子育て中のママが往復5時間の遠距離通勤”毎日幸せ！”と感じる職業とは？

6月4日（金）夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ！」を放送。「テレ東プラス」では、5月28日に放送された番組の中から、「驚き遠距離通勤なぜそんな遠くから通っているんですか？」の内容をプレイバックします。

リポーターの川島ofレジェンド（はんにゃ）がやって来たのは、東京・渋谷区にある会社の近く。こちらの石川さんが遠距離通勤をしているということで、さっそく帰宅に密着開始。ご家族と暮らしているそうですが、果たして、子育てと遠距離通勤をどのように両立させているのでしょうか。

神泉駅から京王井の頭線に乗って渋谷駅へ。歩ける距離ですが、「子どもがいるのでちょっとでも時短を」と石川さん。渋谷駅からJR湘南新宿ラインの大宮方面に乗り、新宿駅や池袋駅を通過。美しい夕日を背に荒川を渡り、埼玉県に突入します。大宮駅を通過してさらに北上し、茨城県に突入。石川さんは、電車の中では電子書籍を読んだりスマホゲームをして過ごしているそう。

電車は茨城県を越え、栃木県の野木駅へ。「1都3県を通ってきたってことですね？」と驚く川島ですが、実は栗橋・古河・野木駅は3駅連続で県が変わる珍しいルート。東北新幹線が乗り入れる小山駅も通過し、さらに北上すること7分、小金井でようやく下車します。ここが石川さんの最寄駅。気になる定期代は、6ヵ月で21万8580円！しかしここで、ある疑問が。

「新幹線で通った方が早くないですか？」と川島。石川さんによると、会社から出る交通費が5〜6万円のため、新幹線の定期を買うと月に3万円以上が自己負担に。早く家族に会いたい気持ちを抑え、節約のために時間がかかる在来線で通勤しているのです。駅からは自家用車で移動し、駐車場の料金は、およそ月5000円。

車を走らせること25分、スーパーに寄って夕食の買い物をします。食材の他に石川さんが購入したのは、チャック付きの保存袋。これが遠距離通勤に欠かせない必需品とのことですが、いったいどういうことなのでしょうか。

スーパーを出て2分、ようやく自宅に到着しました。買い物の時間を除くと、会社を出発してから約2時間半、往復5時間の遠距離通勤です。2人の娘さんとご主人と暮らしているのは、お洒落なログハウス。約15年前に購入したという建物の価格は、当時2000万円ほど。リビングには薪ストーブもあり、焼き芋やピザなどを焼いて楽しんでいます。石川さんは、小学生の時に両親に連れて行ってもらったログハウスが忘れられず、木の家を購入したとのこと。

帰宅すると、すぐに夕食の準備に取り掛かります。時刻はすでに夜8時と遅めの時間ですが、ここからが遠距離通勤ママの真骨頂。登場したのは、チャック付きの保存袋に入った鶏肉。朝、保存袋に調味料と具材を入れて漬け込んでおけば、夜は焼くだけでおかずが完成するという時短調理テクニックです。
調理開始からわずか10分で油淋鶏が完成。豚の生姜焼きや鶏の照り焼きなど、時短テクニックを活かして様々な料理をしている石川さん。家族が飽きないように毎日工夫しています。