中村雅俊が絶賛!移住者急増「住みたい田舎ベストランキング」全国1位を獲得した”街の魅力”

公開: 更新: テレ東プラス

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ライフスタイルが変わる今こそ、都会中心の生活から地域の時代へ! 日本全国から一つの街をピックアップし、その街に住みたくなる驚きの発見やさまざまな魅力を紹介する「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」(BSテレ東 毎週水曜夜10時放送)。MCは中村雅俊伊藤聡子
「東京とは別の第二の故郷を、番組を通じて発見したい!」と意気込む中村が、様々な地域の魅力に触れる。

「テレ東プラス」では、4月28日に放送された「愛媛県西条市」の内容をプレイバック!中村も期待する、「住みたい田舎ベストランキング」(2021年版)で全国1位を獲得した西条市の魅力とは?

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海・山・川にすぐ行ける自然の豊かさ、水道代が無料な地域も!

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愛媛県の東部に位置する西条市。人口約10万7000人で、南は西日本最高峰の石鎚山、北は瀬戸内海に囲まれている。実はこの街、2021年版「住みたい田舎ベストランキング」で全国1位を獲得。移住者も右肩上がりに急増中!

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都会を超えるビヨンドポイントは7つで、「水道代が無料? ありえない!(笑)」と早速興味津々の中村。西条市の魅力は、海・山・川にすぐ行ける自然の豊かさ。「移住したい街ナンバーワン」として特に若い世代に人気があるが、その魅力とは? フリーアナウンサーの笠井信輔が街をリポートする。

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石鎚山から水の恩恵を受ける西条市。"うちぬき"と呼ばれる地下水の自噴井戸が約3000ヵ所もあり、市内の一部地域は水道代が無料! 市役所の職員さんも、来客用のコーヒーやお茶を淹れる水を、毎日うちぬきで汲んでいるそう。その汲み方を見てみると...

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さすがは水の都! 地下水が自噴しているところに直接パイプを差し、新鮮な水をボトルへ。水を汲み取るパイプは、ホームセンターなどで普通に売られている。
「名水百選」のほか、「おいしい水」日本一にも輝いたことがある西条市のうちぬき。毎年水質検査をしているので、街の人は料理にも活用している。
「うちぬきを使った料理を出してくれるお店がある」という情報を仕入れ、早速お店へ向かう笠井アナ。

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やって来たのは、西条市の郷土料理が楽しめるお店「くらしとごはん リクル」。うちぬきを活かしたランチが人気で、連日大盛況だ。ランチをいただいた笠井アナも「甘みがあって美味しい! 優しい味だと分かります」と感想を。

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店主の櫻井さんはこの土地の水に魅了され、6年前に東京から移住。「山も海もあって自然が豊か。楽しくてしかたがないです。満員電車の中で大変な思いをすることもなく、ストレスフリー」と語る。

続いて笠井アナが出会ったのは、提灯の修理や製造・販売を手掛ける「伊予提灯工房」の日野さん。西条市出身で、自宅の2階でお店と工房を営んでいる。西条市では毎年10月中旬に「西条祭り」が行われ、だんじりや御輿など、約150台が集結。その数は日本一と言われるほど、大規模なお祭りだ。

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江戸時代から続く秋祭りは、五穀豊穣を感謝する歴史ある神事。祭りのフィナーレでは、川を渡って山へ帰る御神輿を見送る。神様との別れを惜しみ、御神輿を取り囲んで激しく練り合う光景はまさに圧巻! 日野さんは祭りが好きすぎるあまり、東京から西条市にUターンしたそう。
西条祭りは2日間ほぼ寝ずに行われ、祭りの間は会社や学校もお休み。日野さんは、「お祭りが1年の節目。みんなそこに向かって仕事して、お祭りが終わった日が年明けになる」と熱く語る。

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「四国の嵐山」と呼ばれる桜の絶景スポット、加茂川の清流でアクティビティーも!

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春には桜の絶景スポットも。加茂川沿いにある「武丈公園」は約100種1500本の桜が咲く名所で、「四国の嵐山」と呼ばれ、四季を通じて自然を楽しめる市民の憩いの場になっている。

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こちらは、カヌーに乗って自然を満喫するアクティビティー! 加茂川の清流は驚くほど透明度が高く、笠井アナも「空中を浮いているみたい!」とビックリ。
カヌーのインストラクターをしている大須賀さんは、2年前に大阪から移住。お子さんは独立し、奥さんは大阪で仕事をしているため、単身移住を決めたそう。
西条市の魅力を伺うと「この年齢になって友達がめちゃくちゃ増えた。民間の方だけではなく、市役所の方もサポートしてくれる」とのこと。西条市に温かく迎えられたと語る。

そして、移住を考えている人たちに人気なのが移住体験ツアー。交通費や宿泊費、食事代などすべての費用を市が負担してくれる。ツアー内容は参加者の希望によって変わり、先輩移住者や地元の人を紹介してもらえるなど、移住後の不安を減らす工夫がなされている。

