定期代は約52万円!往復6時間かけて渋谷へ...意外すぎるメリットとは?

公開: 更新: テレ東プラス

5月21日(金)夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」を放送。「テレ東プラス」では、2020年5月15日に放送された番組の中から、「遠距離通勤」の内容をプレイバックします。

遠距離通勤者がいると聞き、リポーターのチャンカワイ(Wエンジン)がやって来たのは、東京・渋谷区にあるオフィス。同僚の方に話を聞くと、「課長っぽくない課長」とのこと。いったいどんな人なのでしょうか。

tokoro_20210520_01.jpg
こちらが遠距離通勤をしている後藤さん。ゲームセンターなどにあるプリントシール機を製造・販売する会社「フリュー株式会社」でデザインを担当しています。一体どこまで帰るのか...さっそく帰宅に密着! 帰宅時間にはちょっと早い夕方4時20分、まずは渋谷駅へ歩いて向かいます。「(家が遠いため)忘年会とかは9時頃まで。それまでガンガン飲みます!(笑)」と訓子さん。渋谷駅から山手線に乗り、品川駅で下車します。

多くの在来線や新幹線が乗り入れるビッグターミナル・品川駅から東海道新幹線に乗車。10分ほどで新横浜に到着し、下車します。たった1駅で新幹線から新幹線に乗り換える贅沢さに、「信じられへん!」と驚くチャンですが、「ここで仕事の打ち合わせがある」とのこと。新幹線の定期券を利用すれば、在来線より早く移動できます。

tokoro_20210520_02.jpg
待つこと45分、訓子さんが帰ってきました。再び、新幹線「ひかり」に乗車し、小田原や熱海、三島を通過します。静岡駅でようやく下車すると、乗り換え時間を利用してお買い物。乗り換え時間が20分以上ある時は、駅ビルで買い物するそう。するとここで、「イチゴ買っていいですか? 好きなんですよ、うちの子が」と訓子さん。実は2児の母なのです。

買い物を終えて乗り換えたのは、新幹線「こだま」。さらに西へ向かい、掛川駅で下車します。時刻はすでに夜8時を過ぎ、ようやく最寄駅かと思いきや、今度は駅前から出る路線バスに乗車。「新幹線3回乗って、バス乗ったら旅やん!」とぼやくチャン。

tokoro_20210520_03.jpg
掛川市内を走ること12分、最寄りのバス停に到着。気になる交通費は、バスも合わせると3ヵ月で約52万円! 会社が全額負担してくれています。バス停から歩くこと3分、ようやく自宅に到着。途中の仕事を除くと渋谷の会社を出てから片道3時間、往復6時間の遠距離通勤です。

夫と2人のお子さんと4人暮らし。家に帰ると母の顔になる訓子さん。途中で買ったイチゴを子どもたちに出し、夕飯タイムです。帰宅時間が遅いため、夫と子どもたちは先に夕飯を済ませています。この日のメニューは訓子さんのお母様が作ってくれた静岡おでん。平日は、近所に住む双方の両親が当番制でご飯を作りに来てくれます。

tokoro_20210520_04.jpg
静岡出身の後藤夫妻。進学や就職で上京していた訓子さんは、結婚を機に静岡に戻りました。遠距離通勤歴はなんと12年。そんな母を、子どもたちも「働いてくれてるから頑張ってほしい」と後押しし、洗い物などのお手伝いもしてくれます。客観的に見ると大変そうな遠距離通勤ですが、「圧倒的に優位なことが一つある」と訓子さん。

その秘密を探るべく、翌朝6時に後藤家を訪れたチャン。早朝にも関わらず、支度バッチリな訓子さんが出迎えてくれました。平日は毎朝5時に起き、必ず家族の朝食を作っています。

tokoro_20210520_05.jpg
朝7時、子どもたちを学校に送り出して訓子さんも出勤。果たして、掛川に住むと得られるという利点とは?

tokoro_20210520_06.jpg
掛川駅から東京方面に向かうのかと思いきや、到着したのはなぜか京都。京都にも支社があり、1日おきくらいで両方に出社しているとのこと。「掛川は東京と京都のちょうど中間。どちらにも行きやすい」と話す訓子さん。今日も優しい家族に支えられ、東へ西へ遠距離通勤をしています。

5月21日(金)夜9時からは、ゲストにトリンドル玲奈を迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」を放送。

・驚きの遠距離通学 なぜそんなに遠くから通っているんですか?
リポーター:とにかく明るい安村

今回の遠距離通学者との待ち合わせは飯田橋。大学や専門学校が多い学生の街だ。そこへ現れたのは20歳の男性。早速帰路に同行! という訳で向かったのは飯田橋駅。乗ったのは総武線で、千葉方面へ向かう。走ること4分、降りたのは御茶ノ水駅。複数の路線が走るが、乗り換えたのは中央線。ここでも乗車時間は4分、東京駅で降りた。

続いて乗り換えたのが、新幹線! 名古屋方面へ向かうのだという。神奈川を越え、静岡県へ...さらに乗り続け...一体どこまで帰るのか?

・おたくの秘蔵映像見せてください
リポーター:サンシャイン池崎

全国の大企業や博物館には人知れず埋もれている、超貴重な映像がたくさんある。そこでその秘蔵映像を見せてもらう!

今回訪れたのはなぜか都内の雑居ビル。そして中にいたのは、顔出しNGだという男性・・・早速パソコンの映像を見せてもらうと、大正時代の白黒の映像だった。
ところが男性が操作をすると...、なんと映像がカラーになった! 実はこの男性、普段はサラリーマンだが、仕事とは関係なく公文書館などから白黒映像を集め、カラー化しているという。そこで今回は、有識者3人の解説の元、数々のカラー化された映像の中から、特に貴重なものを見せてもらう!
終戦後のあの若者の街や、なんと日露戦争後に撮影された歴史上の人物の映像まで!
普段は白黒でもなかなか見られない映像が、カラーで続々登場!

・街の不思議は生き字引に聞け!
リポーター:竹﨑由佳(テレビ東京アナウンサー)

言われてみれば確かに気になる街の不思議なものを生き字引に教えてもらう!
●どう進めばいいの!? 王子の摩訶不思議な信号
●池袋発! 東武東上線の不思議
●首都高速に出現! 巨大なイカの耳!?

どうぞお楽しみに!

PICK UP