イースタンプとは?調査して分かった評判・メリット・注意点を解説!

公開: 更新: テレ東プラス

estamp_20210511_01.jpg画像出典元:「イースタンプ」公式HP

イースタンプの総評

イースタンプは「全契約機能」と「充実のサポート」がワンパッケージになった電子契約システム

「イースタンプ」は、徐々に注目度が上がってきている電子契約システムです。印鑑対応可能な電子署名や手書きサインなど、契約関連の充実な機能に加え、書類保管機能や取引先への説明代行など手厚いサポートがワンパッケージで提供されます。

全ての契約関連業務をクラウド上で完結することができるので、テレワークでも業務が滞る心配がありません。他社サービスと比較すると外部システム連携などの機能が少ないのが物足りない点ですが、契約関連業務に特化するなら十分満足のいくサービス内容です。

過去の紙面契約もスキャンし、クラウド上で一括管理できるので、コンプライアンス強化やBCP対策にも対応することができます。

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イースタンプの導入メリット4つ

1.契約書関連業務の手間・時間・コストを一気に削減
「イースタンプ」は、PDFでアップロードした契約書に電子署名をし、取引先にはメールで契約書を送付するだけなので、契約書の作成・締結に関わる煩わしい作業を一気にカットすることができます。

電子署名...と聞くと「操作が難しそう...」と躊躇してしまう方もいるかもしれません。しかし、数ある電子契約システムの中でも、イースタンプの操作性はわかりやすく、導入企業からは「電子契約システムの導入に難色を示していた年配社員が2ヵ月で使いこなしていた」という声も上がっています。
さらに、郵送作業がなくなるので、印刷代・郵送代・印紙代にかかるコストのほか、それらの作業に携わる人員コストも一気に削減することが可能です。

estamp_20210511_02.jpg契約にかかる手間・時間を大幅に削減 画像出典元:「イースタンプ」公式HP


2.認印と実印、2つの電子署名タイプに対応
「イースタンプ」の2つ目の導入メリットは、利便性の高い「認印タイプ」と本人性の担保力が高い「実印タイプ」の両方の署名に対応できることです。認印締結機能は、メール認証による本人確認のみで署名が可能なので、証明書の負担もなく、取引先へも負担がかからないのがメリットです。

一方、実印締結機能は、電子認証局により厳格に本人確認を行い、発行された電子証明書により署名を行うので、電子帳簿保存法などの各種法令にも対応できるのがメリットです。ワンパッケージで全ての機能が提供されるので、契約すればどちらの機能も利用できます。
スピードを優先するなら認印タイプ、コンプラインスに関わってくる社内外の締結なら実印タイプというように、2つの電子署名機能を場面や契約ごとに効率良く使い分けることが可能です。

さらに、モバイル端末で押印の代わりに手書きサイン機能を利用することもでき、押印文化の薄い外資系企業との取引でも安心です。導入企業からは、「手書きサインの署名が可能なので、手書き署名にこだわる顧客にも対応できる」と好評です。

estamp_20210511_03.jpg印鑑や手書きサインにも対応 画像出典元:「イースタンプ」公式HP

3.取引先への説明代行も!手厚いサポート体制
「イースタンプ」の3つ目の導入メリットは、充実のサポート体制が整っていることです。電子契約導入にあたり、取引先からの理解・同意を得るための説明代行を依頼することも可能です。

また、説明代行サービスでは、取引先を対象にした説明会の実施のみならず、自社の従業員向けの説明会も実施してもらうことができます。電子化に向けた社内外の環境づくりを任せることができるので、担当者は電子化業務そのものに集中することができます。

もちろん、操作方法や運用面に関してのサポート体制も整っており、メール・電話・オンラインと複数の方法でサポートを受けることができます。特に、オンラインサポートでは面倒なログインやインストールを一切せず相談できるので、迅速な問題解決が期待できます。
電子契約のさまざまな機能と同時に、このようなサポートがワンパッケージで販売されているのも、イースタンプの魅力と言えるでしょう。

estamp_20210511_04.jpg取引先への説明代行も可能 画像出典元:「イースタンプ」公式HP

4.過去の紙面契約書も一元管理できる
「イースタンプ」の4つ目の導入メリットは、契約締結後の契約書類を適切に保管し、管理できることです。契約締結後、取引先から返却された契約書は、自動でクラウド上に保管されるため、煩わしいファイリング作業の必要もなく、そのための人員やコストも削減できます。
導入企業からも、「締結後の契約書がクラウドで一括管理でき、場所や物のコストの大幅な削減が可能」と高評価を得ています。

