小泉孝太郎と安達祐実が語る「中山美穂はスパイシー!」中山が役作りについて相談する実力派俳優Kとは?:警視庁ゼロ係5

公開: 更新: テレ東プラス

テレビ東京では、4月30日(金)夜8時から、金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5』を放送します。

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本作は、警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎の『生活安全課0係』シリーズ(祥伝社刊)をドラマ化したもので、連続ドラマとしては、金曜8時のドラマ枠初のシーズン5となります。

厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署の「なんでも相談室」通称ゼロ係を舞台に、空気は読めないのに事件は読める"究極のKY刑事"・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、男まさりで口の悪いベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の"迷コンビ"が、ゼロ係のメンバーと共に様々な難事件を解決していく物語です。

「テレ東プラス」では、小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実戸塚純貴中山美穂片岡鶴太郎によるオンライン記者会見の内容を紹介します。

Q:お一人ずつご挨拶をお願いします。

小泉孝太郎(小早川冬彦役):こういう不安な気持ちの中、リモートでの制作発表は初めてなので、皆さんにどう映っているか、ちゃんと声が聞こえているかちょっと心配なんですが、こうやって緊急事態宣言の最中でありますけど「ゼロ係SEASON5」の制作発表を迎えられたこと本当にうれしく思います。宜しくお願いします。

松下由樹(寺田寅三役):今回SEASON5になって本当に嬉しく思っています。たくさんの人にこの楽しいドラマを見ていただきたいと思います。今日は宜しくお願い致します。

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安達祐実(本条靖子役):自分がSEASON1から関わったドラマがSEASON5を迎えるっていうのが初めての経験ですごく嬉しく思っています。今回もバリバリ毒舌を吐いていけたらいいなと思っておりますので(笑)、宜しくお願い致します。

戸塚純貴(太田文平役):とても楽しく元気になれる作品だなと思うので、みなさんに見ていただきたいと思います。宜しくお願い致します。

中山美穂(保科玲役):初めて参加させていただいて、楽しんでおります。宜しくお願い致します。

片岡鶴太郎(横山建夫役):どうも。横山建夫でございます。私SEASON3から参入させていただいて、3年目に入りました。まだまだ新参者でございます。どうぞ宜しくお願い致します。

Q:新シーズンが決定した時のお気持ちと、演じる役の見どころをお聞かせください。

小泉:SEASON5っていうのは本当に想像していなかったですし、ここまでやらせてもらえた喜びと、後は"なんでも相談室"のみんなの顔が浮かびました。現場でまた会える!と。その気持ちとSEASON4の時にバディを組ませていただいている松下さんが、自分の女優人生の中でSEASON5が実現したら私の中でも一番続いたシリーズになるとおっしゃってくれていたので、とっても嬉しかったですね。これが実現するんだってことが。(変化は)一番怖いのは自分がダレてしまったり、変な慣れが現場でおきてしまうことで、自分との闘いなんですが、そこだけ気をつけなきゃいけないなと。でも「ゼロ係」って言う作品は不思議と現場にくると今までやったことある雰囲気でも毎回新鮮な気持ちでいられる。それが「ゼロ係」ってすごいなって思いますし、SEASON5でも「ゼロ係」のセリフにもあるんですが、ゼロからのスタートのような気持ちでいられます。

松下:(決定したときは)本当に素直に嬉しかったです。小泉さんも言って下さいましたが、私にとっては「ナースのお仕事」がSEASON4までいって、もし「ゼロ係」でさらに5あったとしたら、更新できるので、それが1つの目標ですっていうのを小泉さんと話をさせてもらっていた。それが叶ったのがとても嬉しかったですし、また「ゼロ係」が本当におもしろいドラマなので、みなさんに会いたいって思いと、この作品の中で思い切り演じたいというのがこうして回を重ねて、もっと密接に、そしてダレることなくおもしろく演じられてるっていうのが(台)本を読ませていただいた時もおもしろかったですし、やっぱり演じててもおもしろいです。(SEASON5で意識することは)小泉さんのバディの関係が最初から危ういのですが、それは新しく入った中山さん演じる管理官の存在によって起こってくる謎めいた部分は見どころでもありますし、小泉さんとのやりとりが回を重ねるごとに気兼ねなく役作りができるっていうのが何よりもうれしいですね。

