チャットディーラーの評判は?注意点・導入メリットも解説!

公開: 更新: テレ東プラス

「チャットディーラー」はシナリオ作成が簡単でLINE連携もできるチャットボット

「チャットディーラー」は、1アカウントで5サイトまで設置可能なチャットボットです。
そのため1回契約するだけで、顧客からの問い合わせも社内からの問い合わせもまとめて管理できるようになります。

さらに、フローチャートやCSVファイル(Excel)を利用することで、専門知識不要で簡単にシナリオ作成が可能。
レポート機能を利用すれば、問い合わせ対応だけでなく、顧客のニーズを把握するためのデータとしても活用できます。
また、LINEとの連携も可能なため、公式アカウントを持つ企業には特におすすめのツールです。

chatdealer_20210609_01.jpg画像出典元:「チャットディーラー」公式HP

「チャットディーラー」の導入メリット5つ

1.ハイブリッド対応が可能
「チャットディーラー」は、チャットボットによる自動対応はもちろん、スタッフによる有人対応を組み合わせたハイブリッド対応が可能な柔軟性の高いチャットボットです。
あらかじめ用意した質問や回答にはチャットボットが対応し、それ以外の場合はFAQページへの誘導やスタッフによる有人対応に切り替えることができるため、顧客にストレスを感じさせることなく、スムーズな問い合わせ対応を実現できます。

chatdealer_20210609_02.jpg「自動・スタッフの両方で柔軟に対応」画像出典元:「チャットディーラー」公式HP

2.シナリオ作成が簡単
「チャットディーラー」は、シナリオ型/検索型の両タイプが利用できますが、どちらも専門的な知識不要で簡単に作成することができます。

・シナリオ型(選択肢を選んで会話を進めるタイプ):質問のパターンがある程度決まっている、状況に応じて回答を分岐させたい場合に有効的

設定方法は、シナリオ画面で選択肢をフローチャートにあてはめて作成していけば完成します。
シナリオの起動に条件を設定することも可能。例えば、ページ訪問から3秒後に起動させるなどの時間の設定や、指定したURLに訪問したら起動するなどの条件指定ができます。
さらに、自由入力ウィンドウ表示からスタッフによる有人対応への切り替えも可能です。

・検索型(自由に文章入力し回答を得るタイプ):単発で回答できる質問が多い場合に有効的

設定方法は、
①CSVファイル(Excel)で作成したQ&Aを取り込む
②チャットデザインを設定
③動作テストを実施する
という3ステップだけで完了します。
普段から使い慣れているExcelで完結するため、作成時間もわずかで済みます。
顧客からの質問に回答できなかったキーワードについては一覧表示されるので、よりユーザーニーズに沿ったチャットボットへの改善に役立てることができます。

3.選択率と離脱率の分析が可能なレポート機能
「チャットディーラー」には、チャット対応の内容を分析し、レポートを作成する機能が搭載されています。

チャットボットレポートでは、シナリオの選択率と離脱率の測定ができます。そのデータをもとにシナリオの改善を行うことでよりユーザーに使いやすいチャットボットへとアップデートすることが可能。

全体レポートは、サイトの訪問者、受信メッセージ数、チャット時間、チャット数など全体を把握するのに役立ちます。
一方、スタッフレポートでは、有人対応をした場合の受信メッセージ数やチャット数、チャット時間を、スタッフごとに表示してくれます。

これらのレポートは色分けされた線グラフで表示されるため、各項目の推移を視覚的に把握することができるようになります。

また、アンケート機能を利用すれば、チャット対応に関するアンケートの取得も可能で、こちらもシナリオを見直す指標として有効活用できます。
レポート結果から顧客のニーズをつかむことで今後の経営戦略の指標として利用するなど、マーケティングツールとして活用できるのも、導入のメリットといえるでしょう。

chatdealer_20210609_03.jpg「選択率や離脱率も把握可能」 画像出典元:「チャットディーラー」公式HP

4.複数サイトに設置可能
「チャットディーラー」は、1アカウントにつき5サイトまで設置可能な費用対効果の高いツールです。
顧客との接点が最も多いECサイトやLPのほか、採用サイト、社内ポータルなど、設置可能なサイトはさまざまです。

例えば、採用サイトにチャットを設置することで、応募者が気軽に質問ができるようになるという効果があります。メールや電話とは異なる匿名性というメリットを活かし、応募者との接触を増やします。
また、LPへの設置は、ユーザーの疑問を直ちに解消できるようになるため離脱防止に非常に効果的で、購買の後押しにも繋がります。

chatdealer_20210609_04.jpg「採用サイトへの設置例」画像出典元:「チャットディーラー」公式HP

5.LINE連携が便利
「チャットディーラー」はLINEと連携させることも可能です。
LINE公式アカウントを持つ企業が増える中、LINEで気軽に問い合わせができるという点はユーザーにとっても便利な機能といえます。
LINE連携でも、チャットボットと有人チャットのハイブリッド対応が可能。
自社Webサイトでの利用時と同様に、一次対応は自動応答、ボットでは解決できない質問はスタッフに切り替えて対応する、という流れをLINE上でもできるようになります。

chatdealer_20210609_05.jpg「LINEとの連携が可能」画像出典元:「チャットディーラー」公式HP

「チャットディーラー」のデメリット2つ

1.設問数が多い
クリックで質問を選べるのは、便利な反面「設問数が多く長い設問文もあるので、答えることが手間に感じる」「希望している内容を見つけるまでに非常に時間を要するのではないか」との声が上がっています。

2.ユーザーが悩みを解決できないケースがある
あらかじめ用意したシナリオやQ&Aを利用するタイプのチャットボットのため、それ以外の質問があった場合は、有人対応が必要です。
利用したユーザーからは、「簡単な単語を入力しても『当てはまる質問がない』と、表示されないことが多く、入力しても解決できないケースが出てしまう」との意見があります。

「チャットディーラー」の料金プラン

利用料金は、初期費用+月額料金になります。料金詳細を知りたい場合は、HPから見積り依頼ができます。

「チャットディーラー」を使うべき会社

・LINE公式アカウントを持っている会社
LINEとの連携が可能なため、公式アカウントがある会社にはおすすめです。LINE上でもチャットボット、有人のハイブリッドで対応できます。

・客観的データに基づくユーザーニーズの分析を行いたい会社
顧客のニーズを把握したいと考えている会社にはおすすめです。
チャット履歴の検索はもちろん、チャットボットの選択率や離脱ポイントを可視化して表示させるなど、詳細なレポート機能も搭載されているため、サイトの改修や運営などに役立てることができます。

・24時間体制で問い合わせ対応をしたい会社
社内外の問い合わせ対応に負担を感じている会社にはおすすめです。
「よくある質問」などの一次対応をチャットボット化して有人対応の件数を減らすなど、柔軟な使い方が可能です。

まとめ

今回の調査で分かったことは、「チャットディーラー」は、問い合わせ対応の負担を軽減するとともに、その内容をデータとして有効活用できるチャットボットということです。
シンプルで簡単なUIは、シナリオ改善に素早い対応が可能であるとともに、顧客のニーズも正確に把握できます。
1アカウントで5サイトまで設置可能、LINE連携もできるという使い勝手の良さは、サイト運営も社内対応も効率化したい、と考えている企業におすすめのツールといえるでしょう。


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