令和のダークヒーロー!? 匿名の正義で悪に制裁を下す「アノニマス」の正体が明らかに!:アノニマス

公開: 更新: テレ東プラス

「警察という腐敗した組織に正義の鉄槌を下す時が来ました」

匿名で警察内部情報を投稿する「アノニマス」の最終ターゲットは「警察」だった。隠された"悪"を暴き制裁を下すアノニマスは、令和のダークヒーロー的な存在となっていた。

香取慎吾主演、SNSでの誹謗中傷をテーマにしたクライムサスペンス「アノニマス~警視庁"指殺人"対策室」(毎週月曜10時放送)。第7話では、ついにアノニマスの正体が明らかに。SNS上ではアノニマスの予想が繰り広げられ、正体判明の瞬間、さらにそこからのどんでん返しにより盛り上がりも最高潮に。#アノニマス が、Twitterのトレンドワード1位となった。

ここで第7話を振り返る。

第7話「アノニマスの正体」

≪事件概要≫
「告発します。パワハラによる自殺がありました」 ネット上での告発により、大手食品会社「カバヤマフーズ」はブラック企業だと誹謗中傷された上、何者かにより爆破予告を受ける。爆弾は発見されず単なる脅しだったと判明するが、この事件の裏にはアノニマスがいた。

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インターネット犯罪を扱う警視庁生活安全課「指殺人対策室」=通称・指対(ゆびたい)。メンバーは、事なかれ主義の室長の越谷真二郎(勝村政信)、新人刑事の碓氷咲良(関水渚)、デジタル担当の四宮純一(清水尋也)、情報収集のプロ菅沼凛々子(MEGUMI)、そして捜査一課から左遷されてきた万丞渉(香取慎吾)。

捜査により、大手食品会社「カバヤマフーズ」にSNSで爆破予告をしたのは、小柳祐平(塩野瑛久)という大学生だとわかる。

「裏K察のアノニマス、マジ神っすよ」

小柳は、ネット掲示板「裏K察」に書き込まれた"社員がパワハラによって自殺した"という「アノニマス」による告発を信じ、ゆがんだ正義感で犯行に及んだのだった。

このところアノニマスの活動はますます活発化していた。世の中に隠されている"悪"を次々とネット上で告発し、令和のダークヒーロー、ネット版「ダークナイト」ともいえる存在に。しかし、アノニマスに刺激されて悪を成敗するという世間の風潮に、万丞は憤る。

「正義を気取った勘違い野郎でしょう」

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まもなく「裏K察」に、パワハラの事実ともみ消しの強要を訴える、カバヤマフーズの社員による内部告発が書き込まれる。ネットは大炎上し、カバヤマフーズの社長が謝罪する事態に。アノニマスの投稿が内部告発の勇気を与えたと、ネット上で大絶賛。指対メンバーは、世の中の"私的制裁を許す空気"に危機感を覚える。

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そんな中、アノニマスが次のターゲットを予告する動画を配信。

「警察という腐敗した組織に正義の鉄槌を下す時が来ました」

最終ターゲットは警察だった!

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警察に対する世間の批判は高まり、城ヶ崎刑事部長(高橋克実)に呼び出された越谷と万丞は、アノニマスを捕まえなければ指対を潰すと告げられる。

さらにアノニマスによる警察への攻撃は続く。

「警察による信じがたい不正をここに告発します。それは、殺人犯の捏造」

万丞にとっても忘れ難い事件。その真相を暴くことが、アノニマスの目的だった。

2年前、闇金融の社長が路上で刺殺された。犯人として逮捕されたのは、この闇金で多額の金を借りていたフリーライター・沢登一(水間ロン)。沢登は自供し、物証も挙がっていたものの拘留中に自殺。被疑者死亡で事件は解決したはずだった。

しかし、アノニマスは事件当時から、殺された社長の元部下・山室康介が真犯人だという情報を流していた。その情報を信じたのが、倉木(シム・ウンギョン)。万丞は彼女からアノニマスからの情報について相談されていたが相手にせず、突き放した。その結果、倉木が1人で山室を追い、撃ち合いに。彼女は命こそ取りとめたものの、心神喪失状態になってしまった。以来、万丞はアノニマスを追い続けてきた。

「俺は倉木にガセネタを教えたアノニマスが許せないと思っていた。不正に警察が証拠を捏造していたなら、その前提が崩れる......」

がく然とする万丞。

「本当に正しいのは警察じゃなく、アノニマスなのか?」

アノニマスの正体を暴くには、2年前の事件をすべて洗い直さなければならない。万丞は、指対メンバーに協力を求め、全員で再捜査を開始する。

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当時から山室が真犯人ではないかと疑っていたのは、羽鳥賢三(山本耕史)だった。しかし、上層部の圧力で山室の線は消され、沢登が犯人として逮捕され捜査は終了した。この件について万丞から追及された羽鳥は、本音を口にする。

「俺の勘では、山室はクロだ」

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2年前の事件直後の現場付近を映した映像が見つかり、これを機に山室が事件現場にいたことが判明。やはり、アノニマスは正しかったのだ。

"アノニマスの主張が正しかった"ことを前提に捜査を進める万丞は、ある人物にたどり着く。ついにアノニマスと対峙。

「私は、この日を待っていました」

アノニマスの正体、そして衝撃の告白とは!?
しかし、やっと突き止めた真相の先には、万丞、そして指対メンバーを絶望させるあるどんでん返しが待っていた。

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また、「Paravi」では、「アノニマス」の知られざる舞台裏を描いたオリジナルストーリー「アノニマチュ!~恋の指相撲対策室~」を独占配信中。

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次回3月15日(月)夜10時放送の「アノニマス~警視庁"指殺人"対策室」最終回は、指対VSアノニマスの最終決戦! 匿名の正義が生む殺人の連鎖を止めることはできるのか!?

第8話(最終回)
万丞渉(香取慎吾)の元相棒・倉木セナ(シム・ウンギョン)が凶弾に倒れた2年前の事件の真相、そしてアノニマスの正体に辿り着いた指対メンバーたち。だが、警察の信用を失墜させ、集合知による正義の執行を唱えるアノニマスの暴走は歯止めが効かない。ネット民だけでなく世論までもがアノニマスの支持を始める中、暴走阻止のキーパーソン・城ヶ崎刑事部長(高橋克実)までもが行方をくらまし...。対アノニマス最後の闘いが始まる!

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