今田耕司「ダウンタウンは俺含めた3人組やと思ってた」 中山秀征ともバチバチ抗争も!?:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時35分放送)。3月23日(火)の放送は、今田耕司が来店。ダウンタウンとの出会いや、伝説の深夜番組の裏話にオードリー2人も大興奮!

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3月31日(水)より水曜夜11時06分からに枠移動&拡大する当番組。深夜最後のゲストとなる今田は、オードリーにとって「学生時代からのレジェンド」。緊張のあまり本番直前に駆け込んだ"春日のトイレ待ち"により収録開始が遅れ、若林はイラッ!?

初MC番組で仁義なき抗争!?

オードリーにとって今田は、学生時代からの憧れであり、駆け出しの頃から「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)や「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)などのMCとしてお世話になっている存在。

若かりし頃は、「恥ずかしいくらいとんがってた」という今田。若林も、高校時代にテレビで今田を見ながら「めちゃくちゃ好きでしたけど、やっぱ怖かったですもん」と"尖りを"感じ取っていたという。実際、今田は後輩から怖がられていたそうで、後に「あの頃は怖かった」「仲良くなると、こんな間口広い人なんや」と言われたとか。

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最も尖りまくっていたのが、今田が26歳の時に東京で初MCを務めた「殿様のフェロモン」(フジテレビ系)。スタッフからは、今田と2人でMCを務める中山秀征のことを「秀ちゃん」と呼ぶように言われたものの、今田は頑なに「中山くん」と呼んでいたという。「あの頃の自分にビンタしたい」と恥じながらも、当時は「仲良くないじゃん」という思いから出来なかったのだそう。

というのも、当時のフジテレビはスタッフの派閥争いが激しく、「殿様のフェロモン」は様々な派閥が集まった争いの場で「バチバチやった」と今田。中山秀征に加え、ナインティナイン極楽とんぼら様々な別派閥からの出演が集う中、今田は「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系)班の代表として参加。スタッフから「油紙に包んだ何かを渡されたような気がした」と鉄砲玉としての役割を託されたと受け止め、共演者に対しても「2丁拳銃で狙ってるみたいな感じ」だったと全方向に敵意むき出しだったと振り返った。

ダウンタウンとの痛すぎる関係性!?

今田の笑いの原点の話題も。鑑別所のような厳しい全寮制の高校で大人への不信感が募り「スケールのものすごい小さい尾崎豊みたいな人間」になってしまっていたという今田。

疑心暗鬼の塊だった今田だが、夜間高校に通いながらバイトしていたラーメン屋で考え方が変わる。客がいない時は寝ている店長や個性的な店員たちを見て、「こんな大人が世の中にはおんねや」と、"大人"でひとくくりにするのではなく、「どんな大人なのか」を見るようになったのだという。

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また、悶々とした日々でも、「オレたちひょうきん族」を見れば楽しくなり、テレビに「この箱の中にすごい未来」を感じていた今田少年。そんなある日、人生を変える出会いが! 「お笑いスター誕生!!」(日本テレビ系)に出演していたダウンタウンの漫才「誘拐」を見て「観たことない漫才」と衝撃を受けた。その後、今田は吉本興業の養成所「NSC」に入学。ダウンタウンの漫才を見て「あのネタしてた人らや」とその時のことを思い出し、イスから笑い転げるほど爆笑したという。

その後、今田は、ダウンタウンMCの帯番組「4時ですよ〜だ」(毎日放送)にレギュラー出演。今田は22歳、ダウンタウンは24歳。この若さでダウンタウンはすでに完成していたそうで、今田は力及ばず、反省会では毎回「今日も今田あかんかったな」とダメ出しされたと振り返る。さらに、ダウンタウンが多忙で不在になると、浜田雅功との掛け合いで笑いを取っていた外国人から「ハマダ呼んで!」と言われ、不甲斐なさを痛感したという。

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ダウンタウンが東京進出する際には、「俺、イタイから、ダウンタウンさんって、俺含めた3人組やと思ってた」と当時の勘違いぶりを打ち明ける。当然、東京進出したのはダウンタウンのみで、大阪に残された今田は「4時ですよ〜だ」の後番組に抜擢されるかと思いきや、ハイヒールがMCとなり、仕事がゼロに。

今田は、誘われる形で低迷期だった吉本新喜劇に入団すると、その直後、キャンペーンやCMなどの影響で新喜劇ブームに。新喜劇に入らなければ芸人の本質に触れることもなかったとして、これまでの半生を「運のみ」としみじみ語った。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回3月30日(火)深夜1時35分からの放送は、今田耕司がゲストの後半戦。「M-1グランプリ」司会での秘めたる思いなど、熱いトークで火曜深夜のラストを飾る。

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