町田啓太がおばあちゃんに!?台湾の男の子との感動物語や、殺陣が見どころのSFアクションも:僕ドラ

公開: 更新: テレ東プラス

俳優・町田啓太さんを主人公に据えた漫画&ドラマを作るコンテスト「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」、通称#僕ドラ(※注1)。今回は、6組の漫画家が作品のプロットを元にプレゼンを行い、最終審査に進む3組が決定しました。

※これまでの経過はこちら

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町田さん、テレビ東京・太田勇プロデューサー、電子コミックサービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」編集者の方々らに加え、今回から脚本家・演出家の山田能龍さん(「全裸監督」脚本など)も参加し、ドラマ目線からの考察も加わります。町田さんは、ノートに熱心にメモを取りながらプレゼンを聞き、作品のより深い部分でのディスカッションを行いました。

大盛のぞみさん

「私が見たい町田さんを描きたい」という大盛さんが提案するのは、SNSで偽りの自分を演じていた若い男性がおばあちゃんと入れ変わり、本来の自分に気づくという物語。大盛さんは「私が町田さんになったらどうしたいか?......モテたい!」と思ったところから発想したとのことで、町田さんの姿を手に入れたおばあちゃんは「孫と入れ替われてラッキー」とやりたい放題!?

この案に、町田さんは「自分がおばあちゃん役をやったらどうなるか、いろいろアイデア浮かんできました。とんでもない作品を提示してくださるなと、うれしかった」と、満面の笑み。

演出の山田さんも「映像に置き換えたときコメディチャンスが多いと思った。入れ替わりものはよくあるけど、この組み合わせはちょっとした発明。ほんの少しのBL感も出せるかも」と、すでに映像化が見えている様子。中身が"はちゃめちゃおばあちゃんの町田啓太"、確かに見てみたい!

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ヤナギハヤネさん

台湾出身の創作集団のヤナギハヤネさんの作品は、葛藤を抱える建築士が台湾の小さな男の子と出会い、どん底の状況からやがて希望を見つけていくという物語。ストーリー構成、キャラクター設定・背景などのプロットだけでなく、なんと3万字の脚本を仕上げてのプレゼン! さらに、作品の世界観を表す曲として、台湾でも人気の日本のヒット曲と、台湾の有名な曲を紹介してくれました。

町田さんは、まずは「こんなに仕上げてきてくださって嬉しかったです」と、前回の面談で話した要素を盛り込み短期間で脚本にまで仕上げてきてくれたことに感激。また、音楽を使っての世界観の共有にも「すごくイメージできました」と感動し、この作品のテーマでもある"言葉を超えてわかり合える"ことを実感していました。

「テーマが普遍的なので、観る人が自分に置き換えてみることができる」と称賛した山田さんは、「映像的な脚本。カメラが置きやすい」と脚本家・演出家の立場からの指摘も。台湾ドラマのプロットも手掛けている脚本担当の柳さんは「カメラの位置を考えて書きました!」と、そこに気づいてもらえたことに感激していました。

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山本佳輝さん

歴史好きで、「和装の町田さんに刀を振り回してほしい」との思いから構想を広げる山本さん。前回の面談で、斬るからには「刀の一振りに意味を込めてほしい」との町田さんの言葉から、死者の希望を叶える"遺言執行人"が主人公のSFアクションものを提案します。主人公のイメージイラストもスタイリッシュで、山本さんならではの世界観が爆発!

町田さんは「かっこいいし、僕的には好み」と、刀を背負った主人公のイラストにうれしそう。「この漫画、読みたいです」と、舞台設定やキャラクターに興味津々な町田さんに、山本さんは詳細な設定や今後の展開を熱く語ります。

漫画として「絶対に面白いものになりそう!」と満場一致。ただ、映像化するとなると難しい点も見えてくるのですが、山田さんは「深夜ドラマの企画でこの案を出してくるところに、"やりたいことを推していくんだ"という、作家としての腰の強さを感じた」とチャレンジにエールを。ドラマ化したら大勝ちか大スベリ......どっちにしても伝説になるかも!?

前半3組のプレゼンを紹介。後半3組と、これまで以上に難航した選考の様子は、明日公開の【後編】で!

※注1:
「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」(#僕ドラ)は、株式会社テレビ東京(以下、テレビ東京)が、株式会社アムタス(以下、アムタス)の提供する電子コミックサービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」と共同で、漫画化とドラマ化を同時に実現する作品を選ぶコンテスト。町田さん自身も審査から参加し、漫画、ドラマ作りの制作過程も密着ロケによりドキュメンタリー番組として放送します。
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