血まみれの松重、遠藤のタガログ語...今シーズンも腹筋崩壊!「バイプレイヤーズ」名シーンを振り返る!

公開: 更新: テレ東プラス

超主演級キャストから超曲者役者まで...ドラマと映画を合わせて総勢100名以上が出演!大好評放送中のドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」(毎週金深夜0時12分)。ドラマシリーズ第3弾となる今回の舞台は、昨今の社会情勢で、各局の連続ドラマや映画の撮影が一堂に会することになってしまった「バイプレウッド撮影所」。森に囲まれた巨大な撮影所で起きる"ありそうで絶対にありえない?"大騒動を、前代未聞のドラマとしてお届け。4月9日(金)には、いよいよ映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」が公開される!

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そしてドラマは、3月19日(金)第11話の放送を含め、残すところ2回となった!(涙) 果たして、クラウドファンディングで資金集めに成功した任侠映画「アウトローの森」の制作はどうなるのか?

【第11話 あらすじ】
バイプレウッドでは自主映画「アウトローの森」の撮影に向けて動き出していた。そんな矢先、原作の権利が海外の会社「アマゾネックス」に渡っていることが発覚...撮影中止の危機に追い込まれる。企画を売ったのは誰なのか...?田口トモロヲ松重豊光石研遠藤憲一は撮影再開のため奔走し、あるアイデアを思いつくが...。そんな中、まさかの"あの人"登場で、衝撃の結末を迎えることに!?

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そこで「テレ東プラス」では、「バイプレ」元祖4人・田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一のキュートなシーンをクローズアップ!

遠藤フィリピンに行く!

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【第1話】ナレーションブースでの仕事を終えた元祖4人。終わるや否や、フィリピンのガイドブックを取り出し、ニヤニヤしながら読みふける遠藤。なんと遠藤、フィリピンを足がかりに海外進出するつもりだという!

「仕事中に遊びのことを考えている人がここにいまーす! 通報しまーす!」
マイクに向かって叫び、すかさず遠藤をイジる田口。

「いや遊びじゃないって! ほら俺、何度かフィリピンで仕事してるじゃん! フィリピンが性に合うっていうかさ...フィリピンを足がかりに海外進出していこうかなーと思って...」無邪気ににやける遠藤。

「フィリピンを足掛かりになんて聞いたことがないですけど!」(松重)

「絶対遊びでしょ? 顔がにやけてるもん」(光石)

テンポよく、あうんの呼吸でツッコミを入れる面々。

こうしてブース内では、仲良しおじさんたちのたわいもないやりとりが続くのだった...。世の女性は、いつだってこんな男子(?)のわちゃちゃに心をくすぐられる♡

血まみれの松重

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【第1話】主役が突然降板してしまった7チャンの刑事ドラマ「チーム7」。大混乱の現場を抜け出したゲストの濱田岳が迷い込んだのは、なんと任侠映画「アウトローの森」の撮影現場! しかも銃撃シーンの真っ最中で、濱田は大事なシーンをおジャンにしてしまう。

血糊で血まみれになった松重は「これもう1回やるの? (濱田をCGで)消せない?」と監督に若干無理めなおねだりをw。浮かない表情の濱田の隣に腰を下ろした松重は「役者の面白さや素晴らしさ」についてこんこんと説いて見せるが...その顔はもちろん血まみれだ。

「見てて思うけどさ...役者って面白いよね? 我儘な人もいれば気配りの塊のような人もいるし、ベテランなのに子どもみたいなのもいれば、若いのにお前みたいに度胸のあるやつもいるだろ? そんなバラバラなみんなが、ひとつの作品を作るためにぶつかり合ってく...みんな根っこは同じなんだよね。若手もベテランも、主役も脇役も...みんな作品を愛する現場の仲間なんだよ...」

松重の眼差しの向こうには、同じく血まみれになりながらも演技論に花を咲かせる田口、光石、遠藤の姿が。「どうしても今日中にフィリピンに行く!」と駄々をこねる遠藤も愛らしいが、「遠藤さん、なにぃ~」と優しくなだめる松重にもキュン死。

役者が落とし穴を掘る意義?