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VTRを観た中村は「西条市は"水"ですね。カヌーもやってみたいし、山も登ってみたい。実際にやってみたいという気にさせるからすごい!」と笑顔で感想を。

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西条市の美味しい水で育まれた自然の恵みも大きな魅力。昨年8月にオープンした「いとまち」は、地元産の食材を扱う複合商業施設。西条市の豊かな水で育てられた食材が購入できるスポットとして大人気だ。地元の契約農家から毎朝届けられる野菜は新鮮そのもの。そして驚きの安さ! 愛媛県は物価が東京より1割ほど安く、家賃も半額以下だそう。

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子育て世代が魅力を感じるのは、西条市の教育面。西条市では、パソコンやタブレット端末、インターネットなどの情報通信技術を活用した「ICT教育」に力を入れている。小学校をのぞくと、隣の小学校とオンラインで繋いだ授業が行われていた。市内全ての小中学校に電子黒板を導入し、タブレットを使った授業は日常的。最新技術を駆使した質の高い教育が受けられ、しかも、中学生まで医療費は無料。

「求めているモノや狙いがはっきりしている。これから先のことを考えると、子どもたちの未来が明るい感じがする」と中村。そこには、子育て世代が西条市で暮らしたくなる沢山のビヨンドポイントがあった。

1年熟成のコクと旨味が味わえる「成龍然 特別純米酒 The Plains」が人気

レギュラーコーナー「飲んで応援 食べて応援 ここからエール!」では、日本酒スタイリストの島田律子が、地域の地酒と相性抜群のおつまみをプレゼン。今回紹介するのは、愛媛県西条市の酒蔵「成龍酒造」。1年熟成のコクと旨味が味わえる「成龍然 特別純米酒 The Plains」が人気だ。

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神の鎮まる山として古くから崇められる霊峰「石鎚山」の麓で、140年以上に渡り日本酒を醸している成龍酒造。「日本酒は地域を凝縮したものだと思っています。お酒を一口飲めば、そこの地域が見える」と語るのは、7代目・首藤英友さん。弟の敏孝さん、杜氏の織田さんとともに、地下から自噴するうちぬきの水を使って日本酒を製造している。

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石鎚山の水は、地元の人々にとっては子どもの頃から慣れ親しんだ水。「弱軟水の水質で、柔らかい味わいがする」と敏孝さん。酒造りの最初の工程「洗米」から石鎚山の水を使い、「浸漬」ではたっぷりの水に米を浸す。削られた米は水を吸うスピードが速いため、秒単位で時間を調整。酒造りの最初の段階から水質が大きく影響するのだ。
水だけでなく、米も愛媛県産の「松山三井」を使用。身近なもので造るからこそ、出来上がる酒にもその土地の味わいが感じられる。

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搾ったばかりの日本酒の味わいはとてもフレッシュだが、熟成させると酵素の働きで甘みが増えて濃厚に。フルーティな香りが落ち着き、まろやかな印象になる。
しかし、熟成しすぎると不快な香りになってしまうため、頃合いを見て瓶詰めを。水に浸して66度まで温度を上げる「火入れ」という工程を経て、熟成を止める。その後は、温度管理された冷蔵庫でさらに熟成。新酒にはない、旨味と香りのバランスが取れた日本酒に仕上がる。「地域の自然を、これからも後世に伝え続けられるような酒造りが出来たら幸せ」と語る英友さん。

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地元産の白瓜と成龍酒造の上質な酒粕で漬けられた「奈良漬」も自慢の逸品。首藤さんのお母さんが作る奈良漬けは、2年熟成させることで濃厚かつ優しい味わいに。日本酒との相性も抜群だ!

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水がおいしい西条市のお酒。試飲した中村は「ガツンときますね。近づけた時の香りがいい!」と感想を。伊藤も「素晴らしくいい香りがします。ガツンときますが、やわらかくてまろやか。優しい...熟成のバランスがすごくいいのでしょうね。燗にしても良さそうです」とコメントし、奈良漬けをアテに熟成酒の良さを堪能した。

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紹介した商品は、豊富な地酒と地域の食材を応援するおとりよせサイト「虎ノ門酒場」で購入可能。飲んで食べて地域を応援しよう!(※売り切れの可能性がありますのでご了承ください)

※この放送は、「BSテレ東YouTube」で視聴できます!

6月2日(水)夜10時放送! 「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」(BSテレ東)の内容は...。

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「暮らしたい街」を探しに調査隊が向かったのは、岩手県二戸市。「食を通じて地域を盛り上げたい」と開発した二戸名物の肉料理"ぶっとべ"とは!?
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「ここからエール」
地域が育んだ"知られざる地酒"とその地酒にピッタリな"地元のおつまみ"をセットで紹介! 今回は、「火入れにこだわった日本酒」が登場。地域に根差す酒蔵で、つくり人に迫る!

どうぞお楽しみに!

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