妻の両親に猛反対された結婚、その理由は夫のコンプレックス？ 妻のある報告をうけ、夫が決断したこと：家、ついて行ってイイですか？（明け方）

5月10日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？(明け方)」（毎週月曜深夜）では、埼玉県本庄市のさくまりえさん（32歳）のお家について行くことになります。

桜の名所・こだま千本桜（埼玉県）でプラカードを持ったスタッフに「『家、ついて行ってイイですか？』のロケをやってるって聞いて、今来たんですけど」と話しかけてくれた、りえさん。取材も快諾いただき、りえさんの運転する車でお家について行くことに。じつはこの名所、りえさんにとって思い出深い地であることが後で判明します。

「2～3分待ってください」と家に入ったりえさん。玄関ドアが開いたのは10分後でしたが...「もうちょっと大丈夫ですか、すみません」と延長のお願いが入り、さらに待つこと5分。

出迎えてくださったのは、「さっき退院してきたばかり」という夫のたかゆきさん（34歳）。

築1年、注文住宅で考え抜いた間取りだそうです。こちら35年ローンとのことで「倒れられないですね」と笑うたかゆきさん。現在、長女のえみちゃん（2歳）と3人で暮らしています。

じつはたかゆきさんは顎変形症の治療のために手術を受けたといいます。嚙み合わせは治っている状態ですが、「手術の後だから顔がパンパン」とりえさん。

「一軒家に住みたかった夢を（たかゆきさんが）叶えてくれた。感謝しています」という、りえさんの発言に照れるたかゆきさん、結婚4年目にして、まだラブラブなお2人♪

職場の同僚として出会ったそうで、りえさんは「付き合ってから100％自分に合う人っているんだ」と思うほど相性はピッタリだったと振り返ります。「とにかく"モカ"ちゃんのアプローチがスゴかったね」と話すりえさんに、思わず「モカちゃん？」と、会話の腰を折るスタッフ。

お2人が好きな『ミニオンズ』の口グセ、「モカーモカー」をマネしているうちに、お互いに「モカ」と呼び合うようになったんだとか。「これは、カットしてほしい」と恥ずかしがるたかゆきさんですが、微笑ましいのでそのまま放送しちゃいました（笑）。

ところで、りえさんは4月14日に開局した、ラジオ局「ほんじょうFM」にパーソナリティとして働くことになったんだとか！アナウンサーやラジオDJの経験はなく、「求人票を見て、ただ『やってみたいな面白そう』」と応募したら、採用になったそうです。今は研修中ということで、課題で出された1740字相当の暗唱を披露してもらいました。準備万端です！

「結婚式は？」というスタッフの何気ないひと言に「これからです」とたかゆきさん。それから「妻の両親を説得するのが大変でした」と、明かしてくれました。

「いずれ生まれてくる赤ちゃんに遺伝するのでは...と、私のためを思って心配したのかもしれないですけど...」と、りえさん。「私が選んだ相手だから信じてほしいと思ったんだけど、自分の実力不足で伝えられなくて」。

さらに、りえさんが続けます。「最初に会ったときからその顔だったので、特に違和感なく一緒に過ごしてきたんですけど、つらかったね...。両親とモカちゃんの板挟みになって」。

「彼女にアプローチするより、お義父さんにアプローチするほうが多かった」と、たかゆきさんは笑顔を交えて話してくれました。

「僕は諦めません」と何度も懇願するも、お義父さんは受け入れてはくれず、強行突破することに。たかゆきさんは「もう、結婚します！」と一方的に伝えて、入籍をしたそうです。りえさんは「結婚を一番祝ってほしい両親を裏切ったっていうか、胸が締め付けられる思いだった」と、当時の心境を明かします。

ちなみに現在は、お義父さんとたかゆきさんの関係は「良好！」だそうで、そのきっかけはもちろん、長女のえみちゃんです。えみちゃんが生まれてから一気に距離が縮まったそうで、現在はりえさんのご両親のほうが近所に引っ越してきて、毎年一緒にこだま千本桜にお花見に行くほど仲良くお付き合いしているそうです。「本当にウソみたい」とりえさん。そして、「モカちゃん（たかゆきさん）に妊娠を告げた場所があの千本桜」だったと教えてくれました。

保育園から帰って来たえみちゃんは、パパとは2週間ぶりの再会になります。たかゆきさんを見るとものスゴい勢いで飛びつきます。そんな娘に目を細めるたかゆきさん。今回、たかゆきさんが手術をした理由も、自分の病気のせいで「えみちゃんのお父さんは...」と言われてえみちゃんに嫌な思いをさせたくなかったから、と教えてくれました。