サンシャイン池崎が経済学の教授に! 「何の目標もなく進学し、単位も取らず留年したことも...今さらながら、しっかり勉強をすれば良かったと思っています」

公開: 更新: テレ東プラス

4月1日より、まじめに楽しい経済YouTube「日経テレ東大学」がスタート!
「本格的な経済・ビジネスを、もっと楽しく学ぶ」をテーマに、大学の授業になぞらえたコンテンツを配信します。世の中の不確実性が増す中、「ビジネス」「経済」の視点から世の中を分析する力は、すべての人にとって重要。日経とテレビ東京グループの両者は、これまでも経済やビジネスの報道に力を入れてきました。ともすれば難解になりがちな情報を気軽に楽しめる内容に仕立て、さらに多くの人にお届けします。

本動画シリーズはYouTubeチャンネル『経済Labo』にて配信します。

「日経テレ東大学」では、「授業」としてさまざまなコンテンツを企画。そこで「テレ東プラス」では、サンシャイン池崎池谷実悠アナウンサーが出席する授業「チャラすぎるミクロ経済学」の収録現場に潜入。2人に授業の見どころなどを伺いました。

nikkei_20210406_01.jpg

経済学をお笑いに例えて教えます。視聴者の皆さんも楽しく授業を聞けると思います!(池崎)

――まずは池崎さん、収録の感想から聞かせてください。

池崎「経済学は学んだことがなかったので、"なぜ僕にオファーが来たのかな?"と不思議に思いました。でも、収録はとても楽しかったです。僕が教授になって経済学をお笑いに例えて教えますが、経済学と聞くと、ちょっとおかたいイメージがあるじゃないですか。台本も僕のキャラに合わせて作っていただきましたし、ちょっと破天荒な教授の方が、視聴者の皆さんも楽しく授業を聞けるんじゃないかなと思いました。バラエティー感覚で気軽に見られそうですし、僕自身ものすごく勉強になりました」

――そんな池崎教授の生徒となるのが、池谷アナウンサー!

池谷「私は学生のときにテレビで池崎さんのことを拝見して、みんなで"イエーーーーイ!"をやっていたので、一緒に共演させていただけてとても嬉しかったです」

池崎「池谷さんはおいくつなんですか?」

池谷「24歳です。だから池崎さんは、私にとってど真ん中で...」

池崎「そうだったんだ! 僕は池谷さんと最初にお会いしたとき、"帰国子女で海外の大学を卒業している?"とかそんなイメージでした。でもこの番組では、池谷さんの意外な一面が見られるんですよ...楽しかったです!」

池谷「ありがとうございます(笑)」

――第1回の授業のテーマは、「どうやって僕のギャラをあげたらいいのか?」。

池崎「一応、需要曲線、供給曲線の性質を教授らしく説明していますが、授業にもあるように、いろいろ詳しく知ると"経済と芸には繋がる部分があるな"ということがわかってきました。でも、元々僕、希少価値が高いネタをやっている気がするんですよね(笑)。つまり、今の芸をもっと高めたら仕事が増えるんだろうなってことがよくわかりました」

――番組では、超大物芸人さんや他局のエピソード、テレ東のギャラについてなど、爆弾発言がたくさん飛び出しました。

池崎「それに関しては、ここではっきりさせておきます! 僕は言わされているんですよ。お世話になっているテレ東さんのギャラが安いなんて思っていません!(笑)」

池谷「収録中、私も冷や冷やしてしまいまして...。ただテレビ東京って芸人さんから見ると、そんな感じだったんだという実情はわかりました(笑)」

池崎「ぼ、僕は思っていませんよ。台本どおり、言わされただけですから!」

nikkei_20210406_02.jpg
――「日経テレ東大学」にちなんで...。池崎さんは大学時代、どのような生徒でしたか?

池崎「大学のときはバイトばかりして、あまり勉強しませんでした。高校は進学校に通っていて、お笑いに誘いたい友人もいたんですけど、そんなことを言える雰囲気もなく......。みんなが大学に行くので、僕も流されて大学へ行った...そんな感じでした。何の目標もなく進学したんですね。3~4年にかけて全然単位を取らず、留年もしています。今さらながら、しっかり勉強をすれば良かったと思っています」

――そういう意味でいうとこのコンテンツは、池崎さんのように後悔しているビジネスマンはもちろん、大学生や就活生にもぴったりですよね。

池崎「そうですね。コロナ禍で就活生は苦境に立たされていると思いますが、逆にチャンスだと思って欲しいです。リモートが進んだ分、移動時間もなくなりましたし、時間を有効活用してさまざまなコンテンツに触れることができます。新しいことを始めるチャンスだと捉えて頑張って欲しいです!」

