陣内智則が「マジでしんどいわ、あの人! カメラ関係ないから」と愚痴る芸人とは?

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時~)。今回は4月27日(火)に放送された、お笑いタレント・陣内智則の後編をお届け(前編はこちら)!

chimata_20210429_01.jpg【配信終了:5月4日(火)】動画はこちら

気になるチマタがたくさんある陣内。今度は、陣内と同期の元芸人・美濃さんについて語り出しました。陣内によると芸人としての才能がものすごくあり、「こいつ絶対売れるやろな」と思っていたそう。しかし、奮わずにコンビは解散。美濃さんが引退したことから、陣内いわく「音信不通」になったといいます。そこでスタッフがリサーチと聞き込みを続けた結果、美濃さんのリモート取材に成功しました!

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陣内から気にされていることについて「なんで?って感じ。もっと早く言ってくれたら良かったのに。15年以上会ってないから、気にしてくれているっていうのはスゴく驚きました」と、美濃さん。当時は陣内が住んでいたアパートに入り浸りで、多いときは週7日行っていたことも。しかし、「将来売れよう!」「誰々がレギュラー決まって悔しい」という若手芸人ならしそうな話はほとんどせず、「だいたい桃鉄(桃太郎電鉄)やってましたね」と暴露(笑)。

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当時から先輩後輩問わず誰からも愛されていたという陣内。美濃さんがコンビを解散する日、最後のライブが終わって1人で舞台上に座っていたところ、陣内が隣に座って「お疲れさん。俺も解散したから気持ちわかるよ」と優しく声をかけてくれたそう。

「『戻ってきていい人間と戻らない方がいい人間がいるけど、お前は戻ってきても良い人間やと思うぞ』と言ってくれて」と、振り返る美濃さんの言葉を聞き、「俺、いいこと言ってますやん」とうなずく陣内でしたが...。

ケンドーコバヤシくんが」と、付け加える美濃さん(笑)。陣内は思わず「俺かと思うたやん!」とツッコミを入れますが、「陣内は桃鉄やってました」と淡々と告白する美濃さんにスタジオは大爆笑。

後日、陣内から「一緒にやるのはどう?」と誘われたそうですが、陣内の才能を信じてコンビ結成を断ったそう。「私にとっては特別な存在。人には思い出の曲や頑張れるメッセージがあったりするんでしょうけど、僕にとっては彼自身の存在がそうなのかもしれないですね。(テレビで陣内を)観るとホッとする感じ」と、明かす美濃さん。現在は家族揃って陣内さんの活躍を応援していますが、じつはケーブルテレビ「J:COM」の局長を務めています。過去には「J:COM」で陣内がMCとして番組をしていた時期があり、「会いに行くにはどうしたらいいのかなと思いながら、お忙しい方ですから夢叶わずでした」と美濃さん。いつか一緒に仕事をするのが目標だと言い、「売れても全然変わってないなって思いました。これからも、どんなにスベっても応援し続けます」と、最後はエールを送りました。

意外と近いところにいた美濃さんに驚きつつ、「嬉しいです。今もしゃべりが達者で」と喜ぶ陣内。鶴瓶は「ケンコバがええ奴やということがわかった。桃鉄はずっとやってたんやな」と笑います。

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話題は変わって"お笑い怪獣"・明石家さんまについて。「マジでしんどいわ、さんまさん。あの人、カメラ関係ないから」と愚痴る陣内。さんまのボケに対し、陣内が「ワシやないかい!」とツッコミを入れるのが定番になっているそうですが、「カメラ回ってるなら良いですよ。でも、プライベートとか「LINE」でもそのボケしてきよるんですよ!」と告白。

陣内が2度目の結婚をした際、「スポーツ誌に載る前に言っておかなければ」と思い、夜中の3時にさんまに「LINE」したといいます。すると夜中にもかかわらず、すぐに「既読」がついたそう。「『俺の友達にピアノ弾いて失敗した奴いたわ』って返信来て、面倒くさいけど『ワシやないかい!』って送ったんですよ。それで終わるかと思ったら、『タカでもトンビでもなくて、あの鳥なんやったっけ?』って来て。しつこいでしょ、夜中の3時ですよ!? 面倒だけど『ワシやないかい』って送って。いい加減もう終わろうと思って『夜分遅くにすみませんでした、ありがとうございました』って締めの言葉を送ったら、すぐ『なんでや』って返信来たんです。怖いでしょ? もう訴えたろかな!」と暴露(笑)。

トークは止まらず、鶴瓶は「二度とこの番組には出なくていいやんか、スッとして」と牽制。「なんでですか! もっとしゃべりたいことあるのに」という陣内に「もう帰ってくれ」と鶴瓶。すると陣内は「もう1回呼んでくださいよ。あと"A-Studio+"ね、次」と鶴瓶の冠番組への出演を懇願。「お前な、俺を支配すな! 『"鶴瓶の家族に乾杯"(NHK)また出してくれ」とか、『"A-Studio+"(TBS系)まだやで』とか、そんなん他人(ひと)が決めるんや! 俺は言うてる。"A-Studio+"は言ってないけど」と応戦する鶴瓶に、陣内は「なんで言うてないんですか! まだまだ話したいことがあるんで、また呼んでください」と、後ろ髪を引かれる様子で収録を終えたのでした。

次回は演歌界のレジェンド・五木ひろしが登場。どうぞお楽しみに!

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