国分太一「すごい番組ですね...」プレコをスープに! 危険生物を食べまくる男とは?

公開: 更新: テレ東プラス

4月6日(火)夜11時6分からは、23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」を放送。
「世の中に1%くらいしかいないだろう」というレベル違いなすごい人「レベチさん」にディレクターが密着し、ビートたけし国分太一にプレゼンする。

「テレ東プラス」では、放送の中から「危険生物を食べまくる男」の内容を先取りで紹介する。

ディレクターは、「危険生物を食べまくるレベチさん」に会いに沖縄へ。「マダラロリカリア」なる魚を捕まえに行くというレベチさんに同行し、川に入るが、レべチさんはいきなり素手で捕獲。

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レベチさんが素手で捕獲したマダラロリカリアは「プレコ」の愛称で親しまれ、観賞魚として人気。日本では要注意外来生物に指定されている。魚のお腹に虫食い模様があるのが大きな特徴で、もちろん日本では食べることはないが、レべチさんは「食べないとわからない。生物を深く知るために食べる」と語る。

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調理をするためレベチさんのご自宅へ。部屋には多数の水槽が並び、アンフューマ、グランディスヒルヤモリ、サソリなど数々の生物を飼っている。サソリは繁殖もしているそう。

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早速、マダラロリカリアを調理することに。硬いうろこで覆われているため、包丁ではなく、ハサミを使ってさばいていく。臭みを取るため、下ごしらえを終えた魚をワインで洗う。一度鍋で煮るが、ものすごい量のアクが...。さらに臭みを取るためニンニクやタマネギで炒めてから水煮にする。※専門的知識のもと調理しています。

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マダラロリカリアのスープが完成。あっさりとしたササミのような味わいだそう。「こういう発見があるから楽しい!」とレベチさん。

レベチさんはさまざまな媒体で活躍する生物ライターであり、大学院も卒業しているエリート。「自らが体験して記事にすること」をモットーとしている。過去には、電気ウナギに自ら感電するためにアマゾン川に入ったり、全身が大トロのような深海魚・バラムツを大量に食べて体を壊したりと、常に体を張って生物と対峙しているレベチさん。小学生の頃にブラックバスを食べ、「食べることで進化の歴史を理解できる」と知り、今の仕事に就いたという。

世界20カ国を飛び回り危険生物を食べまくってきたが、この日は静岡県・三保の松原へ。夜の海岸を歩き、打ち上がった深海魚を探索する。

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海岸を歩き始めて約3分、すぐに深海魚のミズウオを発見。「まだ生きているのでは?」と、海水に入れると、なんと見事復活! レべチさんは「生きている深海魚を拾ったよ!」とミズウオを手に大喜びするが、それにしてもなぜ、深海魚のミズウオが海岸に打ち上がるのだろうか。

冬の大潮では、水面の冷たい海水と深海の温かい海水が入れ替わる現象が起きるため、その流れに乗って深海に住む魚が水面へ上がってくることがあるそう。よって、深海にいた魚が砂浜に打ち上げられる不思議な現象が起こるらしい。

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海岸で拾ったミズウオをその場で解体し、胃袋の中を確認すると、中からは、丸飲みしたマイワシやスルメイカがそのままの形で出てきた。このことから、ミズウオは、浅瀬に打ち上げられても餌を食べていたことが判明。ただ食べるだけでなく、しっかりと生物の生態を調査するレベチさんの姿を見て「気づいたら興味を持ち始めてる...」と太一。

その後、海岸で深海魚を探し続けるレベチさんが歴史的な発見をすることに...! 学術的な発見にもつながるような衝撃の結末とは!? そして、海岸で拾ったミズウオの味はいかに? ぜひ放送で確認して欲しい!

番組ではこの他、「世界が注目!たけしも唸る女性発明家...でもディレクターが怒らせちゃう」をお届けする。4月6日(火)夜11時6分放送! 23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」をどうぞお楽しみに!

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