「最強のおにぎり」計画が爆誕!ニューヨーカーYOU、米も海苔も塩も具材も自分で作る!?:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回のテーマは、「YOUの情熱にお腹いっぱい胸いっぱい 今夜のおかずはいらないよSP」。イチオシネタがてんこ盛りの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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超大型密着企画「YOUが日本で叶えたい夢は?」が始動! 街角でYOUの夢を突撃インタビューし、夢を叶えるために番組が全力でサポート。今回注目したのは、東京・JR上野駅前で出会ったアメリカ合衆国出身のアンワーさん。在日2年、フリーライターをしながら台東区のマンションで一人暮らししているアンワーさんは、とにかく日本の食べ物が大好き!

特に日本のおにぎりが大好きで、最強のおにぎりを作って食べることが夢。全寮制の高校に通っていたとき、日本人留学生の友達が作っていたおにぎりを初めて食べて感動し、それ以来おにぎりにゾッコンになったそう。

「誰も食べたことがない最強のおにぎりを作りたい」というアンワーさん。後日、自宅を訪ねて具体的なプランを聞いてみると、なんと「田んぼに行って田植えをして、自分で最高の米を育ててみたい」とのこと。まさかの米作りから!? さらに、ツナマヨが好きなアンワーさんは、自分でマグロを釣って塩や海苔も手に入れたいとのこと。こりやあ超大変な企画になりそうだ!

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おにぎり大作戦のスケジュールはこんな感じ。とにかく時間と労力がかかりそうだが、「大変な挑戦になると思うけど、手間をかけた分だけウマいものができる!」とアンワーさん。最強のおにぎりを作るべく、壮大な密着企画がスタート!

まずは田植えということで、アンワーさんと待ち合わせて田んぼまで送迎車でエスコート。「高校生の頃に食べたおにぎりが今までで一番ウマかったけど、俺は絶対に日本で一番ウマいおにぎりを作ってみせる!」と息巻くアンワーさん。東京を出発してからなんと7時間が経過し、到着したのは...言わずと知れた日本有数の米どころ、秋田県。番組が72軒の農家さんに連絡し、なんとか全面協力してくれる農家さんを見つけたのだ。田んぼに来るのは初めてというアンワーさんは、その光景に感激。

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米作りを教えてくれるのは、50年以上おいしいお米や野菜を作っている大ベテランの佐藤さんご夫妻。まずは、佐藤さんにおにぎり愛を猛アピール! 田植えや稲刈りなどの流れを聞くと、「僕もそれができるんですね! ワクワクしてます」と嬉しそう。

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続いて、苗を植えるときに役立つ定規のような役割を果たす「型」という道具を見せてもらう。コロコロ回転させると升目状に跡がつき、等間隔に苗が植えられるという優れもの。昔からの農家の知恵に興味津々のアンワーさん。今回、佐藤さんは田んぼの一角を貸してくれるそうで、これだけのスペースがあれば4.5kg(おにぎり約45個分)の収穫が可能に!

いよいよ田植え初体験。佐藤さんから基本動作のレクチャーを受け、田んぼに向かう。しかしここでいきなりハプニングが...!?

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田んぼの入り口で足がツルン! あやうく転んでしまうところだったが、間一髪のところで持ち直した。気を取り直して田んぼに足を踏み入れると、ひんやりした感覚に「さぶ〜い、キモチイ〜。秋田では"さぶ〜い"って言うでしょ?」とアンワーさん。教わったとおりに苗を植えていく。

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苗は、東北を代表する人気ブランド米"あきたこまち"。秋田生まれとされる美女"小野小町"から名前をとった白くて美しいお米で、粘りが強く、冷めてもモチモチとした食感が失われないのが特徴。おにぎりとの相性もバツグンなのだとか。

アンワーさんから「あなたは秋田美人ですね」と褒められ、まんざらでもなさそうに笑う佐藤さん。楽しい雰囲気で田植えが続くが、開始から30分でアンワーさんに異変が。

慣れない中腰で、膝と腰に限界が...。「お米を作るって大変だ...。農家さんに感謝だね」と米作りの大変さを実感。しかし「疲れた」と弱音を吐きつつも、手は止めない。すべては究極のおにぎりのため! 1本1本心をこめて苗を植え、開始から1時間で田植えが完了。佐藤さんの提案で、特別に看板を立てさせてもらうことに。

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こちらが作った看板。その名は「Bronigiri(ブロニギリ)」!? 意味は「Brother+おにぎり=Bronigiri」とのこと。「英語のスラングで"親友"を"Brother"って呼ぶ。僕のおにぎりを食べて、仲良くなろうぜって意味」とアンワーさん。

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田植えを終えた後は、佐藤さんが釜で炊いたあきたこまちを振る舞ってくれた。炊きたてのあきたこまちは最高! アンワーさんも「お米に粘り気があるけど、一粒一粒が際立ってておいしい」と大喜び。しかしまだまだ道のりは長く、10月上旬に稲刈り〜乾燥、10月下旬に脱穀〜精米、11月上旬に完成予定。さらに、塩やマグロ、海苔も手に入れなくてはならない。

アンワーさんの究極のおにぎり作りは始まったばかりだ!

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