では数式を使って小脳の働きを分析し、様々な実験をしているという。

そんな彼のお気に入りは、週4日通っている○○○店。頼むのはいつも同じメニューだというが果たしてどんな店なのか? また、自宅でのちょっと変わった食生活についても紹介する。

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その他、番組では「日本一バズった漫画家」をお届け! 6月22日(火)夜11時6分放送! 23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」をどうぞお楽しみに!

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