「毎回混ざった杉野遥亮くんが"生きてる~!"って叫びながら疾走するラストが好き!」「展開が読めなくてドキドキ!(岡山)天音くんに憑いてる生き霊が気になる(笑)」「最終回は三上さん(ムー編集長)登場だ!」など、SNSでも話題! ドラマ25「東京怪奇酒」が、いよいよ3月26日(金)深夜1時7分に最終回を迎える!
漫画家の清野とおるが、わざわざ心霊スポットに出向いて飲酒するという実体験を描いた「東京怪奇酒」(KADOKAWA刊)を実写化。ドラマでは、俳優・杉野(本人役)がビビりを克服してホラー映画の主演オファーを受けるため、ゲストから心霊話を聞き、怪奇酒を体験する。「テレ東プラス」では最終回を迎える前に、第5話「霊たちが密集するお笑い劇場」の内容をプレイバックする!
漫画家の清野とおるに勧められ、心霊現象が起きた場所で酒を飲み霊と向き合う行為「怪奇酒」を始めた人気俳優・杉野遥亮。回を重ねるごとに「ウヒョー!」と何とも言えぬ"混ざる"快感がクセになり、今では自ら怪談話を探すようになっていた。そんなある日、天候不良によりドラマの撮影が延期に。怪奇酒をする絶好のチャンスと目論む杉野は、ずっと連絡しようと思っていた"ある人物"に電話をかける。
「今日って少しだけお時間あったりしますか?...ありがとうございます! すぐ行きます。神様、仏様、清野様、怪奇酒様...美味しいお酒が飲める素敵なお話を私に恵んでください...」
「今さ、"怪奇酒様"って言ってたよね。今日やるの?」
祈りを捧げる杉野の前に現れたのは、共演者の岡山天音。
「それはまだ。これから話聞いてから」
「俺、ついてっていい?」
怪奇酒の魅力を聞いて以来、興味津々の岡山は「一人でやらなければ意味がない」という杉野に食い下がり、一緒に"ある人物"がいる場所へ向かう。
2人がやって来たのは、渋谷にある「ヨシモト∞ホール」。
「ここ? お笑い観に来たの?」
と不思議そうな岡山を横目に、杉野は通用口へと向かう。
「お久しぶりです。早かったですね!」
待っていたのは、稲川淳二に唯一認められた後継者、人気怪談家芸人・ありがとうぁみ。ぁみと杉野は、書籍の発売イベントで共演して以来、久しぶりの再会だった。
「最近怖い話を集めてて...。ぁみさんなら良い話たくさん知ってるかな? って...」
「怖い話、苦手でしたよね?」
「いろいろありまして...」
「最近杉野くん"怪奇酒"にハマってて、あっちの世界と混ざりまくってるんですよ」
と、横から岡山が口を挟む。
「怪奇酒? だったらこの劇場の話とかどうですか?」
「これ、まだテレビやイベントで喋ったことがない話なんですけど...」
ぁみが口にしたのは、稽古が終わった夜中の出来事。ぁみは翌日も朝早く劇場に入るため「帰らずここで寝てよう」と人気のない地下の舞台裏で眠っていた。すると、"タタタタッ"と駆け寄ってくる足音が聞こえ...
「僕の真横でピタっと止まったんですよ...」
その足音は再び来た道を駆けて行き、かと思えばまたぁみの真横に来て、戻って行ったという。2往復もしたのでスタッフが来たのかと思い、体を起こして足音がした方向へと向かったが、そこには誰の姿もなく、人の気配自体なかった。
「ただの勘違いかな?」
もう少し寝ようと振り返ったぁみが目にしたのは...
「角から、女が覗いてたんですよ」
さらに翌日。ステージでマイクの前に立ち、いつものように客席を見渡すぁみ。すると...
