コロナ禍に破竹の急成長!~産地直送ネット通販 人気の秘密~

公開: 更新: テレ東プラス

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5月13日(木)夜11時6分からは「カンブリア宮殿」を放送! 産地直送のネット通販サイト「食べチョク」を率いるのは、毎日同じデザインのTシャツを着る30歳の社長、秋元里奈。コロナ禍に破竹の急成長の人気の秘密に迫る。

急成長する"オンライン直売所"!人気の秘密とは?

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「食べチョク」がスタートしたのは、2017年。当初は売り上げがたったの2万円という月もあったという。しかし、コツコツとサービスを拡充してきた結果、コロナ禍を機に急成長を果たした。コロナ禍の前に1万人だった会員数は一気に膨れ上がり、今年3月末には48万人。去年1年間で流通総額は数十億円にまで拡大した。

人気の秘密は安心感だ。オーガニックなど生産方法の基準を設けて、出店する生産者を厳選。サイトには「生産者の顔が見える」情報を掲載。お客が生産者と直接やりとりして、食べ方などを質問することもできるようにした。近所のスーパーでは手に入らない野菜を買える楽しさを知った消費者が、次々とリピーターになったという。

一方で、生産者からの信頼も厚い。秋元は全国各地の農家や漁師を訪ね歩き、直接悩みを聞いて、売り方のアドバイスをしてきた。コロナ禍で飲食店やイベントへの出荷が止まり、困窮する生産者たちへの支援も行った。その結果、新たな販路を求める生産者たちが続々と集まり、いまや出店は4000軒を超える。

"生産者ファースト"を掲げて起業

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慶応大学理工学部を卒業し、IT企業のDeNAに入社した秋元だったが、3年後に転機が訪れる。きっかけは、久しぶりに相模原市の実家に帰った時に見た光景だった。実家はかつて農業を営んでいたが、「儲からない」と廃業。荒れ果てた耕作放棄地になっていたのだ。「生産者のこだわりが正当に評価されるよう、農業に貢献したい」。そう考えた秋元は"生産者ファースト"をかかげて、ビビッドガーデンの起業を決意する。しかし、「農業関連はビジネスとして厳しい」と、70社以上に出資を断られた。秋元はこのピンチをどう乗り越えたのか?

高齢世代もネット通販に呼び込め!

ネットでのサイト開設は高齢農家にとってはハードルが高く、新たな販路の開拓を諦めてきた人も多かったという。そうした農家もネット通販に呼び込もうと、秋元が仕掛けた"ご近所出品"とは?

【ゲスト】
食べチョク 代表 秋元里奈

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