安達:「ナースのお仕事」SEASON4で私が松下さんの後輩ナースで出させていただいていて、なので私は4だけだったのですが、こうやって一緒にSEASON5にこれたっていうのは私にとっては感慨深く、またご一緒できるのは嬉しかったです。みなさんおっしゃっているようにSEASON5にきても、毎回和気あいあいとして楽しいんだけど、いい緊張感を持って撮影できているので、このままSEASON5を駆け抜けたいなと思っています。みんなのチームワークはそのままに、中山さん、新しいキャストの方が入られてちょっとシリアスな部分が今までよりスパイシーでピリッとしていてちょっとドキドキするなって感じています。

戸塚:SEASON5の作品に参加させていただけるっていうのはないことですし、またみなさんとご一緒できるというのも嬉しかったです。なのでSEASON5までいくと、成長した姿みたいなのを見せなきゃいけないかと思うのですがまったく成長してません(笑)。それも「ゼロ係」のいいところだと僕は思っていますけど。もしかしたら1個成長した姿が見えてしまうかもしれません。それを楽しみにしていてください。今までにない「ゼロ係」をみなさんに見ていただけるのではないかと思っています。

Q:中山さんは新レギュラーですが、ご出演が決まった際、いかがでしたか?

中山:捜査一課の管理官ということで、なんで私にこの話がいただけたのかも不思議で、全然想像がつかなかったんです。前作を見させていただいて、結構コミカルなシーンがいっぱいあるので、それに入れてもらえるんだってちょっと勘違いしちゃったんです(笑)。初日に冬彦くんがこんな(コミカルな動き)になっていて、おかしいんだけど一ミリも笑ってはいけないって言われて「そういう役だったんだ...」って、もうそこから緊張しております。(かなりの苦行?)はい、かなり。「ゼロ係」に入りたいって本心では思っております。

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片岡:ありがたいことですよね。私はSEASON3から参入しているんですが、これが3で終わってしまったら私の責任だって思っていたので、4が決まった時は本当に嬉しかった。あぁ良かったと。首の皮一枚つながったとホッとしたんです。で、私のせいじゃなくなりましたので、5で終わったら孝太郎さんのせいです(笑)。(今回から参加の中山さんはプレッシャーかかりましたね?)いや、中山さんのせいではないです!

中山:私かもしれない...どうしよう(笑)

片岡:いや、主役のせいになりますから!

Q:現場の雰囲気について伺います。ゼロ係あるあるや、新キャストの方が入られての変化はありますか?

小泉:変化は毎回感じますけど、今回美穂さんが管理官役で、僕らなんでも相談室のレギュラーにNON STYLEの石田さんが加わり、安達さんもおしゃってましたけど美穂さんはスパイシー感、石田さんは1つの世界観に途中から入るっていうのはとても難しいことだと思うのですが、それがこうスッとなじむ凄さを感じましたし、美穂さんは敵なのか味方なのかわからないスパイシーさがあってその変化を僕たち全員が楽しんでいる感じがします。

松下:SEASON1からずっと同じことをやっていてもまったく飽きないっていうのがゼロ係あるある。「タメ口よろしいですか?」っていうフレーズと、靖子との「全力で立ちなさいよ」って言って口論するやりとりとかは、SEASON1からずっと重ねているんですが、飽きることなく演じられて楽しいですし、見ていただいても飽きることなくできていると思います。特に今回1話を見ると、今まで以上にスピード感があって内容も濃くて、さらにコンビネーションがおもしろくなっていて、私自身も何度もリピートしちゃいました。変化はとても楽しんでます。刺激もありますし、ゼロ係のろくでもない雰囲気はそのまま変わらずなのがゼロ係の良さだと思います(笑)。

安達:本当に毎回同じようなやりとりをしていても自分も新鮮に感じていますし、刑事ものなんだけど、怖いとかよりも見終わった後に、あったかいとか楽しいとか前向きな気持ちになれる作品だと思っていて、それはSEASON1から変わらないので、そこが「ゼロ係」あるあるかなと思います。やっぱり石田さんは本当に昔からいたって感じがして、違和感なくなじんでいる。中山さんが入って下さったことで私たちも新鮮な気持ちを新たに感じることができて、私の役は事務員なのでなかなか捜査に行ったりしないので、中山さんとご一緒するシーンは少ないのですが、現場でご一緒した時に新しいものができていくのは素敵だなって思っています。

戸塚:なんでも相談室のシーンで必ず皆さん笑いすぎて段取りが進まないのがあるあるなのかな(笑)。毎回すごく楽しいと思いますし、今回石田さんと過ごす機会が多いんですが、マンガとか占いの本とか持ってきてくれる。待ち時間を埋める何かを持ってきてくれて、今回待ち時間が楽しい。あと今回わかったことが1つあって、孝太郎さんは懐中電灯が好き(笑)。

Q:なぜですか?