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【第2話】6チャンの銀行ドラマ「大合併」に主演するも、決めゼリフがなかなかバズらない向井理。落ち込む向井が柄本時生に誘われて森に入ると、なぜか泥だらけになって巨大な落とし穴を掘る田口と光石に遭遇する。

「向井くんも掘る? 人が落ちると元気出るよ~ダハハハハハ」と、落とし穴を掘る意義を100%の笑顔で伝える2人。自分たちが出演する「アウトローの森」の撮影が資金繰りで中断しそうなのに、なんというポジティブ! さすが余裕のベテランバイプレイヤーだ。
その後は、向井の決めゼリフの相談に応じる光石だったが、どこかピンと来てない様子。

「決めゼリフってやっぱり主役のもんじゃない? 俺あんまり言ったことないから...」

癒しの笑顔で自虐が炸裂w。田口&光石は掘った落とし穴に向かって、向井とさまざまな決めゼリフを叫びまくるのだった。

松重&光石の博多弁

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【第4話】ドキュメンタリー番組のナレーション撮りを終えた光石は、感動の末にメガネをはずして号泣。ブースの外で待っていた松重とたわいもない雑談を繰り広げる。

「あれ、同じ店?」
「いや...あっ、そうやったかいな?」
「違う店?」
「いや、ちとわからん!」

松重、光石は共に福岡県出身! ゆえに2人の間で飛び交うのは常に博多弁だ。一気に親近感が増す癒しの光景は、もはや「バイプレイヤーズ」名物といっても過言ではない。シーズン1の第1話で繰り広げられた役所広司と光石の方言の掛け合いも「萌え死ぬ!」と話題に。

僕は死にまシェン!

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【第7話】有言実行でフィリピンへと旅立った遠藤。だが、国際俳優どころかYouTube撮影のかたわら店での労働を強いられるなど、どこか違った方向へと向かっていた。そんなある日、フィリピンで車の前に飛び出した遠藤は、タガログ語で...

「僕は死にまシェン! あなたが好きだかラ! 僕は死にまシェン!」

と叫ぶ。そう! 遠藤はどこか見覚えのある"あの大ヒットドラマ"を演じさせられていたのだ。とてつもない眼力でカメラを見つめては、呪文のように

「僕は死にまシェン! あなたが好きだかラ! 僕は死にまシェン!......」とセクシーに迫りくる遠藤。

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そして第10話で遠藤は、またもやどこかで見覚えのある名ゼリフ「セックスしよう!」をタガログ語で連呼させられていた。滑稽だがなぜか胸を打つ...ネット上でも「腹筋痛い」「フィリピンでのエンケンさんの行動がすべてツボ。縦軸最高!」との声が。初回の"フィリピン"からちょいちょい変化しているTシャツも気になる。

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作品を縫った時の対処法

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【第9話】田口は夜の撮影所で、大河ドラマ「宮本武蔵」と7チャンの「刑事曲者」の二刀流がうまくいかず、芝居ができなくなった岡山天音に遭遇する。複数の撮影が重なる状況をいかにして乗り越えるか...田口にアドバイスを求める岡山だが...。

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「田口さんも、いっぱい作品縫ってる(※作品を掛け持ちすること)時、ありますよね?」

「あーやっぱりやりたくないよね。縫うのは」

「えっ! そうなんですか?」

「でも、必要とされるには嬉しいからやるしかないかって...」

「うまく乗り切る方法とかあったんですか?」

「なぁぁぁぁぁぁんも考えないことかな? まっ、天音くんなりにガンバ!」

多くを語らず笑いを交えながらガンバポーズを決める田口に♡ 撮影所をバックに体育座りで語り合う2人のシルエットもステキ◎。

以上、第10話までを振り返り、元祖4人のグッときたシーンをクローズアップしてみました。残すところわずか! まだまだ何か起こりそうな「バイプレウッド撮影所」から、一瞬たりとも目が離せません!

3月19日(金)深夜0時12分放送! ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」をどうぞお見逃しなく!

(文/水野春奈)

現在、第10話を「ネットもテレ東」で期間限定配信中です!

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