「あの女がいるんですよ」
夜中にこちらを覗いていた女が、客席からこちらをじーっと見つめていたという。
「その時、違和感に気づいたんですよね。女の体...後ろ姿なんですよ」
そして、突然杉野たちの前に現れたのは、生き霊が見えることでブレイク中の霊視芸人・シークエンスはやとも。
「舞台上にめっちゃ生き霊がいると思ったら、俳優さんがいたからなんですね!」
「えっ? はやもともさん、生き霊が見られるんですか?」
「はい! まぁでも2人(杉野と岡山)に憑いてるのは、若い女性のいい生き霊なので安心してもらって大丈夫です。大抵売れている芸能人には、いい生き霊がいっぱい憑いてますね」
と話すはやとも。
「ちなみに、僕ら何人ぐらいずつ憑いてるんですか?」
「広く300人くらいと、ガッツリ12人くらいです」
そんなはやともも、劇場の7階で霊を見たことがあるという。
「そこにいたのは生き霊じゃなくて、普通の霊でした」
はやともが見たのは、小学校低学年くらいの男の子の霊。リハーサル中に「遊ぼう! 遊ぼう!」と言いながら舞台上をバタバタと走り回りっていたという。
「どこから紛れ込んだんだろう? と思っていたら、急に舞台監督さんが『うるせぇな!』って怒鳴りだして...。そうしたら男の子は消えたんですけど、周りの芸人は『なんで急に怒鳴ったんだろう』とキョトンとしてましたね」
「じゃあその男の子が見えていたのは...」
「舞台監督さんと僕だけです」
「なんで劇場に男の子の霊がいたんですかね?」
「"いた"っていうか今も"いる"と思いますよ。僕、先週も見ましたもん。霊って、住み心地いいとしばらくそこに居付くものなんですよ」
(ますます期待が持てる...!)
さらに「僕も7階のロビーで女の子の霊を見ましたよ」と証言するのは、霊媒師の祖母を持つ沖縄の怪談芸人・スマイルシーサーのヤースー。ある日劇場に着くと、背後に嫌な気配を感じたと語り始める。
「振り向いたら、そこに中学生くらいの女の子が立ってて...」
胸の辺りまで伸びた黒髪、白いレースの服を着た女の子が...。
「ブツブツこっちに話しかけてくる感じだったので、ついてこられたら困るなぁと思って...」
急いで劇場に入ろうとするも、鍵が閉まっていて扉が開かなかったという。
「そしたら、その子が『アハハハ!』って。振り向いたら、もうそこには誰もいなくて...」
「こっわ...」
(なるほど。7階には消えた中学生の霊と走り回る男の子の霊、地下のホールには後ろ前逆の女の霊...。メインキャストの霊が揃う怪奇酒スポット! 今夜は絶対にここで飲むしかない)
怖がる岡山とは裏腹に、期待に胸を膨らませる杉野であった。
「夜中にお化けに会うために酒飲むって、相当ですね」
若干引き気味のぁみだったが、劇場で怪奇酒ができるように手配してくれた。
その日の深夜1時過ぎ。再び「ヨシモト∞ホール」に向かう杉野に同行する岡山。
「うわぁ雰囲気あるー! 昼間と全然雰囲気が違う。ねぇねぇ杉野くん、クーラーボックス持参なんだね!」
「...うん」
不服そうにクーラーボックスの中身を見せる杉野。
「さすが怪奇酒上級者! 今夜は混ざりまくるぜー!」
はしゃぐ岡山を振り切るように、7階へと向かう。
「やっぱ無理! 怪奇酒は一人で飲んでこそだから。俺はさっきぁみさんが言ってたところで飲んでくるから、天音くんは一人でどうぞ」
「...マジで?」
果たして、今宵2人はどんな怪奇酒を交わすのか!
現在この放送は、「ネットもテレ東」で、期間限定配信中です!
3月26日(金)深夜1時7分放送! ドラマ25「東京怪奇酒」第6話は...。
普通の怪奇酒では満たされなくなった杉野は、さらに強い刺激を求め、事故物件サイトの管理人「大島てる」のもとへ。そこで紹介されたのは"事故物件の聖地"ともいえる全階いわくつきのアパートだった。今までとは桁違いの霊の気配を感じ興奮する杉野。1階は殺人、2階は自殺した犯人が住んでおり、3階は友人同士の喧嘩からその片方が殺されたという。憑りつかれたように足を進める杉野が屋上へ辿り着くと...とんでもない景色をみることに...。
3月27日(土)夜6時からは、オンラインイベント「大島てる・ムー編集長のもっとヤバイ怪奇酒~心霊写真つき~」を開催。
出演:チャンス大城、吉田悠軌、松原タニシ、三上丈晴、大島てる
ゲスト出演:田中俊行、桜井館長
詳しくは公式サイトへ!