小泉:夜道を照らせるからですよ(笑)。照明が強いのがあるじゃないですか? 小さい懐中電灯も。僕あれ普段持ち歩いているんです。犬を飼い始めた時に始めてハマっちゃったんです。

中山:やっぱりみなさんのチームワークがものすごくいい。スタッフの方もチームワークが出来上がってるなって思いました。冬彦さんと寅三さんは本当にうまいタッグで本番直前まで談笑してるんですが、本番はもう役に変わって入っていけるのでさすがだなと思いました。

片岡:とにかく雰囲気がむちゃくちゃ楽しい。なんでも相談室はドラマと言ってもコントですからね(笑)。言っちゃいました! ですからなんでもアリ。NGがないんです。一発本番で活かしてくれるし楽しい現場。この現場は女性の方が多いのですが、本当に綺麗な方が多い。みんなきれい。良かったですね。

Q:「生活安全課なんでも相談室」ということで、最近相談したいなぁと思うことなどありますか?

小泉:ここ最近自問自答したんですけど...本当くだらないことですよ? 僕いまベッドで寝てるんですけど、まず仰向けになりました、横向きになります、うつぶせになります...こう体勢を変える時あるじゃないですか。その時に自分は一体どの体勢が一番寝つきがいいんだろうっていう。本来の快眠できる姿勢っていうのは、仰向きか、うつぶせか、横向きかっていう相談を真剣にしたいです。

Q:戸塚さんが大爆笑してらっしゃいますけど...マイクをオンにして小泉さんへのアドバイスをお願いします。

戸塚:いやあの...声が出ない状態をいいことに「知らないよ」って言っちゃいました。すみません(笑)。僕はいつも仰向けで寝てます。寝返りをうってるかどうか自分ではわからないんですけど...寝る状態も起きた状態も完璧に仰向けなんで、もしかしたら(寝返りを)うってない可能性があります。

片岡:仮死状態!? 一周回ってるんじゃないの?

小泉:鶴太郎さんはあるんですか?

片岡:ひざを悪くしちゃったもんで、右に横に寝て、両足を抱えるように寝てますね!

松下:こういうご時世なので、ちょっと緊張したりとか気疲れしたりとかすることが多いと思うので、皆さんどんなリラックス方法があるのか相談したいです。

片岡:もうヨガをやっていれば何のストレスもない!

松下:そうですよねぇ...やります!!

片岡:私が教えます!体、心の平安が保てますので。

松下:よろしくお願いします。

安達:ちょっと家事を要領よくできなくて、焦ると茶碗を割るっていう失敗をよくするんですけど、どうしたらおっちょこちょいがなおりますか?

片岡:...ヨガだね!

安達:そうですね。やります!!

戸塚:最近小さい事ですぐイライラしてしまうんですよ。なんか解決方法ってありますかね?

片岡:ヨガだね!

(全員爆笑)

戸塚:ありがとうございます!!

中山:私は結構リアルな話なんですけど...「ゼロ係」の役が今まで演じたことのない役なので、セリフまわしがとても難しいなと思ってるんですよ。感情のない説明ゼリフが多いので。これは困ったなと思って、そういえばこういう役を結構やられてる先輩がいたって思い出して...勝村政信先輩なんですけど(笑)、「先輩どうしたらいいんですか?こういう役なんですけど!」って言ったら、「泣きながら覚えなさい」ってビシって言われたんですよ。もう泣きながらやってます(笑)。

片岡:泣きながら覚えるなんてそんな...。僕は相談することは、もはやないんですけども一つ言わせていただけると、ちょっとヨガのやりすぎで眠いんです。でもそれもヨガで...ヨガの疲れはヨガで治せっていいますしね。ヨガに始まってヨガで終わりますから。

(全員爆笑)

【事前にTwitterで募集した視聴者からの質問やお悩みに回答!】

Q: 小泉さんへ どうしたら警視殿のように人前でも堂々と話せるようになれますか?

