6月14日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？(明け方)」（毎週月曜深夜）では、JR鶴見駅で出会った、とよみさん（57歳）のお家について行くことになります。
愛犬と散歩中の女性に声をかけると「おいで！」の一言でついて行くことに。とよみさんが住んでいるお家は、なんと駅前の高級タワーマンション！！ お部屋に行く前にバイト先まで案内してくれました。そこはご自宅があるマンションの駐車場のようで...。タワマン住まいなのにバイト（？）の疑問が一瞬よぎります。
31階建てマンションの27階、二面採光のリビングからは羽田空港や横浜ランドマークタワーも見え、ロケーションは最高です。こちらは2LDKで8210万円。月のローンは32万円（！）と、夫のあきらさん（60歳）が説明してくれます。
タワマンで暮らす前に住んでいたマンションを指して、「非常階段に座って、毎晩（このタワマン）見ていた。『いつかあそこに行けるかな～？』って」と、語るとよみさん。念願かなって住むことになったタワマンですが、「余裕じゃない。厳しい生活」だそうです。
高級タワマンだけに、住んでいるのは弁護士や医師などの富裕層が多いそうで「サラリーマンで住んでいるのは僕らぐらい」と、あきらさん。自嘲しながらも「ここに住むんだ！」と自らを鼓舞して、嫌な仕事も受け入れて黙々とこなして出世した結果、このマンションを手にすることができたのだと語ります。
お料理を担当するのはあきらさんで、毎朝5時に起きて、昼食用に2人分のおにぎりを握るのが日課だそうです。冷蔵庫の中は100均グッズを駆使してきれいに整理されています。さらに、棚には「主食」のカップラーメンがずらり。
「タワマンに住む人は100均グッズを使わなかったり、外食しまくって有機野菜とか食べているイメージ」とスタッフが勝手なイメージをぶつけると「100均はメチャ使う」「外食は絶対にしない！そしたらここに住めない！」と、即答。
ここでご夫婦の過去がいろいろ明らかになっていきます。
あきらさんは10年前に大動脈解離で倒れ、今でも9種類の薬を服用中。とよみさんも「病気がいっぱいあるの」とのことで、胃がんや子宮筋腫などを患い、ほぼ10年間は寝たり起きたりの状態だったそうです。「40歳で遺書書きました」と死を覚悟したことも。
「次また病気になるまでの間にやれることやっておかないと」（あきらさん）という思いから、経済的に無理なことは承知で1～2年でも住めればと、憧れだったタワマンに移住。「この家もアップアップだったけど後悔はない」といい、「良かった」「最高だった」と振り返ります。
ここで意外な言葉が...「戸建てが買えた」！？ ローンを返済できても、月々の管理費がかかるタワマンで定年後も生活することは厳しいとあきらさん。そこで15坪3千万円の一軒家を購入、なんと取材日の翌週には引っ越しが決定していることが判明します。まさに「カウントダウンよ！」（とよみさん）。
「この家を売った差額で買えた」という一軒家の駐車場で商売を始めるというあきらさん、それは...テイクアウトのおにぎり屋さん！
毎朝握っていたおにぎりは節約のためだけではなかった！ いつまでも、ご夫婦仲良く楽しく歩み続けてください！ おにぎり屋さんが末永く繁盛することを願っています。
明日6月16日（水）夜9時放送の「家、ついて行ってイイですか？」は、ゲストに、ヒロミを迎えて、「ワケあり過去を乗り越えろSP！」をお届けします。
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どうぞお楽しみに！