また契約書は、契約書名・契約相手方・有効期間・更新期限などの情報を登録し管理することができ、同時にこれらの項目で検索も可能。
さらに、契約リストをCSVで出力することができるので、監査などの際に、該当契約を含むリストをスムーズに作成し提出することができます。

過去に紙面で締結した契約書についても、電子契約書とともに一元管理できるので安心。紙面の契約書の保管手順は簡単で、スキャンした契約書データをアップロードし(1度に10ファイルまで可能)、フォルダを設定し登録ボタンを押せば完了です。

契約書をクラウド上で保管することで、契約書の紛失・劣化・改ざんリスクなどを回避することができ、コンプライアンスの強化やBCP対策にも繋がります。

estamp_20210511_05.jpg細かな検索が可能 画像出典元:「イースタンプ」公式HP

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イースタンプのデメリット2つ

イースタンプのデメリットは2つあります。

1.知名度が低い
クラウドサインなどの他社サービスと比較すると、まだまだ知名度が低いようです。導入企業からは、「知名度が低いため契約相手の企業に理解されにくかった」という声もあがっています。
このように、取引先企業の理解や同意を求めたい場合には、サービス運営元である株式会社E-STAMP直々の説明代行サービスを利用することをおすすめします。

2.機能数が少ない
同種サービスで知名度の高いクラウドサインでは、BoxやKintone、SalesforceやHubble、Slackなど多様なシステムとの連携が可能で、さまざまな機能が利用できますが、「イースタンプ」は、契約書関連業務以外の作業には対応できません。請求書や見積書、納品書などの作成も現時点では行えず、機能数においてやや劣っていると判断できます。

イースタンプの料金プラン

料金詳細を知りたい場合は、イースタンプ公式HPから見積り依頼を出せます。

イースタンプを使うべき会社

・認印や実印など、印鑑の押印を電子的に利用したい会社
「イースタンプ」は手書きサインの対応だけでなく、認印・実印の押印を電子的に行えることが大きな魅力です。今後「脱ハンコ文化」の傾向は強まっていくことが予想できますが、それでも日本企業から完全にハンコがなくなるのはまだまだ先のことでしょう。印鑑とサインをうまく共存させたい企業にはおすすめです。

・契約に特化したツールを導入したい会社
純粋に契約関連業務だけに対応したツールを導入したい企業には「イースタンプ」は操作性もわかりやすく、機能が絞られているため、効率よく利用することができるでしょう。
逆に請求書や見積書作成、会計業務などとの連携など、業務の枠を広げていきたい企業は、他システムとの連携機能に優れたクラウドサインやAdobe Signなどの導入をおすすめします。

・契約書と同時に身分証明書などの管理が多い会社
免許証や許可証などを撮影し、電子契約書と一緒にクラウド上に保管できる機能があるので、会員契約書や雇用契約書など身分証明書もクラウド管理したい企業におすすめです。

・取引先企業への説明を代行してもらいたい会社
前述の通り、「イースタンプ」導入にあたり、取引先企業の理解・同意を得るための説明を代行してもらえるサービスがあります。システム的な説明など、取引先への説明が不安な企業にはおすすめです。

まとめ

「イースタンプ」は、電子署名や手書きサイン、過去の契約書も含めての書類保管など契約関連業務において便利な機能が揃った電子契約システムです。
それに加え、取引先への説明代行など、電子化に向けた環境づくりを任せることができるので、イースタンプを導入すれば、契約書の電子化に集中することができ効率的です。

紙の契約書や写真撮影した身分証明書なども電子契約書とともに一括管理できるので、コンプライアンス強化にも対応することができます。


料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
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