浪川大輔が絶命...森久保祥太郎が証言「神か仏か? 人たらしなので、『仲良くしてるのは自分だけじゃないんだ』って恨みは買うかなぁ...」:声優探偵

公開: 更新: テレ東プラス

声優探偵シーズン2あるのか?」「浪川さんと森久保さん、ほんといい人すぎ!2人が飲んでる世界が平和すぎるw」など、SNSでも話題! 殺されるのも推理するのも全員声優!? 新感覚ボイスミステリー「声優探偵」が3月26日に最終回を迎えた。「テレ東プラス」では、最終話「浪川大輔殺人事件」の内容をプレイバックする。

なぜか毎週声優が殺される? ある事件をきっかけに声優を引退し探偵となった不零オサム(沢城千春)が、自身の持つ特殊能力、絶対音感ならぬ"絶対声感"を武器に事件の真相に迫り、被害者の最後の声「ダイイングボイス」を頼りに事件を解決! 新米刑事の透頂かおる(武田玲奈)、不零の相棒「スマートマイク」・バイノーラくん(声:花江夏樹)とともに展開するコメディミステリーだ。

seiyutantei_20210402_01.jpg
大人気声優・浪川大輔(本人役)がホテルで殺害された。午前2時55分、ソファに座ったまま口から血を流し絶命。何者かが確認するように遺体に触れた後、去って行った――。

seiyutantei_20210402_02.jpg
事件発生から7時間後。現場にやって来たのは、かつて声優を志したが挫折し、警視庁へ転身した新米刑事・透頂かおる。声優オタクのかおるは、浪川の遺体を目にすると

「な、浪川さ〜ん! 起きてくださぁい! 日本のアニメ界の宝がなんと言うこと...。この仇は私、透頂かおるが必ず取ります!」

と敬礼。その背後では、声優専門学校時代の講師で、かおるが師匠と崇める探偵・不零オサムが優雅に紅茶を飲んでいた。父親が警視総監という特権でいち早く駆けつけた自分より、オサムが先に到着していたことに驚くかおる。

「お前、浪川さんとは...?」

「初対面です」

「そうなのか!?」

「それにしても師匠、まるで事件が起きるのを知っていたかのような早さ」

「たまたま近くにいたものでね」

seiyutantei_20210402_03.jpg
事件の状況を説明するかおる。死亡推定時刻は深夜3時頃で、ソファに座ったまま亡くなっていた。窒息死と思われるが、詳しい死因は検死待ち。マネージャーによると、殺害現場になったのは浪川が気に入っているホテルの一室。備え付けのデスクが座りやすいことから、台本を覚える時は必ずこの部屋を指定していたという。

「う〜ん、ひとつ引っかかる。わざわざお気に入りのデスクがある部屋を指定しておいて、あちらのテーブルで一体何をしていたのか?」

「声優探偵。ここは焦らず、ひらめきが降りてくるのを待ちましょう」

そうアドバイスするのは、オサムの相棒"スマートマイク"のバイノーラくん。音響学の権威であるオサムの父・響次郎博士が開発した機械で、的確な情報を提示してくれる頼もしい存在だ。

seiyutantei_20210402_04.jpg
ここで突然、毎度おなじみ、かおるのプレゼンタ~イム!

seiyutantei_20210402_05.jpg
かおるのプレゼンによると、幼少期から児童劇団で活動していた浪川は、『E.T.』の主人公をはじめ、『ネバーエンディング・ストーリー』、『グーニーズ』、『ターミネーター2』など人気外国映画の日本語吹き替えを担当。

「『E.T.』に出演した際、浪川少年は監督から直々に『ユー! いいね! イメージ通りだね!』と絶賛され、オファーが増えたそうです」

seiyutantei_20210402_06.jpg
それ以降は多くの人気作に出演。現在は声優事務所「ステイラック」を立ち上げ、代表取締役として声優文化の発展に貢献している。

ここで、いきなりクエスチョン!

Q:過去「新たに始めたいことは?」と聞かれ、「旅に行きたい」と答えた浪川。その旅でやってみたいこととは?

正解は...

seiyutantei_20210402_07.jpg
「スベッてるじゃん...。そんなことより、仕事仲間の証言は?」

かおるは、被害者とラジオで共演しており、私生活でも交流がある人気声優・森久保祥太郎に聞き込みを行い、証言映像を入手していた。

――ラジオの裏話や、人柄を教えて下さい
「ラジオ番組は8年目くらいになるんですけど。本当にね、くだらないんですよ、番組が」

――お酒の失敗談や恥ずかしいエピソードは?
「一番一緒に飲んだ仲じゃないかなって思うんですけど。懲りもせず、どこ行っても緑ハイでね。『他の酒知らんのか!』って言いたくなるくらい。今思っても、あんなに緑ハイの似合う声優はいなかったなぁ...」

――いつも緑茶ハイなんですか?
「いつも緑茶ハイなんですよ! もっといっぱい飲ませてやりたかったなぁ、緑ハイ。カテキンまみれにしてやりたかったですよ」

――酔っ払うとどうなる?
「飲みに行くとテーブルいっぱいに頼むんですけど、一口も食べないんですよ。食べさせたいんですね。それでお会計したがるんですよ。なんていい奴なんだ。もっとすごいと思ったのは、会計したことを覚えてないんですよ。なんだアイツは、神か仏か?」

――誰かに恨まれている可能性は?
「自分だけに仲良くしてくれている気になっていたんです、僕も。だけど蓋を開けてみると、誰とでも仲がいいんです。人たらしなので、『仲良くしてるのは自分だけじゃないんだ』って恨みは買うかなぁ...。本当に漢気があって、仲間を大切にする熱い漢でした」

seiyutantei_20210402_08.jpg
VTRを見終えると、かおるのスマホにメールが。

「捜査本部が入手した貴重な音源が来ました! マネージャーさんは仕事の電話を録音しておく癖があるそうで。打ち合わせをリモートでしようと思ったのですが、この日は『パソコンの調子が悪い』という浪川さんに従って電話で話をしたようで...」

スマホから音源を再生するかおる。そこには、打ち合わせの途中で突然

「また、つまらぬものをきってしまった...」

と言う浪川の声が残されていた。

「数分後、また浪川さんから電話がかかってきて...」音源を再生させるかおる。

「ウ...リ...エ...チ...キ...」

という浪川の呻き声の後に電話が切れていた。

seiyutantei_20210402_09.jpg
「マネージャーさんが言うには、よく間違えてリダイヤルしてくることがあったそうなんです。それにしても、『また、つまらぬものをきってしまった』ってやっぱり...!」

オサムは被害者最後の言葉「また、つまらぬものをきってしまった」を脳内再生させる。実はオサムは、被害者の最後の声"ダイイングボイス"を脳内再生させることで、その感情までも読み解く事が出来る『絶対声感』の持ち主なのだ。

「この事件、アフレコ完了!」

真犯人は誰なのか? そして浪川のダイニングボイスは、なんとオサムに残されたものだということが発覚する。最終話、いよいよオサムの父・響次郎博士の意外な真実が明らかに!

声優探偵「第4話(最終回) 浪川大輔殺人事件」を「ネットもテレ東」で無料配信中!
▷こちらをクリック

PICK UP