ロンブー田村淳「政治家はいつかやりたい」進行を任せられることに葛藤した過去も告白:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。6月2日(水)の放送は、田村淳ロンドンブーツ1号2号)が来店。今まで語られたことのなかった淳のMC論に、若林が刺されまくり!

田村淳は今が一番ギラついている

20代前半から冠番組を持ち、ゴリゴリのお笑いから報道まで様々な番組でMCを務めてきた田村淳。さらに大学院で学んだり、バンドや会社経営、YouTubeなどテレビの枠を超え大活躍。地上波ではMCが多いが、他のメディアでやりたいことがやれている今が一番楽しく、若手の時よりもギラつきが増しているという。

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覚せい剤をやった人はなぜ再犯してしまうのかを深掘りしながら、しっかりバラエティに昇華させるという企画では、自らが体験者に動画で出演交渉して実現。今でも突飛な企画をやりたいため、「進行をすることを逸脱したい」という願望があるという。

本来は進行役ではなく、自由にやりたかったという淳。ロンブーのネタでは、淳がボケ、相方の田村亮がツッコミだったが、早々に亮には進行は無理だと悟り、淳が場を崩しながらも進行するというスタイルに。亮は「中和するために笑ってる」というポジションになったのだという。

それを聞いた若林は、番組内で揉めるきっかけを作るのも、それを収めるのも淳だと指摘し「世界を動かしてる裏の人みたい」と爆笑。淳は、若林のようにそこに気づくのは稀で、実はおかしな構図ながら成立させているのは隣で笑っている亮の存在にあるという。淳は「お笑いのポジションで"笑顔"って作ったのは革命」と亮の功績を。

進行役に葛藤する淳を救ったナイナイ矢部の言葉

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しかし、淳にも「進行が面白くない時期があった」という。30~32歳の頃、進行を任されることに葛藤していた淳を救ってくれたのが、矢部浩之ナインティナイン)。とりたてて仲のいい先輩ではないが、時々、「なんか...大変そうやな」とズバッと突いてくる存在なのだという。

淳は「こんなはずじゃなかった。交通整理をする人じゃなくて、交通整理を無視するような人になりたかったんですよ」と思いを打ち明ける。例えば、オードリーなら春日のように自由にやる人が評価されがちだが、その裏には骨組みを作っている若林がいる。もともと裏志望ではない淳にとっては、そこが評価されないのが苦しかったのだ。

すると矢部は、テレビを見ている人には伝わらなくても、骨組みを作る淳の仕事ぶりを理解しているスタッフがいるから「その人たちに向かってまずやってみれば? そしたらやりがいが感じられるよ」とアドバイスをくれたという。「矢部さんにはすごい感謝してる」という淳。

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何度も大きくうなずきながら話を聞いていた若林は、「刺さりすぎて、今日の俺の骨組みバラバラです」と崩れ落ちる。

若林、進行を任される葛藤を淳に相談

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現在、まさに"骨組み"の仕事が続き、かつての淳のような苦しさを抱えているという若林。淳は、今のやりたいことを全て書き留めて溜めておき、「いつかチャンスがあれば世の中に出す」とアドバイス。淳も、矢部の言葉により、やりたいことは一旦片隅に置き、任された仕事を全うしてきた。余裕が出来た今、当時から書き溜めておいたやりたいことを実現できているのだという。淳の「宝物になっていくんだよ。寝かせれば寝かせるほど」との言葉に、若林、刺さりすぎて、再び骨組みバラバラに。

また、自分の作った骨組みを、スタッフに理解してもらえないことも。淳は、自分もスタッフも一生懸命やっているが、どうしても歯車が噛み合わない場合、番組終了で「ホッとするっていう感覚」もあったと本音を明かす。

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淳自身も「こんな話初めてなんだよな」と、親しい人にも話したことがないという稀有な話の数々に、「さっきからずっと泣きそうなんすよ」と胸打たれる若林。淳は、MCをやってる人なら「若林のすごさみんな理解してると思う」と声をかけた。

改めて、様々なやりたいことが全部やれて、全部楽しいと語る淳に、若林は「もう総理大臣になるしかないですね」と告げる。すると、淳は「政治家はいつかはやりたいよね」と、自分の口から初めて思いを語る。但し、自分がやりたいようにやりたいので、国会議員ではなく知事や市長などの首長への願望を明かした。

その他、淳が芸能人とつるまない理由や、「ザ・ドリームマッチ'06」(TBS系)でコンビを組んだ浜田雅功ダウンタウン)にやりたい放題やった時の知られざる裏話、若手時代の若林が淳に言われた忘れられないひと言、大学院で学んで役だったことや、現在3号までいるロンドンブーツの6号は"弁護士"⁉などのトークも。

「働く人の反省ノート」では、ザ・ギース(高佐一慈、尾関高文)が登場。お笑いライブシーンで最年長になった悲哀とは?

次回6月9日(水)の放送は、特別企画「反省ノートSP」として、平子祐希(アルコ&ピース)、向井慧(パンサー)、福田麻貴(3時のヒロイン)、吉住が来店。

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