ボルダリングにハマる!体を動かす目的はダイエットか健康維持だけじゃない:ソロ活女子のススメ

公開: 更新: テレ東プラス

義務教育課程では嫌になるほど団体競技をやった記憶がある。にも拘わらず、大人になってスポーツで体を動かす目的は、ダイエットか健康維持。しかも、ひとりで行うものの方が圧倒的に多い。ソロ活という意味ではやりやすいジャンルと言えるが、ならば、義務教育課程の体育は何だったんだ......!?

江口のりこ主演、ドラマ25「ソロ活女子のススメ」(毎週金曜深夜0時52分~)。主人公・五月女恵は、ひとりで好きな場所に行き、ひとりで好きなことをして、ひとりの時間を楽しむ......そんな彼女を「ソロ活女子」と呼ぶ! ここで第10話「ソロボルダリングで仲間を知る」を振り返る。

ソロ活10「ソロボルダリング」

ソロボウリング再挑戦でスポーツの本当の楽しさを知った恵は、気にはなっていたがずっと後回しにしていた2つのスポーツに挑戦することに。

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ボルダリング体験にやって来た恵。壁のカラフルな石は"ホールド"と呼ばれ、そばには目印になるテープが貼ってある。同じ色のテープのホールドだけを使って登り、ゴールのホールドを両手で3秒以上つかんだらクリア。

「なるほど。どのテープのルートを登るか決めて、その石だけを掴んだり、足を置いたりして一番上まで登ればいいわけね。これは意外と簡単なんじゃないか?」

ところが、なかなか難しい。

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「いかん、次の手足をどう動かしていいかわからなくなった。そしてすでに腕がプルプルし始めた。甘かった。なめていた......」

進むも戻るもできなくなった恵は、力尽きて落ちてしまう。インストラクターによると、登る前によく壁を観察し、どういう風に手と足を置いて登っていくかイメージする「オブザベーション」が必要だという。

「壁を登るには、オブザベーション=観察にあり、か......」

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今度は、自分が手足をどこにどの順番で置くかをイメージしてから登っていき、難なくゴール! 下から見ると感じなかったけど、結構高い!

「言ってしまえば、ほんの数メートルの壁を登りきるだけという極めてシンプルなスポーツなのに、達成感を感じる。これはハマる人がいるのも分かる」

次は、最初より難しいルートに挑戦することに。イメージしてから登り始めたのだが......手が届かない。難易度が上がるとはこういうことか。弱気になった恵に、女性が「大丈夫、届きますよ!」と声をかけてきた、

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「私? 私に言ってる? 私、応援されちゃってる? それとも、お客さんじゃなくてインストラクターさん?」

女性のアドバイスを聞きながら、恵はもうひと踏ん張り。ついにゴールする。応援があったから、登れたのかもしれない。ボルダリングは初心者だろうが上級者だろうがキツイ。だから女性は、辛そうな人や、もうすぐでゴールしようとしている人を見ると、つい応援してしまうのだという。

隣で声を掛け合っていた女性たちも、グループではなくひとりで来ていた。知らない人同士が声をかけ合っているのだ。

「自分に何の得もないのに、何の関わりもない人を応援したくなるなんて、あんまりないかもしれない。でも、それができるのなら、とても素敵なことかも」

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恵も、壁を登る知らない人に声をかける。

「頑張れ、もうちょっと!」

ひとりの時間を楽しむソロ活で、ひとりでいたからこそ声をかけてもらい、人と関わり、スポーツの楽しさを知ったのだった。

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この他、恵は「暗闇サイクル」にも挑戦。暗闇の中、大音量の音楽と掛け声に合わせノリノリでバイクを漕ぎ続ける恵は!?

今週の"ソロ活"情報

「FEELCYCLE」
アメリカ発で話題の暗闇バイクエクササイズ。暗闇の中、大音量の中でエクササイズに集中できる。ノリのいいインストラクター陣も人気。

「壁屋」
24時間営業のボルダリングジム。初心者から上級者までチャレンジできる多彩なルートがある6面の壁があり、子供から大人まで楽しめる。

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ドラマ25「ソロ活女子のススメ」(毎週金曜深夜0時52分放送)、6月11日(金)放送の第11話は「ソロバーベキュー」。松本利夫(EXILE)がゲスト出演。

第11話
「ダイジェスト出版」編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ行き、ひとりの時間を楽しむ"ソロ活"に邁進中。準備や道具の重さ、着火技術など"ひとり"のデメリットが集結しているソロ活女子にとって最強の敵...バーベキュー。一度挑戦し失敗した強敵に、恵はリベンジを果たすべく再挑戦。
準備を進めながらソロ活とは...他人とは...という哲学的ともいえる重要なことに気付く。そして激烈に旨い焼き物を食らう...

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