5月8日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、最も芝居が下手でヤバいヤツを決める好評企画「芝居ヤバイ芸人No.1決定戦」をオンエア。芝居ヤバイ女王・本郷杏奈に加え、小沢一敬（スピードワゴン）、別府ともひこ（エイトブリッジ）が初参戦。
3人は即興決め台詞芝居に挑戦。台本の最後の決め台詞のみ空欄になっており、そこをアドリブでかっこよく決めることを目指す。審査員の女性タレント3名が全員笑ってしまったら強制終了。
本郷杏奈は織田裕二をイメージした泣き演技
これまでも数々のヤバい演技を披露してきた本郷杏奈。芝居経験について「『ゴッドタン』さんで刑事役とかやらせてもらったり」と柳葉敏郎のモノマネのヤバい演技を含めようとする本郷に、MCの矢作兼は「『ゴッドタン』でやった役を刑事役って言わないでくれる？」と苦笑。
今回挑戦するのは、「使用人に片想いするお嬢様」の役。毎回、台詞は完璧と言いながらもカンペをずっと見てしまう本郷だが、「今日はカンペ見ないです。完璧にインプットしてきました」と、いつもとは違う！？ そこでカンペなしで挑むが、すぐにカンペを探してしまい、強制終了。「すいません、カンペお願いいたします」と平謝りし、再スタート。
ところが、定番のお嬢様演技が全くできずボロボロ。そこで矢作が「こういう女優さんっぽくいこうとコンセプト作った方がいいんじゃない？」と提案。菜々緒をイメージしてクールなお嬢様でいくことになるが......
つま先立ちして身長を高く見せることで"菜々緒"感を出す本郷。そういうことじゃない！
さらに、使用人にフラれ泣くシーンでは、カンペを見ながら目を見開いて「うえ～ん」とヤバすぎる演技！
そこで、泣く演技が印象的な人として本郷が思い浮かべた織田裕二をイメージして、もう一度泣くシーンに挑戦するが......
なぜか「キターーーー！」叫び、肝心のアドリブ台詞まで辿り着く前に強制終了となった。
別府ちゃんは菅首相のイメージで天才少年
初挑戦の別府ちゃんは、「芝居下手だと思ったことない」と自信満々。代表作は、上海ガニとズワイガニのコント！？ ズワイガニを演じる上での注意点は「ずっと手をこうする」と実演し、スタジオ爆笑。
別府ちゃんは、殺人現場に現れるキザで嫌味な天才少年探偵に挑戦。ヤバそうな臭いがぷんぷん！
劇団ひとり扮する警察が事件を解決したところに、「ちょっと待ってくださいよ！」と、「DEATH NOTE」のL風の別府ちゃんが登場。カンペをチラチラ見ながらもなんとか自分の台詞を言うが、その後、「ひとり」と謎の言葉とつぶやく。
カンペの劇団ひとりへの指示のト書き部分まで読んでしまったのだ。さらには、他人の台詞も全読みしてしまうというド天然ぶり。
そこで、本郷同様に有名人をイメージさせることに。矢作から「感情をあまり出さないような？」と聞かれた別府は、なぜか「菅さん」と菅義偉首相の名前をあげる。
菅首相のイメージで感情を無くした天才少年の芝居に挑む別府ちゃん。手元の原稿を読むパントマイムで会見中の菅首相を表現し、スタジオ大爆笑！
ここから、MC陣より国内外の政治家のモノマネを無茶振りされることに。安倍晋三はマスクをかける仕草で"アベノマスク"を表現。ドナルド・トランプはイマイチだったものの、麻生太郎の「ふざけるな」のモノマネは、矢作から「（麻生さんのマネ）やってた？」と言われるほど似ていて好評。そして問題のアドリブ台詞は、小泉純一郎の「時代は郵政民営化でございます」と薄い情報で乗り切ったのだった。
その他、小沢は、窪塚洋介をイメージして借金取り立ての闇金業者に挑戦するが、レレレのおじさんに！？
次回5月15日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「照れカワ芸人更生プログラム若手SP」をオンエア。5GAPの"ダサい"コントに、秋山寛貴（ハナコ）、水川かたまり（空気階段）が挑戦する。
