3月27日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、新企画「俺はこれでも泣けるんだ！」。"泣き芸のスペシャリスト"劇団ひとりが、さすがにこのストーリーでは泣けないというお芝居に挑戦し、最後は全て涙でオトすという過超酷な新企画。700回記念放送回で、自身のメイン企画を切望していた劇団ひとりだけは、「メイン企画、ありがとうございます」と感謝を述べながらも、久々の泣き芝居に緊張の面持ちでスタート。

泣き芝居1本目は「芸人の彼女に支えてもらっている売れないミュージシャン」という設定。劇団ひとりは、台本は事前に読んでいるものの、共演者は本番までわからない。

女芸人のヒモとして暮らす売れないミュージシャン役のひとり。そこに現れた一人目の刺客は、女芸人No.1決定戦「THE W」優勝者・吉住だ。芝居の上手い吉住相手に、ひとりはどう涙を流すのか！？

いい曲ができず「俺、やっぱ才能ないみたい」と落ち込むひとりを、「そんなことないよ。才能あるよ」と励ます吉住。ひとりに、新ネタを見て欲しいと披露するが......

新ネタはハイテンションの「おっさんのおっさんのためのおっさんあるある~！」 角刈りカツラ＆赤ふんどしで、チ〇ポジを直すといういうネタを見せられたひとりは、「別れよう」と切り出すが、「別れたくないっ！」と吉住絶叫！

絶対に泣けない方向に持っていく吉住VS泣く方向に持っていく劇団ひとり、戦いの火ぶたが切られた！

制限時間は2分。思わず吹き出してしまうような表情の吉住を前にして、「せっかいいいメロディできててもよぉ、チ〇ポジがどうとか、そんなこと言われたら歌がどっかいっちゃうんだよー！」と感情を爆発させたひとりは、見事、涙で締めた。

クリアしたものの、ひとりは「面白かったですか？」と手応えがなかった様子。おぎやはぎに対し、「どこを楽しむべきか、もっとちゃんと自分たちで探して」と真顔で訴え、暗中模索！？

続く2本目は、「若手刑事とベテラン刑事のバディもの」。囚われの身となった若手刑事役のひとりを救出にきたベテラン刑事役として現れたのは、塚地武雅（ドランクドラゴン）。現在、大阪で朝ドラ「おちょやん」（NHK総合）撮影中だが、「このためだけに（東京に）帰ってきました」と気合十分。

朝ドラ俳優・塚地の本格化演技に引き込まれるが、途中、塚地がふざけ始める。銃弾に倒れた塚地の最後の願い「恋するフォーチュンクッキー」を歌いながら泣くという難題を課せられたひとりだが、情感たっぷりに歌い、見事泣きに成功！

そして3本目は「うんこの恩返し」。道端で拾った野糞が、少年・川島省吾（劇団ひとり）のもとへ恩返しに来るハートフル青春ファンタジー。ひとり曰く「今日一番の難関」で、台本を読んで「何だこれ？」と思ったという。

ストーリーに加え、共演者もヤバかった！ 父親役は塚地、そして母親役は"芝居ヤバいアイドル"の本郷杏奈。本郷は、以前スタジオを騒然とさせた柳葉敏郎の似てないモノマネを演技にねじ込み、たまらず矢作が強制終了。

TAKE2。今度は塚地が柳葉敏郎のモノマネを！？ これにはひとりも「どうなってんだ、これ？ 泣けないよ」と物言い。次こそはと挑むTAKE3。しかし、冒頭からひとりが柳葉敏郎のモノマネで登場！？

ひとしきりふざけたところで、仕切り直して挑むTAKE4。本郷のカンペ丸読みのヤバい芝居に加え、"芝居ヤバい芸人"ネゴシックスがうんことして登場！ 負けじと芝居に入り込もうとするひとりは、落涙に成功できたのか！？ この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中！

次回4月3日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「第15回オオギリッシュNIGHT！！」を放送。小木、川島明（麒麟）、バカリズム、ケンドーコバヤシ、そして初参戦の山添寛（相席スタート）がシモネタ大喜利でしのぎを削る。