小泉:ちゃんとした真面目な質問ですね。うーん...小早川冬彦としてだとしたら、警視は夢中になってますからね、自分の仕事に。好きなことや夢中になれるものがあると、人前でも堂々と話すことができます。あと個人的なことで真面目に言えば、いろんなところでスピーチする機会って、結婚式だったり入社式だったりあるわけじゃないですか。その時になぜ自分がここでスピーチしなければいけないのかっていう理由をちゃんと自分の中で作ると、そこに立ってマイクの前で話す理由が明確にわかるじゃないですか。その理由が明確にわかるとスッと楽になりますよね。

Q. 松下さんへ どうしたら寅三先輩のように、パンプスをはいたままかっこよく走ったり立ち続けたりできるのですか?

松下:これはね、本当にパンプスで走るって大変なんですね。気合でしかないんですけど(笑)、ただ私はパンプスに慣れるために10代からわざと履いてました。別に何の用事がなくても、10代の頃から普段履きとして履いてきたので、そういう意味では履き慣れしてるっていうもあるかもしれないです。だからもし若い方でしたら、今からちょっとずつ履いていって慣れていくと、立ち姿だったり歩き方だったりっていうのが綺麗に自分なりにできるようになると思います。

Q. 安達さんへ 実際に普段している"美容法"を教えてください。

安達:えぇーっと...めちゃくちゃ無頓着で自分にあまり時間を割くのが苦手というか、自分の時間を作るのがすごくヘタクソなんです。だから美容法も特に変わったことはないんですが、化粧水は入るだけ入れろって言われたことがあって。なのでもう何回も何回も化粧水を入るだけつけまくったり。あと最近は、人間の皮って1枚だから頭皮を持ち上げると顔もあがるって...たぶんテレビか何かで見たと思うんですけど(笑)。なので頭皮マッサージはできるだけお風呂とかでやるようにしています。

Q. 戸塚さんへ どうしたらパソコンのタイピングを早くできるようになりますか?

戸塚:これはね...難しいんですよね。これはもう強めのEnterキー...これに限ります! もしくは強めのEnterキー2回!

Q:早く打てるじゃなくて、早く見える方向ですね?

戸塚:いやいやその...ちょっともたついてもEnterキーでたぶん解決します(笑)!

Q. 中山さんへ 今年受験生です。健康のために気を付けていることはありますか?

中山:受験生ですか...私は結構昔からいろんなジャンルのダンスをやっていて。趣味の範囲ですけど、楽しいし体の健康になるしストレス発散にもなるので、それをちょっとおすすめしたいなと思うんですけど、たぶんお勉強忙しいと思うので...ラジオ体操もおすすめです!5年ぐらい前から結構やってますね。毎日じゃないですけど。

Q. 片岡さんへ 眠気が突然襲ってきた時、良い眠気覚ましの方法があれば教えてください!

片岡:それはもう......寝なさい!眠気があるっていうことは幸せなことです。中には眠れない方がいるんです。眠れないっていうことは本当につらいんです。眠れなくて睡眠薬を飲んだり、お酒を飲んで寝る...なんていうある女優さんがいたんですね。そうしましたら翌朝が...寝酒よくないんです。だから眠気があることは幸せなことで......寝なさい!運転してて眠気がきたらすぐ寝る事です!5~10分でも寝ればずいぶん違いますしね。寝れば何でも好転してくれますから。嫌なことがあっても。とにかく寝る事です。寝ろ!そしてヨガをやりなさい、と!それにつきます。以上!

Q:最後に小泉孝太郎から視聴者の皆さんへメッセージをお願いします!

小泉:おかげさまでSEASON5突入することができました。振り返ってみても、今のSEASON5を考えても...鶴太郎さんはコントのようなドラマの現場だと。安達さんも中山美穂さんのことをスパイシーと例えられてましたけど、そのスパイシーさが増したし、コントのようなドラマだし、NON STYLEの石田さんが入ってくれたことでまた甘さが増したような気もするし。とにかく何か一つの定食とか丼に例えたら"ゼロ係丼"。いろんな魅力が詰まってると思うんですね。いろんな味がする。『ゼロ係』って僕の中では...また抽象的なんですけど、シュワシュワシュワっとするテイストがある。見終わった後にシュワシュワ感や、『ゼロ係』にしかない余韻がある。『ゼロ係』にしかない刑事モノのドラマ...これは本当自信あります!今まで見てくださった方も、初めてご覧なってくださる方も、ぜひご覧になってください!

第1話 あらすじ
ワイドショーの辛口コメンテーターが手足を縛られ、水たまりに顔を押し付けられ殺害された。そして、遺体の周りには花が...。冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)が現場に駆けつけると、管理官の保科玲(中山美穂)に出くわす。玲は、冬彦の科警研時代の先輩だったが、なぜか冬彦と寅三に冷たくあたる。その後、同様の手口で2件目の殺人が起き、またも花が...。冬彦となんでも相談室は、辛口コメンテーター連続殺人事件を解決できるのか!?

公式Twitter:@tx_kin8
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