4月24日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、本人たちもまだ気づいていない悩みを田中卓志が勝手に見つけ出してアドバイスを送る「アンガールズ田中の勝手にお悩み先生」第4弾。鈴木拓（ドランクドラゴン）、ジャングルポケット（おたけ、太田博久、斉藤慎二）、野呂佳代の悩みを勝手に解決！
芸歴15年のジャングルポケット。田中先生は、お笑い6.5世代の中でも早めに売れたため「鮮度はないはずなのに出てるってことは、本当に実力があって、めちゃくちゃ順調」と高評価。斉藤だけでなく、最近はおたけも前に出始め、3人のバランスも取れているとしながらも、「太田がすっごい悩んでいる」と指摘する。
太田本人に聞いてみると「おたけが実力以上にフィーチャーされていることくらいですかね」と、特に悩みはないようだが......
田中先生による勝手にお悩みポイントは、太田は「俺が斉藤とおたけの足を引っ張っている」との思いを抱えているという。太田は「思ってない」と完全否定するが、おたけは「よく言ってくれた」と共感。田中先生は「絶対いずれ出てくる悩み」と、早めに解決を促す。
太田は、この春から川島明（麒麟）MCの新番組「ラヴィット！」（TBS系）に、妻・近藤千尋と夫婦で出演。後輩のお笑い第7世代や、チョコレートプラネット、かまいたちら同世代の勢いに危機感をつのらせる中、ジャングルポケットという名前が「世に出るんだったらいいかな」とガッツポーズでオファーを受けたという太田。
しかし、おたけは「これは恥ずかしくねぇか」と失笑。おたけが「振り切って欲しいんですよ、やるなら」と上から目線で語り始めると、「『ゴッドタン』来たらよくしゃべるな、てめぇは！」と太田の怒りがふつふつと込み上げる。甘やかしてくれるこの番組だけでは伸び伸びするおたけへの暴言が止まらず......
「あーキレちゃう、キレちゃう」と、朝の番組では絶対に見せられない表情に！？
田中先生は、太田が足を引っ張ってるのは「太田がバカっぽく見えちゃう」と原因を分析。本来、トリオの場合、パンサーの向井のように一人はドシッと構えてサラっとしゃべる人が必要なのに、ジャングルポケットは斉藤とおたけに加えて太田も一緒に騒いでしまっているためバカっぽく見えるのだという。
斉藤によると、太田はボケたい気持ちが強いため、回し役のMCにもかかわらず急にボケてしまう。しかも、「そのボケがそこまで面白くないんですよ」と。さらに、「学がない分、読めない漢字が出てきたり」と散々な言い様。
おたけも、太田は頭がよく見られたいため勉強してるが、「全部上っ面」と切り捨てる。おたけがしゃべると再び怒りが込みあげてきた太田は、「今から柔道とレスリングは上っ面じゃないってとこ見せてあげますよ！」と立ち上がり、今にもキレそう。朝の番組でも「いざとなったら川島さん投げちゃえばいい」とヒートアップする太田に、おたけは「そういう番組じゃないんだよな」と冷静なコメントを。
この一連のやりとりも、「ずっとバカに見えてた」と田中先生は。太田は承認欲求が強すぎるため、トリオなら2人が承認されればいいのに太田は前に出過ぎてしまう。田中先生は、これから頭打ちになるとしたら「全部太田のせい」と断言する。
そんな太田への田中先生の教えは、シンプルに「本を読め」。芸人は、20代で元気やリアクション、30代で確実性、40代からは説得力が求められる。この人の話を聞きたいと思ってもらうためには、今から落ち着いて教養を身につけることが大事。そうすれば「40代になったら太田が引っ張っていく形になるから」とエールを。
田中先生の言葉に、思わず顔がほころぶ太田だったが、人生で読んだ本は「容疑者Xの献身」1冊だけと明かし、一同爆笑。教養を身に着けましょう！
鈴木拓は、相方の塚地が俳優業で活躍する中、現在はＢＳや地方の番組でマイペースに活動中。田中先生は、新世代のクズ芸人の台頭により、「自分のクズさを信じられていない」状態だと悩みを指摘する。「金」「性悪」「サイコ」のどのカテゴリーに属さない真の"クズ"である鈴木に対し、「〇〇をクサすクズになれ！」を新たな道を指南！？
番組アシスタントでもある野呂佳代は、実は女優志望だが、代表作は「科捜研の女」（テレビ朝日系）でなかやまきんに君にダンベルで撲殺されるアナウンサー役とキワモノ扱い。しかし今、その枠を田中みな実らに奪われている。田中先生は、野呂には「女優としての需要はない」と宣告するが、ひとつだけ野呂にしか出来ない役どころがあるという。そこに一筋の光が！？
次回5月1日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「未公開大放出SP」。各方面で話題となった、野田クリスタル（マヂカルラブリー）の「壁ある芸人矯正プログラム」を始め、「女装ほろ苦選手権」「オオギリッシュNIGHT」から爆笑未公開映像を放出する。