池谷「本当に池崎さんがおっしゃるとおりだなと思います。コロナ禍で大変ではありますが、その一方で、移動にかかる時間がなくなるのはとても大きいと思います。私は就活の時に大阪の局も受けましたが、交通費を浮かせるために夜行バスを使ったりしていたので...。節約された移動時間分、ぜひこの番組を見ていただきたいです」

――池崎さんは今回経済学を学んだことで、今後投資について考えるようになるかもしれませんね。

池崎「株やFX、投資信託というのはちょっと気になります。貯金残高が増えると、むちゃくちゃ銀行から勧められるので(笑)」

池谷「えっ、そうなんですか?」

池崎「はい。でも本当にいいのかどうかわからないので、結局何もしてないんですけどね。だから今度は、『日経テレ東大学』で投資についても学びたいです」

――最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

池崎「これまで知的なイメージがまったくなかったサンシャイン池崎が、教授になって経済学をお教えします。経済のことも学べますし、僕も新たな一面をお見せすることができる。視聴者の皆さんは笑って元気になる! 一石五鳥ぐらいある神番組なので、是が非ともご覧になってください。必修科目ですよ!」

池谷「経済というと難しいイメージがあると思いますが、このコンテンツでは池崎教授がわかりやすく、楽しく経済を教えてくださるので、何回見ても飽きないと思います。地上波と違ってかなり切り込んでいきますので、楽しみにしていてください」

池崎「池谷さんのかわいいショットも見られますから!」

池谷「サービスショット、頑張りました♡」

池崎「寝顔も見られるかもしれないので、お楽しみに!」

nikkei_20210406_03.jpg
<サンシャイン池崎 プロフィール>
1981年10月9日生まれ。鹿児島県出身。O型。「おはスタ!」(金曜レギュラー。テレビ東京)、NHK語学ラジオ「基礎英語0」、「Wow!Ho!TV」(TOKYO MX)、YouTube「ふうちゃんらいちゃんねる」、「超・空前絶後超絶怒涛のギャラクシーちゃんねる極」に出演中。

公式Twitter @ikezaki_YEAH

【「日経テレ東大学」高橋弘樹プロデューサーを直撃!】

nikkei_20210406_04.jpg
――「日経がテレビ東京と経済番組を制作するも、うっかりバラエティー班に依頼しちゃった」というのがキャッチコピーです。斬新なコンテンツばかりですが、「チャラすぎるミクロ経済学」を作ろうと思ったきっかけは?

「『日経テレ東大学』は、"むずかしそうな経済を、楽しく勉強しよう!"という切り口で企画を進めています。特に今日収録した"ミクロ経済"は数式がたくさん出てきて難しいなと思っていて、そういう難しくてわからないことを楽しく学べることに挑戦したかった。でも、台本を書くのは本当に大変で...(笑)。財やサービス、価格の決定などを何に置き換えればもっと興味を持ってもらえるのか、なるべく数式を使わないようにするにはどうすればいいか、かなり試行錯誤しました。そしてプレゼンする人は誰にすればいいのか...ということでサンシャイン池崎さんを特任教授に迎えて番組を作りました」

――ほかにもいろいろな企画が進行していると伺いました。

「例えば『YOUは何しに日本株へ?』では、このご時世に日本株を買いまくっている外国人投資家にインタビューしています。"人口減少=経済成長率の低下を招く"というマクロ経済学の教科書の基本を前提とすると、日本は長期的な衰退傾向にある。そんな中で日本株を買っている方に話を聞きに行くと、"日本のこういうところに将来の希望がある"ということを教えてくださるんですよ。すぐに日本株を買いたくなるくらい面白かったです。ほかにも『ウイニングNIKKEI馬~「投資としての競馬学」(仮)』。これは馬券じゃなく、"一口馬主"という馬への出資を通して、新たな"投資"のあり方を学ぶ投資番組です。自分の馬が走ったり、親子で牧場を見に行ったり...投資にはお金のリターンだけでなく、その過程を楽しむスタイルもある。そんなことも伝えられる番組になればいいなと思っています。また、『ラーメンDEビジネス名著』では、普通だったらお金を払ってセミナーに行くようなビジネス書業界のレジェンドみたいな方たちが客員教授として、貴重な話を聞かせてくれます。たくさんの企画が進んでいますので、ぜひ楽しみにしていてください!」


――どんな方に見ていただきたいですか?

