イチローはモノマネが得意! 兄”アニロー”が、野球少年だった弟の素顔を語る:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。5月13日(木)の放送では、プロ野球で数々の金字塔を打ち立てたイチローの実兄"アニロー"こと鈴木一泰さんがイチローの素顔を語った。

一泰さんは、イチローさんの5歳年上の兄。年齢を重ねるごとに、「似ている」と言われることが多くなったそう。

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イチローは幼少期からずば抜けて野球が上手かったのか? 一泰さんによると、父親は「1塁へのスタートラインが違うから。左の方がヒットを打てる確率が高い」と、左で打つよう指導。また、イチローはモノマネが上手く、地元の中日ドラゴンズのスター選手だった田尾安志谷沢健一の打ち方をマネしていた。「細かいところを見て、自分に置き換えるのがうまかった」という。また、中学生になると、部活終わりに毎晩のようにバッティングセンターに通い、父親が付きっきりで指導していたそう。

イチローがプロ野球で頭角を表してきた頃、一泰さんは野球とは一切関係のない建築関係の仕事をしていたが、実は意外な形で弟の活躍を支えていたという。バッターボックスに入る時の入場曲は、「日本にいる時と、アメリカにいる時の2~3年は僕が選曲してました」と一泰さん。

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2人ともヒップホップカルチャーが好きで、一泰さんはレコードをたくさん持っている。イチローから「かっこよくてノリが良いような、バッターボックスに入って『やるぞ』って気合が入るような曲を選んで」と、任されていたのだそう。イチローには、音楽好きの兄の選曲に、絶対的な信頼があったのだろう。

イチローがオリックス時代に3年連続でシーズンMVP獲得するなど、破竹の勢いを見せていた1996年、一泰さんは愛知県の建築会社を退職して、もともと興味のあったデザイナーを目指して上京。スポーツのアーバンブランドを立ち上げ、スポーツウエアだけでなく企業のロゴやトレードマークなど、さまざまなデザインを手掛ける人気デザイナーに。そして、2012年頃にスポーツで使う"ある物"に目を付けて大ヒット。オリンピックに出場する有名選手も使用する人気商品になったという。

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それが「テーピング」。17~18歳の頃、バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンやパトリック・ユーイングら大スターが好きで、中継をよく見ていたという一泰さん。ケガの予防でテーピングをしている選手を見て、「それにデザインの要素とか、他にちょっと違うものを加えたらもっと売れるし流行ると思ったんですね」と、高校生の頃から考えていたという。そのアイデアをもとにスポーツ用のテーピングを開発した。イチローが現役の頃は「送ってほしい」と言われ、送っていたそう。

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