「社会人になって"なんで学生のとき、もっと勉強をしておかなかったんだろう?"という人は意外と多いのではないでしょうか。ぜひともそういう方たちに見ていただきたいですね。そして、経済ニュースや新聞の補助線として経済学を学んでいただきたいと思っています。ここが理解できるようになると、新聞ももっと楽しく読めるので」

――「日経テレ東大学」で生まれたコミュニケーション自体をコンテンツに...ということも想定されているそうですね。

「そうですね。本物の大学っぽくしていきたいです。まずはウェブ上で登録してもらって入学していただく。授業を見たら単位をもらえて、何単位とったら何年生になれますという感じで進級していきます。例えばですが、単位を120単位取って3年生になったら、日経テレ東大学のスタジオを使って、授業する側に回っていただく。制作陣と"どんな授業にしたいか"を打ち合わせしながらコンテンツを作っていくなどして、コミュニケーションが広がっていけばいいなと。どこかのタイミングで、生徒の皆さんにもアウトプットする側に立っていただいて、普通のメディアとは違うコミュニケーションや経済の楽しみ方ができるように、これからも取り組んでいきたいと思っています」

<プロフィール>
高橋弘樹(日経テレ東大学 教授 / テレビ東京 制作局プロデューサー)

大学を卒業後、ジャーナリストを志し2005年テレビ東京入社。以後16年、一切ジャーナリズムに携わることなく、バラエティー番組制作に従事。2021年4月より現職。『家、ついて行ってイイですか?』、『吉木りさに怒られたい』、『蛭子さん殺人事件』(企画・演出・プロデューサー)、『空から日本を見てみよう』(ディレクター) などを制作。『ジョージ・ポットマンの平成史』、『嫌いな人を好きになる方法』、『「人生を諦める技術」講座』など教育系コンテンツも、多数企画・制作

(取材・文/今泉)

授業紹介「①チャラすぎるミクロ経済学」
サンシャイン池崎のギャラは、なぜ容易に上がらないのか?
場末の町のキャバクラにフリーで入ると、なぜ帰り道に天を仰ぐことになるのか?
こうした問題はすでに、19世紀のスイス・ローザンヌ学派や、16世紀に英国王立取引所を設立し、国王の財政顧問を務めたトーマス・グレシャムらによって解決されています。
それにも関わらず、なぜ、何度フリーで場末のキャバクラに入り、失敗を繰り返すものが後をたたないのか?それは、経済原論の学習を軽視しているからであるーーー。当学ではそう考えます。
「ミクロ経済」と聞いて「難しい」「真っ向から学ぶには中々とっつきにくい」...という印象をお持ちの方は多いと思います。本授業では卑近で馴染み深い問題を題材にし、基本をしっかり学ぶことができます。ビジネスパーソンにとっての必須科目です。

授業紹介「②ラーメンDEビジネス名著」

nikkei_20210406_05.jpg
『嫌われる勇気』『ファクトフルネス』『君たちはどう生きるか?』...名前は知っていて「いつか読まなきゃ~!」と思っているビジネス書の名著たち。そんな名著のエッセンスを、カップラーメンを食べている数分の間だけで学べちゃう「神動画」!しかも、超わかりやすい!なぜなら、教えてくれる講師は、その本を編集した編集者さんだから!ヒットを連発するやり手編集者さんの「名授業」をお楽しみください!!

授業紹介「③YOUは何しに日本株へ?」

nikkei_20210406_06.jpg
人口減少と少子高齢化が進み、企業や大学などの国際競争力が低下、「長期にわたって経済的に衰退するのではないか」と悲観したくなる国・日本。
しかし!こんな日本で、わざわざ日本株に投資をしまくっている外国人投資家(YOU)たちがいます。
本授業は、そんなYOU達に「あなたは、一体なぜ日本株へ?」と伺い、密着取材するドキュメンタリー企画です。日本企業への世界での注目度が相対的に低下している中、「人の行く裏に道あり花の山」とばかりに可能性を見出すYOU達。 取材を通し日本株LOVE魂をもったYOUの視点を紹介し、「この先の日本経済の見通し」や「人と違う視点を持つコツ」を探ります。

※講師陣(企業様)募集中!
日経テレ東大を一緒に盛り上げてくれる企業様を募集しています。
番組HPより気軽にご連絡ください。

配信チャンネル概要

YouTubeチャンネル『経済Labo』
テレビ東京コミュニケーションズと日本経済新聞社デジタル事業が「本格的な経済を、もっとたのしく学ぶ」をコンセプトに立ち上げたYouTubeチャンネルです。20-40代のビジネスパーソンの皆さんに向け、様々な経済・ビジネスコンテンツを提供します。メイン番組の『日経テレ東大学』のほか、ビジネス書解説の『おいしい読書』、日経に出たニュースやビジネストピックを、キモかわいいキャラクターが紹介するニュース解説「ゆっくり経済解説」など。

YouTube URL
番組HP
Twitter
Instagram
【運営会社】日本経済新聞社・テレビ東京コミュニケーションズ

PICK UP